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埼玉県道21号 三郷松伏線

2019/09/28
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三郷市

旧・北葛飾郡八木郷村

起点、高洲二丁目交差点。松戸草加線(r54)とぶつかっている。
一軒家が中心の住宅地。
八木郷橋で大場川を渡る。これ以北県道は三郷市区間の大部分をこの大場川と並走する。
4枚目の写真の陸橋は松戸三郷線(r295)のもの。2008年まで有料道路であった。
大場川沿いに北へ進む。バス停と橋がなかなかの頻度で置かれており目立つ。
東京下町の延長線上にあたるといえるような小工場地域。
新大膳橋で渡る三郷放水路。三郷放水路は中川の洪水を防ぐために中川の水の一部を江戸川に送るもの。
同じく新大膳橋で渡る第二大場川は吉川美南駅付近から流れ、大場川に合流する。なお、この河川の存在により大場川が第一大場川と呼称されることも珍しくない。
新和橋交差点から西に秋葉原とつくばを結ぶつくばエクスプレスの三郷中央駅へと続く道が出ている。2005年開業のこの駅への道は比較的小綺麗に整備されており、良くも悪くも隣接する東京東北部に近いような下町の雰囲気を残す県道沿いとは対照的。

旧・早稲田村

つくばエクスプレス線。川を渡って南流山駅へ向かうところ。
排水機場を過ぎると駅前大橋交差点。左折すると上笹塚谷口線(r376)、右折すると駅前大橋、その先に武蔵野線の三郷駅がある。
早稲田橋で起点近くから並走してきた大場川を越え、旧早稲田村地域の住宅街へ向かう。
三郷三丁目交差点で交差するのは同じ20番台県道の草加流山線(r29)で、県南東部を流山まで西から東に貫く県道。
武蔵野線、三郷駅と新三郷駅の間の線路の下を抜け早稲田の住宅街へ向かう。
この道路は早稲田地区の中心を貫く交通の軸であるが、所謂チェーン店はそれほど多い訳ではない。
早稲田8丁目交差点で越谷流山線(r52)と交差。r52は早稲田の住宅街と江戸川の間を通り、先程通過したr29と重複し流山橋へ向かう。

吉川市

旧・三輪野江村

早稲田を抜け、前間、小谷堀と進んでいくと住宅が疎らになり、吉川市へ。この県道が通るのは田圃が広がる昭和合併以前の三輪野江村、旭村で、狭義での吉川は通らない。
左の道は旧道。現在は指定解除されている。
常磐自動車道。1kmほど西には三郷料金所、江戸川の向こうには流山ICがある。10kmほどで23区とは思えないくらい、長閑で広々とした田園地帯が続いている。
江戸川堤防沿いを歩く。空が広い。三輪野江の集落はこの県道の旧道沿いに形成されており、こちら側にはほとんど民家がない。
藤平沼線(377号)の終点とぶつかる。この県道が旧道を使っていた時代は三輪野江小前交差点で交差していた。
バイパス区間が終わると民家や通行人も珍しいものではなくなる。風景や規模を考えるとそこそこの交通量はある。因みに起点から一貫して貨物自動車が多い。

旧・旭村

鍋小路交差点で川藤野田線(r326)と重複。
間もなく玉葉橋交差点でこの県道が右に逸れる形で分離。r326はこのまま玉葉橋で千葉県野田市の南部に入るため、この県道はその下をくぐることになる。
玉葉橋下をくぐる。r326に流れたのか今までと比べると交通量が落ちついている。
橋の下をくぐった後は江戸川の堤防沿い、吉川公園の近くを進んでいく。これでもかとばかりに並んだカーブ標識が印象的。
看板の柱には「吉川町」と書かれている。吉川の市制施行は平成の大合併前の1996年。その割には吉川町時代を感じさせるものが多く残っている。

北葛飾郡松伏町

旧・中葛飾郡金杉村

北葛飾郡松伏町に入る。この県道の松伏町区間は300mにも満たない。
終点、野田橋交差点に到着。直進すると松伏春日部関宿線(r42)でさらに北上する他、野田岩槻線(r80)が重複している。東西を横切るのは越谷野田線(r19)である。

GPSログ

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