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東京都道・埼玉県道28号 青梅飯能線

2020/09/13
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東京都青梅市

旧・神奈川県西多摩郡青梅町

起点は青梅市文化交流センター交差点。国道411号と新宿青梅線(東京r5)が重複している青梅街道から分岐する。
この区間の通称は旧青梅街道で、旧街道の名のイメージ通りの古めかしい店が建ち並んでいる。
青梅駅前交差点を左に曲がると青梅停車場線(東京r196)があり、すぐ向こうに青梅駅がある。
昭和の雰囲気を残す街づくりをしており、いたるところに名作映画の広告が飾られている。昭和レトロ商品博物館2階に飾られているのは、いずれも黒澤明監督の「姿三四郎」と「七人の侍」。
住江町交差点から青梅あきる野線(東京r31、秋川街道)が分岐。
勝沼交差点は立川青梅線(東京r29、奥多摩街道)の終点。

旧・霞村

勝沼第一踏切で青梅線を渡ると、昭和レトロの街並みも終わりが見えてくる。この踏切の近くには東青梅駅があり、なおかつ道路の向こうには交差点があるため、時間によっては混雑もしそうである。
成木街道入口で旧青梅街道を青梅入間線(r63)に託し、この都道は成木街道として北上。県境の山間部方面へ向かう。
霞川はこの時点では小川だが、勢力を大きくしつつ入間市まで続いている。
成木街道に入ると商店は一気に減り、民家のほか工場や専門学校も見られるようになる。
道の脇には水路が通り、そこに橋を架ける形で民家が建っている。
しばらく民家すら疎らな森が続くが、突如多摩団地が出現する。3枚目写真の看板は何故かこの道の番号をこの先で交差する53としているが、管理表示はしっかり28だった。
写真から分かる通り多摩団地はなかなかの坂道である。
多摩団地すら越すととうとう老人ホーム以外は全て森と空き地のような山の中に入っていく。

旧・小曾木村

シカと出会えるくらいの森。
黒沢二丁目交差点で青梅秩父線(r53)と交差、小曽木街道となる。
峰の橋で黒沢川を渡って以降は黒沢川の北を沿うように道が続いている。
交通量の割には道の規模が大きく、ツーリングに最適。
寒念橋交差点を右に曲がった先は天寧寺坂通り。その名の通り天寧寺という大きな寺がある。
静かな集落にはやや不釣り合いな京セラオプテック。
清流に沿って進む。ドブ川育ちなのでこういうのを見るだけで幸せになれる。
成木河辺線(東京r194)が寺沢橋で黒沢川を渡りこの都道と重複する。なお。東京r194は寺沢橋のすぐ南で分断区間に入っている。
全校生徒60人ほどの青梅市立第七小学校。
そのほぼ隣にある第六中学校。青梅市内はほとんどの小中学校は番号の名前が付けられている。個人的には歴史的な地名を大事にしてほしいが……。
小曾木福祉センター前交差点では重複していた東京r194が分岐している。
瑞穂富岡線(東京r44、岩蔵街道)と二度合流する。新岩蔵大橋交差点で合流するのはバイパスの方。400mほどの短いバイパスで、旧道が温泉地を通るため、その混雑を避けるためのものだろう。
そしてこちらが現道の方と交差する岩蔵温泉交差点。その名の通りここを曲がった先に温泉地があるためここで曲がる車も多いが、44号側の道がなかなか狭い。
中央橋でもう一度黒沢川を渡る。
岩井堂交差点。富岡入間線(r195)終点。いい感じの商店と畑があった。
両郡橋で成木川を渡る。

埼玉県飯能市

旧・埼玉県高麗郡南高麗村

両郡橋の名前の通り、成木川を境に埼玉県飯能市へ。かつて高麗郡だったエリア。
下畑交差点で右に曲がる。直進すると下畑軍畑線(r193)。そこから先は台地を切り崩した場所のようで、数km歩いた足にはキツい坂道になっている。
林と崖の間を抜ける。徒歩の需要はあまり無さそう。
飯能大河原工業団地入口交差点付近は今でこそ工業団地と新興住宅地として栄えているが、数年前までは更地だったようである。

旧・飯能町

暫く歩くとまた藪と林の中。公園があるため多少は人とすれ違う。
恐ろしいほど地味な交差点を右折する。直進すると最近開通したばかりの飯能茜台大橋があり、車も大抵はこちらを利用しているが、あくまで市道である。
交通量の少ない静かな道。大字大河原の集落を抜ける。
途中にある交差点で左折。その先にあるのは岩根橋。
入間川。絶景。
飯能下名栗線(r70)とぶつかる交差点を右に曲がり、飯能市街へと向かう。r70はこの県道の終点である東町交差点を起点としているため、ここから重複区間である。つまりこの交差点がr70の事実上の起点なのだが、交差点名すらない地味な場所である。
飯能河原を見下ろす。
飯能河原交差点へ。短距離で2回曲がるといよいよ飯能市街に入っていく。
色々な史跡の案内もいたるところに見られるようになる。
商店街の門を潜ると今日一賑わいのある道路になる。
広小路交差点は二本木飯能線(r218)終点。
飯能の上水道建設を決定した双木利一の胸像がある。
終点、東町交差点。左右は国道299号、直進すると東飯能停車場線(r218)で、馬引沢飯能線(r347)も重複している。

GPSログ

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