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株:3月12日 CPIは予想よりも高かったのだが…

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっちゃ。
この記事にそそのかされて売買しないっちゃ、Lütfen

アメリカのCPIが予想を上回ったのに株価上昇?

アメリカ労働省統計局が火曜日の朝に発表した最新のデータによると、2月の米国の消費者物価は依然として高止まりとなっています。

消費者物価指数(CPI)は、2月に前月比0.4%、前年比3.2%上昇しました。これは、1月の前月比0.3%上昇、前年比3.1%上昇をわずかに上回っています。

ブルームバーグが集計したエコノミスト予測では、いずれも前月比0.4%上昇、前年比3.1%上昇との予想でしたが、今回のデータはほぼ一致しています。

変動しやすい食料品やガソリンを除いた「コア」ベースでは、2月の価格は前月比0.4%、前年比3.8%上昇しました。いずれの数字も、エコノミストが予想していた前月比0.3%上昇、前年比3.7%上昇を上回っています。

今回の発表は、3月20日の次回のFRBの政策決定前の最後のインフレ関連データでした。投資家たちは、FRBが今年中に利下げを行うことを期待していますが、データ発表後、市場ではCMEグループが集計したデータによると、FRBは来週の会合で金利を据え置く可能性がほぼ100%と織り込まれました。

一方、市場は現在、FRBが6月の会合で利下げを開始する可能性がおよそ60%とみており、利下げ時期の見通しは不透明感が増しています。

なーのーにー!!!
発表を受けて株価上昇してんじゃん!

『2月CPIで物価上昇の落ち着きが感じられた場合は、6月利下げの確度が高まり、S&P500に上昇圧力がかかる可能性もある』と言われていたのに逆じゃん?
日経平均先物もシャープに反応してるよ。
少し円安にも向かっているし!
これって押し目終了のお知らせ?

家賃上昇が続き、ガソリン価格も上昇 - インフレ状況の詳細

今回発表されたインフレデータの中で注目すべき点としては、家賃を示す「シェルター」指数が、調整前ベースで年間5.7%、前月比0.4%上昇したことが挙げられます。1月の年間6%上昇、前月比0.6%上昇からは鈍化していますが、依然として高い水準が続いています。

エコノミストによると、コアインフレ上昇の大きな要因は、この「シェルター」インフレのしつこさだと言われています。

家賃と持ち家換算家賃(OER)の指数は、それぞれ前月比で0.5%、0.4%上昇しました。持ち家換算家賃とは、持ち家が賃貸物件だった場合に想定される賃料のことです。1月は家賃指数が0.4%、OERが0.6%上昇していました。

一方、全体のインフレ上昇の大きな要因だったエネルギー価格は、ガソリン価格に押されて、数ヶ月続いた下落傾向から反転しました。2月の指数は1月の0.9%下落から、2.3%上昇しました。ただし、年間ベースでは依然として1.9%のマイナスです。

ガソリン価格は、1月に3.3%下落した後、2月に1月から3.8%と大幅に上昇しました。

米国労働省統計局 (BLS) は、航空運賃指数が1月の1.4%上昇に続き、2月に3.6%上昇したことを指摘しています。また、自動車保険の指数も2月には0.9%上昇しました。他にも、衣料品、レクリエーション、中古車・トラックの指数も2月に上昇しました。

食料品全体の指数は前年比で2.2%上昇しており、1月から2月にかけては横ばいでした。外食を除く食料品の指数も、1月の0.4%上昇の後、2月はやや落ち着きました。

ただし、外食費は1月の0.5%上昇に続き、2月も前月比0.1%上昇しています。


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