菊花賞 出走予定馬 評価

菊花賞

1.コントレイル
2.バビット
3.ロバートソンキー
4.ヴェルトライゼンデ
5.ヴァルコス
6.アリストテレス
7.ガロアクリーク

今年の3歳牡馬はコントレイルがずば抜けていて、サリオスも3番手以下を離した2番手でそれ以外は低レベルというのが大方の認識でしょう。

しかし、ここにきて長距離と時計のかかる馬場で非常に強そうなバビットが現れました。
菊花賞ではサリオスに替わって対抗を務めそうです。

春のクラシック組のヴェルトライゼンデ、ディープボンド、ガロアクリークの3頭もこの舞台ならばなかなか優秀なのではないかと思います。

サリオスには及びませんが3頭ともそれ以外の馬達に比べて安定して上位に顔を出しています。
ヴェルトライゼンデは去年の菊花賞馬の半弟という事もあって人気になるでしょうが、ディープボンドも馬場の悪いインを通った皐月賞以外はキズナ産駒らしいしぶとさを見せていますし、ガロアクリークは父よりも胴まわりにゆとりがあるし、上半身が強く胴体が安定している走りは貯めれば距離をこなせる。
この3頭は菊花賞でも大崩れしないんじゃないかと思います。
3頭とも荒れ馬場は問題ないですし。

それに、何頭か面白そうな上がり馬もいるので3~5着争いは結構混戦かも。

秋華賞ではあきらかな内✘外〇だったので、土日のレースをよく見て馬場の傾向を見極めてから買い目を決めるべき。

コントレイル
道中もインの荒れた馬場を走らないように注意すれば勝つ確率はかなり高くなる。
馬なり(スタミナを消費しない走り)でもかなり速いので距離は問題ない。
反応の速さもあるし、かかったこともない。
ただ、菊花賞のバビットはこれまでの2冠のサリオスより手ごわい。
これまでホープフルSからどのレースも鉄板だと思ってきたが今回は少し心がざわつく。
勝ち負け。

バビット
荒々しさはあるが、これがステゴ系。
ソエがあったので大事に使われてきた。
まだまだ良くなる。
スタミナは豊富、京都の坂の下りから平坦の直線も合う。
時計のかかる馬場もこの馬向き。
先週のレイパパレのように逃げて馬場のいい所を選んで走ったら後ろが追いつけないかもしれない。
勝つ可能性ある。

ロバートソンキー
神戸新聞杯では狙っていました。
位置取りも良かったですね。
コントレイルの通った後をついていって抜け出してきました。
この子は本当にキセキ的です。
キセキも跳びが大きいのですが重馬場でもバランスを崩さずにしっかり走ります。
このロバートソンキーも全く同じで馬場不問。
キセキと同じく広い競馬場でのほうが良さそうだし距離も全く問題ないので菊花賞も上位に入りますよ。
まだトモの筋肉が足りないのでスピードではかないませんが、長距離は問題なし。
祖母がトウカイテイオーの全妹というのもいいですよね。
テイオ―が出れなかった菊花賞で暴れて欲しい。
3着候補

ヴェルトライゼンデ
この馬も皐月賞は直線で馬場の悪いインを突いて思うように伸びず。
ダービーは好位からのレースで3着だが、この馬は貯めて長くいい脚が使えるので神戸新聞杯とまではいかずとも差した方が良さがでると思う。
外枠を引いてコントレイルマークでお願いします。

ディープボンド
皐月賞の大敗は直線で荒れたインを走っているため。
瞬発力勝負では分が悪いが持ち味のしぶとさは時計のかかる馬場の菊花賞向き。
外目で先行して粘り込む。

ガロアクリーク
上半身強く時計かかる馬場は得意。
この馬も曲飛の瞬発力を活かすためにも差しに徹してほしい。
セントライト記念はバビットのロングスパートにバテずに良くついていけた思う。
サトノフラッグに抜かれてからも大きく離されなかったのは距離に問題ない証拠。
なぜか日本では『首が高いと長距離がダメ』という見方がありますが、英愛の長距離レースを見てもそれが言えるでしょうか?
要はどれだけスタミナを消耗しないで走れるかです。
ガロアクリークはそれができていると思います。
川田騎手というのも心強いですね。
今の馬場状態をよく理解していますから。
外枠を引いて(ry

ヴァルコス
持ち味はロングスパート。
特に広々としたコースで徐々に加速するのが向いている。
ダービーみたいな急なギアチェンジには対応できない。
セントライト記念は自身が後方からロングスパートを始めたら先頭もロングスパートを始めたのでなかなか差は縮まらなかった。
3コーナーからムチが入ってそれでも最後まで脚色は衰えなかった。
欧州型ステイヤー。
日本の騎手は欧州型ステイヤーの力を引き出すのが苦手なんですよね。
日本のコース形態が欧州型の力を引き出すのを難しくしているのですが。
思い切ってミスターシービーすればいい。
ノヴェリストはアスコットの坂を力強く駆け上がったんだからできる!
坂の上りでスパートして4角先頭。
もう4角をゴールだと思ってレースすればいいのよ(暴言)
本当のステイヤーはバテてからが本領発揮。

ブラックホール
今年の『メロディーレーン枠』
牝馬じゃないけど、小柄で大外一気という意味で。
騎手変更しました。
それでも前に行っては良さがでないので後方待機で大外から飛んできて5着。
京都コースの長距離は合うはず。

ディアマンミノル
父オルフェーヴル
プリンスリーギフトのクロスあり
祖母イソノルーブルも京都は得意だった。
2週前の京都不良馬場2400mは先行勢が重馬場で体力消耗して後ろで楽をできた2頭の決着なので展開が向いた。
道悪は無理をしなければこなす。
それでもタイムが遅すぎて参考にならない。
その前の金山特別はラスト4ハロン戦でいい脚を見せたけど、インをつけた有利があるし特筆はできない。
スタートはあまり良くなく若葉Sや青葉賞みたいなレースになってしまう。
春よりは成長しているので、オルフェーブル産駒の長距離適性にかけるのも悪くはない。

アンティシペイト
ルーラーシップxディープインパクトはキセキと同じ
阿寒湖特別の勝ち方には余裕があって底を見せていない。
東京の2400mの勝ち方も余裕があった。
翌日のダービーと同タイムだけど1000m通過はこちらが2.2秒速いので同レベルとは言えないが悪くない。
逃げだけど気のいい馬なので菊花賞では控えてバビットに行かせるでしょう。
菊花賞の武豊騎手もプラス

アリストテレス
エピファネイアxディープインパクト
母方欧州色が濃くてサドラーの4x4もある。
サドラーらしく首が高い走法。
春まではプリンシパルSのように瞬発力勝負に対応できていなかったのが、8月の新潟では上がり3ハロン33.2秒で勝った。
いくら新潟とはいえ高速馬場に対応できない馬は速く走れない。
殻を破った感がある。
前走の中京2200mは素晴らしい。
神戸新聞杯の前の週で、1000m通過が神戸よりも0.8遅いのに勝ちタイムは0.6速い。
これは余裕のあったコントレイルを除けば神戸よりもいい内容。
アリストテレスの2、3着のフライライクバードはいい馬だし、ヒートオンビートもなかなかしぶとい馬。
最後まで余裕があった走り方も好印象。
穴馬と思ったら6番人気?
クッ、ルメールか!?

マンオブスピリット
ルーラーシップxサンデー
近2走は後ろ過ぎ。
神戸新聞杯ではスタート悪くなかったのに両脇から挟まれて引いて最後尾。
最後はこの馬なりに追い込んではいるが届くわけもなく。
普通にポジショニングできればディープボンドといい勝負できる。

サトノフラッグ
弥生賞は重馬場のハイペースで前崩れの展開が向いた。
一見して強そうな勝ち方をしているけど、展開向いて他の馬が止まって、この馬が重馬場が上手いのでそう見えた。
未勝利を勝った東京でも気分良さそうに走ってるけど実は速くない。
同じ日のコントレイルと比べると走り方が雑。
切れ味のない瞬発力タイプ、どちらかと言えば持続力タイプ。
荒れ馬場、長距離の菊花賞は向いているのだが、コントレイルとは荒れ馬場の勝負付けが済んでいるし長距離ではバビットにもかなわない。
むしろもう少し長ければヴァルコスにも逆転される。
人気先行タイプ

サトノインプレッサ
毎日王冠はふざけた競馬
出遅れはいいとして直線でムチを一回もいれていない。
ムチを落としたのかと何回も見直したくらい。
あれは最初っからレースする気がなかった使い方。
つまりここが目標だった。
母系は超優秀。
折り合いがつけば省エネモードで走れるので距離も持つだろう。
ただ、荒れ馬場がどうか。
サトノで恐いのはコッチ。
でも買わない。

レクセランス
母父はウエイトゥパリスやハーレム(豪)のように中長距離でしぶといタイプ。
母母父の産駒は日本の馬場に合わなかったが香港のマイラGⅠ勝ち馬や欧州でスプリンターを出し、母父として英愛ダービー馬ハーザンドをだした。
欧州色が強く、時計のかかる馬場向き。
春にはアリストテレスに勝っているが今は逆転されている。
菊花賞はダービーよりも着順は上だろう。

ダノングロワール
父ハーツクライの産駒は京都3000mは得意ではない。
母系もアメリカ血統。
前脚の使い方はハーツクライに似ている。
この後の関東の重賞が狙い目。

ターキッシュパレス
父ゴールデンホーンは今年が初年度産駒だが、欧州で期待された成績を上げていない。
スピードもスタミナもほどほどで傑出したところがない。
日本だと時計のかかる馬場で活躍。
神戸新聞杯は良く6着になった。
逆にレースレベルが低かったとも言える。

キメラヴェリテ
バビットを潰す役目ですか?

ビターエンダー
足りない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?