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家庭菜園の記録②ポテトバッグでの失敗?


今年の頭にデビューした家庭菜園の記録の続きです。ポテトバッグのジャガイモあれこれが今回のテーマです。

前回は梅・オリーブ・ミニバラと大葉について書きました↓


ホームセンターで発見した、じゃがいもを小スペースでも育てることができる便利グッズことポテトバッグ。お試しで買ってみました。
簡単に育てられるよ!という触れ込みだったので挑戦してみたわけです。

ポテトバッグはこちら↓ 種芋はリンク先とは別のものを買いました。



バッグの裏側に説明書きがあるので、それを見ながら種芋の植え付け作業をしました。

はじめにバッグから土をいくらか出して、袋の下部に通気用の穴を空け、種イモ2個を植え付けて土を被せます。その後は土が乾くのを見はからって、定期的に水をやっていけば収穫できるそうです。

ちなみに、ポテトバッグに入っている土にはすでに肥料成分が含まれているので、追肥の必要はないとのこと。これはお手軽〜!

植え付けは3月上旬に行いました。


1カ月もしないうちに発芽し、しっかり葉が出てきたあたりで芽かき(間引き)をします。ちょっと欲張って、4株残してしまいました。

間引き前はもさもさでした。



その数日後。どこから湧いたのか、葉に大量のアブラムシが発生!!
アブラムシを駆除して、無農薬スプレーを何度か噴射しました。でもまたその数日後、数は減ったとはいえアブラムシが見つかり、再び駆除祭り……。このアブラムシ駆除祭りは何度か繰り返すことになりました。

水やりは、バッグを持ち上げたときの重さを頼りに行いました。土が渇いていると、ビックリするくらい軽く持ち上がるんです。
気温が高くなってくるにつれて水やりの頻度は上がりますが、毎日あげなくても大丈夫でした。

そんなこんなで、水やりとアブラムシとの定期戦を経て、葉や茎がしおれだしたころに収穫です。ポテトバッグの説明書には、葉が7~8割黄色く枯れた頃に収穫とありました。

気づいたら7~8割どころではなくなっていました!


種芋の植え付けを行ってから3カ月、ドキドキの収穫タイムです。ちなみにこの土は、燃えるゴミで捨てることが可能だそう。そこも便利ですよね!
※自治体によってはそうでない場合もあるようなのでご注意ください。

ゴミ袋を広げ、その上にポテトバッグを置いて土をかき出していきます。

ジャガイモが見えてきました!


もう少しかき出してみます↓


しおしおの種芋も見えてきました。お疲れ様でした。


ではでは、収穫したジャガイモをご覧いただきましょうか↓


・・・。


正直な感想は、「想像よりもだいぶ少ない」でした。


ジャガイモの脇にサイズ比較できるものを置き忘れましたが、左上3つがそら豆くらいの大きさです。全体的にちまっとしたサイズ感。

3カ月楽しみにしていたポテトバッグ、期待が大きすぎてしまったのかもしれません。手軽さにかまけていたくせにね……。
農業を分かっていない人間の見通しの甘さを思い知りました。農家さん、ホントにすごいです。

ほかの人はどうなのか気になってYouTubeを見てみたら、我が家と同じように「えっ、これだけ?!」現象が起きている人たちがいました。しかし、ちょっと安心したのも束の間、がっつり収穫できている人を発見。ぐぬぬとしか言えません。ぐぬぬ。

その方はさすがにジャガイモ栽培初心者ではないそうで、しっかりポイントを解説してくれていました。動画をサラッと見ただけでも、

・種芋の植え付け前に行う、種芋の芽出し忘れ
・種芋の植え付け方ミス(浅い位置&バッグの中心付近に植えてしまった)
・芽かきの甘さ(4株残すのは欲張りすぎたかも)

などを犯していたことが分かり、撃沈。

事前にもっと下調べをしておけば違っていたかもと思うと、ちょっと悔しいです。でも、失敗をするということも貴重な経験。人間は失敗から学ぶ生き物といいますし。

失敗は堆肥にして、
次の栽培に活かしましょう。


気を取り直して、収穫したジャガイモは、すべてカレー(5食分)に転身しました。小ぶりでもジャガイモの味自体はしっかりしつつ、ポクポクもしておらず、美味しくいただけました。

何のひねりもないド定番カレー


というわけで総評…

金額的に元は取れなかったけれど、ちょっとオモロい経験と学び、おいしいカレーを食すことができてよかったです!


◆参考になった動画

こんなに大玉がごろごろはすごい!脱帽でした。



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