こぶた日記 2023/07/07

今日の寄り道は月光荘にしようと決めた。

閉店時間が18時なので仕事が終わってからあまり時間がなく、しかも方向音痴なので辿り着いても閉店までに間に合わないかもしれない。でも私の脚力に期待して、急ぎ足でお店に向かった。

迷うと分かっていても地図はちゃんと読まない。目印になる建物を2つだけ頭に入れていったのだが、2つめの建物からどちらに曲がるのかを確認していないので案の定迷った。時間もないので、お洒落そうな店の入り口で客を見送った店員の女性に聞いたらあそこだと指差すので、何とか辿り着けた。

ちなみに銀座の有名な並木通りを歩いていったのだが、高級クラブ(多分)の女性と思われる華やかな人たちをちらほら見かけた。銀座へは伊東屋やデパートで買い物をする時に行くけれど、並木通りは空気が違ってちょっとわくわくした。

月光荘では鉛筆や色鉛筆、小さめのスケッチブック、木炭などを購入して満足。お店の人が、少し離れた別館で展示を開催中だと教えてくれたのでそちらにも行ってみた。

イラストレーターの三人展で、猫と女性のイラストが気に入った。家に飾る良い場所がなさそうなので原画は買わなかったけれど、ポストカードを何枚か購入した。イラストレーターの女性ご本人が話しかけてくれて、図々しくもサインをお願いした後、彼女が飼っている猫などについて話をさせてもらって楽しかった。全然知らない人と少し長めに話をするのって在宅勤務になってからほとんどなかったから、楽しかったし、嬉しかった。いつか原画を買ってみたいなぁ。

その足で商業施設のフリースペースに向かい、買っておいたあんみつを食べて、買ったばかりの月光荘の画材で先日海に行った時に食べたケーキを描いてみた。木炭で描いたことがないし、技量もないのだけれど、載せてしまおう…

知っている場所でもいつもと違うところに行くと、普段とは異なる空気や人に出会える。こういうちょっとしたことも旅なのかもしれない。また記憶が増えた。

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