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マッシミリアーノアンベージ沼|フィギュアスケート

マッシミリアーノ アンベージさんは、ヨーロッパのスポーツ専門放送局で
あるユーロスポーツの実況解説をされているイタリア人です。

2023イタリアナショナル

ISU Youtubeで解説をされているテッドさんやマークさんと違い
元フィギュアスケート選手ではありませんが、フィギュアスケートだけではなくさまざまな冬季スポーツの報道に関わってこられました。

マッシミリアーノさんがレジェンド羽生推し、ということはよく知られた話です。

羽生さんのプロ転向後も、試合の解説の中で1回くらいは羽生さんの話に
触れることは普通です。

例えば、オーサーコーチを見れば「羽生の元コーチ」
ボーヤンジンを見れば「ボーヤン⇒四回転ルッツ⇒羽生も跳んだ」
選手同士が接触しそうな場面を見れば「接触⇒中国杯の羽生は~」
てな具合です。

私はこの現象を「エンドレス連想羽生ゲーム」と呼称しています。

そんなマッシミリアーノさんですが、イタリア人ですので当然イタリア人の選手も全力応援しています。

昨年の世界選手権ではイタリアのララナキグットマン選手(女子シングル)がフリーで好演技をしたのですが、演技構成点が思ったほどのびず、
「この点数はひどい」と解説しながら大憤慨。

グットマン選手のあとはルーマニアのサウター選手が演技したのですが、
そのルーマニア選手の演技のあとも、さっきのイタリアの選手の話の続きを
していました。
ちょっ今のルーマニアの選手の解説は?と突っ込みどころ満載ですが、
そんなこと本人気にしないノンチェプロブレーマ(no ploblrem)。

クセ強めの解説、というとマッチ―もいい意味で空気読まない忖度しない系で、万人受けではないでしょうけど支持されていると思います。

マッチ―の解説は、薄暗い地下のエノテカでヴィンテージワインの品評をしている雰囲気、そうあのソフトな語り口で。
対しマッシミリアーノさんの場合は、やたらフィギュアに詳しいおっさんが串カツでも食いながら熱弁をふるう、カジュアルな光景が浮かびます。

無難でソツのない解説とは対極に鎮座するマッシミリアーノ解説。
一度ハマると他の人では物足りなくなってしまう、「マッシミリアーノ沼」のお話でした。



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