古い家のいい所
私が住んでいる家は築100年近い。
古いけれど、とても住みやすい。
唯一、残念なところはありとあらゆる箇所が隙間だらけという点。ほとんどの襖やドアの建て付けが悪くなっている。隙間テープを使ってもカバーできないくらいのレベル。
「これも趣があって良き!!」
と思いつつも、
当然エアコンの効きが悪い。
夏は暑く、冬は寒い。
今の時期は、西陽が当たると室温は27.8度くらいまで上昇する。かなり堪えるが、
「これも趣があって良き!!」
と自分に言い聞かせながら、
氷入りの麦茶をガブ飲みしてやり過ごしている。
今住んでいる家は生前、祖父母が暮らしていた家。幼い頃、毎日過ごしていた家でもあるのでとても愛着がある。
この家へ引っ越すにあたり、すべての障子を張り替え、必要なところには新たにカーテンレールを取り付けるなどなどいろいろと手を加えた。キッチンのリフォーム以外はすべてDIY。時間も費用もかなりかかったけれど、当然、新築に比べれば全く。
しかも、自分たちの「居場所」を自分たちの好きなようにリユース、リメイクできるのは最高だ。
自分たちが毎日暮らす「居場所」。
それを自ら選択することができること。
自分の「居場所」に「居心地のよさ」は必要不可欠と感じ、それを自ら作れること。
当たり前のようで当たり前ではない。
それがどれだけ幸せなことか…
最近、そんなことをよく思います。
さて、デンジャーくん(仮名)にお手お手攻撃でビリビリにされた障子を貼り直すとしますかっ!
では、また。
soa
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