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私の中にあった“ 当たり前のあり方 ”を手放した話(育児の話)

「〇〇くんはおうち帰って、これからEテレタイムかな?」
ニコニコしながら言う保育園の先生に
「Eテレ、見せてないんです…。見れないんです。」
と困り顔でほほえんで驚かれたのは、息子が2歳児クラスの時だった。

車椅子ユーザーの夫と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたですどーも。


そういうものだと思っていた

私もEテレを見て育ち、
もちろん自分も子どもにEテレを見せるのだろうと信じて疑わなかった。

赤ちゃんの時は時々一緒に見ては
「ほら、あれムテ吉だって。ラーテルってなんだろう?」
と、従兄のお古で貰ったムテ吉のリュックサックを見せながら話しかけたりもした。

ちょうどキャラクターが変わる頃で、
ロボットと狼と犬か何かが出始めて
「やっぱりじゃじゃ丸・ピッコロ・ぽろりが一番好きだなぁ。
   でも〇〇くんはこのキャラ世代で育つのか~」
そう思った。

他のママがするように
夕方、Eテレをつけて夕食を作った。


合わなかったEテレ

そのうち、Eテレを見せると
番組によっては泣いて怖がったり、
それでもテレビにかじりついて離れず
おむつも替えさせてくれない、呼んでもご飯にも来ない
これする時間だから消すよ?チャンネル変えるよ?と途中で切ろうとすると
泣いて暴れるようになった。

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