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東京都道・埼玉県道36号 保谷志木線

2021/03/06
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東京都西東京市

旧・埼玉県新座郡保谷村

西東京市(旧・保谷市)の保谷小前交差点からスタート。横を東大泉田無線(東京r233)が貫く。
東京都道なのであまり都道アピールはしてこない。
住宅地。交通量の割に道がショボいので歩きやすい道ではない。
交差点左がひばりケ丘停車場線(東京r112)の支線。青看も一切ないので不安になる。
又六石仏群は交差点の名前にもなり解説も置かれ存在感を放っていた。
踏切で西武池袋線を渡る。保谷〜ひばりケ丘間。
とても主要地方道同士の交差点とは思えない名も無き交差点で飯田橋石神井新座線(r25)と交差。ここからr25の終点まで重複していく。

埼玉県新座市

旧・片山村

r25と重複したまま埼玉県新座市(旧・片山村)へ。東京都道区間はこれで終了。
栗原交差点。25号の終点であるため、ここで重複が終わる。左右は練馬所沢線(r24)
八石小学校。かつての小字が小学校名に使用されている。所在地は野寺2丁目だが、栗原村の飛び地だったらしい。
片山交差点。ここで交差する産業道路の通称を持つこの道路はだいたい新座市内を縦に県道40号〜都道24号を結んでいる。
関越自動車道と立体交差。すぐ北に新座料金所、遠く離れた反対側に大泉JCTがある。
黒目川を渡る。橋名はシンプルに「大橋」。規模の割には透き通った綺麗な川である。
みんなの力で大江戸線を新座市へ伸ばそうとしているらしい。
水道道路はこの西側にある道路。朝霞浄水場と東村山浄水場を結ぶ水道管が埋設されている。この県道とは朝霞市で合流する。
供養塔。文化元年(1804年)のもの。「武蔵國新座郡下片山村民等謹建」下片山村は町村制施行前の1875年、合併により片山村となっている。
榎木ガードで川越街道の国道254号と立体交差。デカいホテルが聳え立っている。

朝霞市

旧・膝折村

朝霞市へ。旧・膝折村。
市境付近は狭い坂道カーブありの非常に歩きにくい道になっている。
旧国道254号の新座和光線(r109)と一時重複、膝折町4丁目交差点で分かれる。
次の市境までほぼ直線。模範的ロードサイドっぽい街並みだが工業系の建物が多く飲食関係は少ない印象。
泉水3丁目で水道道路と合流。
JR武蔵野線の下を通る。北朝霞〜新座間だがどちらもけっこう遠い。
武蔵野線の下は道になっている。夜は怖そうだが昼なので普通に人が歩いていた。
写真の管理表示に書かれている数字は「50」。現在のr50はこことは全く違うところにあるので、90年代初期の県道再編以前のものと考えられる。
志木陸橋(南)交差点でさいたま東村山線(r40)と重複開始。重複区間は意外と長く、志木市東部の中宗岡一丁目まで続く。

新座市

旧・大和田町

新座市、旧・大和田町に入る。一瞬で終わる区間だがちゃんと看板が立っている。
志木陸橋からは東武東上線・志木駅を見下ろすことができる。駅舎移設で新座市に移ったため名前は微妙に正しくない。反対側には朝霞台駅がある。

志木市

旧・志木町

志木市へ。町村制施行時は志木町。
東側には慶應義塾志木高校があり、この区間には慶応通りの通称がある。
慶應がそうさせるのか元々そうなのかは知らんが割と洒落ているので私は場違い感があった。
昭和新道交差点で左折、昭和新道の通称を持つ区間に入る。右折すると和光志木線(r112)。
その後すぐの本町3丁目交差点で右折、本町通りの通称を持つ区間へ。左折方向には志木停車場線(r244)、志木駅がある。
志木駅から市役所まで一直線に結ぶ道路だけあって綺麗かつ賑わっている。
この付近には歴史的な遺構も多く残り、紹介されている。
市場坂上交差点で川越新座線(r113)と合流。ここからこの県道の終点まで重複する。
ジオラマも設置されている。

旧・入間郡宗岡村

柳瀬川を栄橋で渡る。今は水量少なめ。ここから旧・宗岡村。
志木市役所前交差点でふじみ野朝霞線(r266)と交差。r266はここから昭和新道交差点までこの県道と、そこから朝霞市浜崎三丁目までr112と重複するため、なかなか単独区間にならない。
その後いろは橋で新河岸川を渡る。
柳瀬川との合流点近くにあるはずの志木市役所は建て替え中。
左岸には氾濫も多かった新河岸川との格闘の歴史を伝えるものが色々とまとめられている。
中宗岡1丁目交差点で左折しようやくr40と分かれる。終点も近い。
宗岡の街並み。1944年まで入間郡だった。小さくて可愛らしい神社がある。
R254の和光富士見バイパス建設中。この辺りは静かだったが騒がしくなるのだろうか。
上宗岡5丁目交差点で宗岡さいたま線(r215、宗岡与野線だったらしいが行政のゴリ押しによりひらがなになってしまった。わざわざこんな地味な県道まで変えないでほしい)と合流。青看は反対側にしかなく、こちら側にはソトバが置かれている。
上宗岡2丁目交差点で国道463号浦和所沢バイパスにぶつかり、終点。北への道は重複していたr113が受け継ぐ。

GPSログ

朝霞、志木は初歩きなので新鮮な気持ちで歩いた。

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