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ゆるく確かなつながり

新しい年を迎えましたね。いつも読んでくださっている方、たまたま読んだ方、初めての方、本年もどうぞよろしくお願いします。

私が紙の新聞を家で読むのは土日の休みだけで、近くのコンビニに行って、土曜日は日経、日曜日は一面を見て、気になる記事が載っているものを買うことにしています。

たまたまこの土曜日は日経が売り切れだったこともあり、土日とも朝日新聞を読んだのですが、別の記事で違う方が似たようなことを書いておられ、それがとても自分の今の気分や考えと合っていました。もしかすると共感してくださる方が多いかもと思い、ご紹介します。

それは、
1月7日、連載「ともしび わたしのよりどころ」、石田光規さんの「「弱いつながり」だからこそ必要」
1月8日文化欄、連載「地図を広げて」、稲垣吾郎さんの「適度に離れ たまに会う幸せ」
という二つの記事です。

ゆるく確かなつながり、というのがとても大切だと、最近すごく感じます。
石川さんの記事にも出てくる「弱い紐帯(ちゅうたい)」というのは、キャリアコンサルティングの世界でもよく知られている、グラノヴェッターの「弱い紐帯の強み」という言葉のことだと思います。

つながっていないと不安で孤独だけど、
つながりすぎもしんどい、重荷に感じる。

だから、なにかいいこと、またはよくないことがあったとき、何か助けがほしいとき、
このことはあの人と話したい、あの人ならわかってくれる、というつながり。

毎日顔をつきあわせるようなつきあいではなく、1年2年と会っていなくてもそういう時に声を掛けたらすぐ反応してくれる。
そしてとても重要な情報をくれたり、大事なことばをもらえたりする。
私はそういうつながりにとても救われているし、得難い縁を感じます。

私だけでなく、そういうつながりが大切と思う人が多い時代なのかもしれないと感じました。
(家族はそれができないからつらい面がありますね)

そして、ゆるく確かなつながりを持つためには、経済的にも、精神的にも、個人として立っていられることがまず大前提。

誰もがそうなれるために、自分ができることを今年もひとつずつ積み重ねていこうと思っています。


※私のnote記事の見出し画像は、みんなのフォトギャラリーよりお借りしております。いつもありがとうございます。

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