株:8月5日 マーケットアナライズの岡崎さんのお話と鈴木さんのおススメ銘柄

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。


岡崎さんのお話

高値から見て日経平均は20%の下落になった。
この下落には3つのステージがある。

1つ目は7月11日の42200円から7月31日の利上げ
今回の利上げはある程度リークされていたのでこの4~5%の下落は折り込まれていた。

2つ目は問題の7月31日のマーケットが終わってからの植田総裁の会見
次なる利上げも辞さないというタカ派発言。
海外の大手機関投資家にとっては日本はデフレであったのでニュートラル~アンダーウエィトの評価を続けてきた。
それが、コロナの影響もあってインフレ率は2%を超えて、日本はデフレを脱却できたと認識をあらためて日本株のポジションを増やした。
その後、日銀植田総裁が決まって、『デフレ脱却、目標とするインフレ率2%達成のために金融緩和を粘り強く続けていきます』と述べていた。
今年の1月の段階でも先行きを細かく話していた。
おそらくゼロ金利解除や国債の買い入れの減額はするだろうし、ETF買い入れみたいなへんてこりんなモノは止めていくが、金融緩和は続けていくと言い続けていた。
それを見て海外の機関投資家は今年の1月からもう一回日本株を買った。
3月は予定された通り、マイナス金利の解除は行われたし、金融緩和は続いた。
7月の今回は0.25%の利上げは行われるだろうがそれでも金融緩和は続けるのだから0.25%を維持していくのだろうと海外の機関投資家も思っていた。
ところが、記者会見ではどんどん上げて行くという発言がでた。
OMG!今年我々がMR植田から聞いていた話と違うじゃないか!
これは簡単に言えば裏切られた感じです。
約束を踏みにじられた。
なので海外の機関投資家は日本株のポジションを下げた。
しかし、日本の市場にはサーキットブレイカーがある。
先物で売っていくとストップ安になる。
日本は国内の買いがスゴク弱いので海外勢が売るとあっという間に値段がつかなくなってしまう。
アメリカでブラックマンデーに一晩に20%下落したのもアメリカにストップ安制度がないから。

とりあえず3日間かけて20%下げた。
約束を裏切られたとするならば1月の上昇前の株価水準が妥当ではないか。
一応デフレは脱却したので3万円割れまではないと思うが。

3つ目は、アメリカの景気後退懸念
8月2日の夜に雇用統計が出て失業率が4.3%になった。
これでアメリカで景気後退懸念が生まれた。
前日のISM製造業景況指数も46.8と予想外に悪かった。
このマクロ的なデータで景気後退が懸念されると株式は売りになる。
アメリカはそう簡単には景気後退に入らない。
2四半期連続でGDPがマイナスにならないといけないのでまだ5か月以上は必要。
SP500でみるとまだ5~6%の下落、ナスダックは10%の下落。
景気後退期には必ず起きる信用リスクの上昇はまだ全然起きていない。
業績の悪化も起きていない。

なので日本株も景気後退を折り込む前の段階、35000円までは戻しそうだが、ここでアメリカの景気後退がより確率が上がってくると厄介な話になる。

今夜のISM非製造業景況が予想は51.1だが、これを下回って50を切ってくると非常にネガティブになってくる。

アメリカの株価の下落の一つの原動力になっているのはSOX指数。
これがもうすでに高値から22%落ちてしまっている。
25%を切るとマズい。
今回の上昇トレンドは2022年の10月から始まって2倍以上伸びているので調整が入ってもおかしくなないのだが。

注目は8月6日のスーパーマイクロの決算。
ここで業績に悪化が出ると厄介な事になる。

今回の外国人投資家の売りは信じていた日本の中央銀行に裏切られたひっくり返し。
なので一過性といえば一過性。
とはいえ、金額が大きいので今週のストラテジーは『売り』になってしまう。
まだ終わったかどうかわからないし、買い材料が見当たらない。
今週はSQがある。
多少はUターンするケースもあるが、突っ込んでのUターンになる。

上っていく時はエスカレーターで下る時はエレベーター。

今週のレンジは33000~34500


鈴木さんの注目企業 ダスキン4665

全面安の時には温度差が出る。
思いっきり下げる銘柄とお付き合いでちょっとづつ下げる銘柄。
次の2か月はそれを時間がかかりますが見つけていく。

モップやマットなどの貸し出しで個人では400万世帯、事業所としては100万事業所

ミスタードーナツは社長がアメリカで食べたドーナツに感動して日本に。
一時は700店舗まで縮小したがコロナ以降に持ち直し、店舗拡張で1000店舗を超えて急拡張。

下値が下がったら安心して買えるんじゃないかという銘柄。









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