ロケット三麻🚀攻略note
最近話題のロケット三麻をご存じでしょうか?
都内某所(新橋&渋谷)の某店で打てる一局戦の三人麻雀です。シンプルなルールに加え、一局戦ルールなのでフラッと立ち寄りすぐに打ててすぐにやめられるので喫茶店感覚で楽しめます
今回はそんなロケット三麻の紹介と考察を書いていきたいと思います。
ルール
東天紅と全赤三麻を混ぜたようで、実はほぼ東天紅ルールの麻雀になります。
ツモれば他家の2人から出上がりと同じだけの点数を獲得出来るので、めちゃくちゃにインファイトな三麻になります。
一局戦なので半荘戦のような区切りがありません。和了った人が次の局の親をやり、常に東場になります。
・抜きドラ
東天紅と違い、ガリはありません。
華牌が抜きドラになっており1翻upです。
4枚抜くとその時点で10点オールになります。
・点数計算
まず普通の三麻と同じように翻数を計算し、その点数を1/1000したものがベースの点数になります(子の満貫なら8点、親の倍満なら24点)
これに以下のような一発や特殊牌などによる点数を加えたものが和了点になります。
[5点]
本場 一発 裏 金5s5p華 白ポッチ
[20点]
数え役満 ロケットパール5s5p
(以後RPと略します)
[40点]
本役満
例:子 0本場
リーチ一発ツモタンヤオ平和ロケット5p 金華
これだと、まずベースの点数が7翻なので12点
一発と金華が5点ずつ
ロケットパール5pが20点
12+5+5+20=42点オール!!
押し引き
・基本は当然押し
ツモられても放銃しても失点が変わらないので、当然基本的に押して押して押しまくるルールになってます。
ベースの点数が翻数によって決まるのでツモられるとまず1翻upですし、華や金華を抜かれたり、ポッチをツモられたりすれば放銃したほうが安かったなんてことはザラにあります。ひよって三暗刻や四暗刻をツモられると目も当てられません。
【以後データの値は三麻データ本を元に数字を調整し、計算したものになってます。異なったルールの数値を元に計算しているので精度については怪しいですが、ルールに打ちなれたメンバーによって妥当性のチェックを行っております。参考程度に使っていただければ幸いです】
・序盤の被リーチにどこまで押せるか
まずこのルールの押し引きを考えるときに最も重要なことが2つあります。
自分の和了点
リーチ受け、もう一人が押しているかどうか?
この2つがロケット三麻の押し引きを全て決めると言っても過言ではないくらい重要なのでこれだけ意識しましょう。
押した方がいい、ということはなんとなく誰しもがわかると思いますが、実際にどこまでめちゃくちゃにゼンツすればいいの?って人がほとんどだと思います。
[リーチ受け、もう一人が守備型の場合]
もう一人が降りたり回っていたり、守備型の場合で自分がベタオリしても横移動率が25%程度だとします。
自分の手が安くても、もう一人が守備的な場合だと押すのに必要な和了率が9.1%ですみます。愚形があっても2向聴くらいから無筋をきっていける程度でしょうか?実戦では和了率をさほど落とさない牌であれば回りつつあがりに向かい、使えない数牌はラフに押すといった立ち回りになりそうです。
自分の手が高い場合は当然ながら必要な和了率が低くても大丈夫です。
必要和了率が2.4%でいいということは、愚形があってもほとんどどこからでも押していってよさそうです。感覚的にもロケットパール牌(RP)を2つ持っていればゼンツできそうです。
[リーチ受け、もう一人がかなり押してる場合]
もう一人が押している場合、自分がベタオリしたとして横移動率が45%程度だと仮定します。
自分の手が安い場合、必要な和了率が30.5%もあります。これはもうひとり押してる中、自分が聴牌し和了しないといけないことを考えると良形確定の1向聴くらいないと無筋は押せなそうです。
自分が高い手であれば、もう一人が押していようが必要和了率が10.1%程度しかないです。遠いところからは押せませんが、ターツが揃ってさえいれば、あまり気にせず押していけそうです。
・終盤の被リーチにどこまで押せるか
巡目が深いとツモられ損なルールとはいえ流局も見えてくるので、降りの選択肢も入ってきます。15巡目ともなれば自分がベタオリすれば40%程度は流局すると考えられます。今回は流局率45%、ベタオリ時横移動率15%で考えていきます。
[自分の手が安い場合]
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