菊花賞 2023 枠順確定後 感想
去年の追切はどうだったか
1着アスクビクターモア
最終美ウッド84.4-67.0-51.6-37.4-23.9-11.7
1週前美ウッド83.8-66.2-51.1-37.1-24.0-11.9
2着ボルドグフ―シュ
最終栗坂54.4-39.3-25.1-12.3
1週前CW83.5-67.4-52.2-36.7-22.4-11.2
3着ジャスティンパレス
最終CW81.3-65.2-50.2-36.0-22.9-11.5
1週前栗坂55.2-39.6-24.8-12.1
ボルドグフ―シュはウッドでL1・2位、L2・1位
ジャスティンパレスはウッドでL3・2位、L4・3位、坂路L1・3位
アスクビクターモアは追切では全体で上位ではなかった。
追切時計は短距離馬の方が長距離馬よりも速くなりやすい。
なので菊花賞では追切の全体時計の中での速さの順位もそれなりに大事だが、それぞれの馬の追切過程と動きを重視したい。
今年の追切
①トップナイフ 〇
最終栗CW83.6-68.4-53.7-38.6-24.7-12.4
1週前栗CW80.4-65.8-51.7-37.0-23.3-12.0
ダービー前は3週続けてラスト2ハロン11秒台だったが今回は最終をゆったりにした。
1週前も0.7の失速だし理由がないなら買いたくない。
しかし、9ハロンで見ると春の3本よりも速く、今回は長い距離を最初からやや速く追っていたのだろう。
札幌記念を使ったのも、レース間隔を十分とりたかったため。
「セントライト記念や神戸新聞杯は使いたくなかった。レース間隔を十分に取って、レースまでゆったり、余裕をもって調整させたかったからね」(By昆調教師)
さらに札幌記念は急仕上げの芝で2本だけでレースに臨み2着。
『追切が足りない=息がもたない』というのにあのスタミナの必要な馬場での好走。
今回はしっかりと乗り込んでいて前走以上が期待できる。
1週前の動きは以前よりも重心がしっかりしているし準備はできた。
②ウインオーディン
最終美ウッド82.5-67.1-52.2-37.5-23.9-11.7
1週前美ウッド84.0-67.7-52.6-38.0-24.1-11.9
この馬らしい走りはできる
⑦タスティエーラ 〇
最終美ウッド81.4-65.4-50.4-36.2-23.4-11.7
1週前美ウッド80.5-64.5-50.4-35.9-22.8-11.2
ダービー前よりも全体時計を速くしてきた。
ラスト2ハロンも11秒台の加速。
ダービー前はラストの加速に焦点をあてて今回は長くいい脚。
気持ちも乗っているし、好感の持てる追切だ。
なんで切ろうとした馬がいい追切なのよ(泣)
⑧サヴォーナ
最終栗坂路51.8-38.1-24.6-12.1
1週前栗W82.9-68.1-53.2-38.1-24.0-12.2
ウッドは去年10月以来。
手を動かしているのに動きは硬い
⑨ノッキングポイント
最終美ウッド84.5-68.3-53.5-38.5-24.3-11.5
1週前ウッド81.0-66.0-51.4-37.4-24.0-11.6
動きはいい
⑩マイネルラウレア
最終栗坂路51.8-37.9-24.5-12.4
1週前栗W84.3-68.1-52.7-37.2-23.5-11.7
坂の上り始めは迫力あったが後半は疲れた
⑪サトノグランツ
最終栗坂路52.7-38.4-25.0-12.3
1週前栗ウッド84.8-69.0-53.2-37.0-22.5-11.1
いい動きで力を出せる
⑫ハーツコンチェルト
最終栗W83.8-67.6-53.3-38.0-24.0-12.2
1週前栗W82.4-66.6-51.9-36.8-22.7-11.4
前走よりも強めの追切をしてきたのは好感
春からの成長がありそう
反発力を使うタイプで良馬場希望
⑭ソールオリエンス
最終美ウッド82.7-67.3-52.2-37.6-24.1-11.5
1週前美ウッド80.6-65.7-51.6-37.1-23.8-11.7
順調
⑮ファントムシーフ 〇
最終栗坂路54.4-39.9-24.9-11.9
1週前栗W84.0-68.1-52.4-37.0-23.0-11.1
ダイナミックでいい動き
坂路のラストのギアチェンジもGOOD
⑯ショウナンバシット
最終栗W84.0-66.5-50.9-36.3-23.2-11.6
1週前栗W81.1-66.1-51.5-36.9-23.4-11.6
いい動き
⑰ドゥレッツァ 〇
最終美ウッド81.9-65.5-50.5-36.3-23.2-11.4
1週前美ウッド82.8-65.6-51.0-37.1-23.7-11.6
とてもいい動き。才能のある動き。
これは悩む。
枠順と展開
以下にグダグダと展開予想を書くが、今回は仕掛けのタイミングが勝敗をわけそうだ。
⑪サトノグランツ、⑭ソールオリエンスの動きを他の馬は意識するだろう。
その2頭は前の④を捕まえられるように動きだす。
内で⑦が抜け出し①が追う
外から⑩⑪⑫⑭⑯⑰が差してくる…
3-4コーナーでの外のポジション争いが見どころ。
京都3000mは上り坂スタートなのでここで位置争いすると後半に響く。
その前半が速い時でも2列目の馬が一頭は3着に入っている。
今回は⑥リビアングラスが先頭だろう。
③シーズンリッチ、⑤パクスオトマニカ、サヴォーナ、⑬ナイトインロンドン、⑮ファントムシーフが先行。
⑦は先行勢の後ろ
⑧も今回は近くの有力馬の後ろ
長距離らしく縦長の展開
⑰ドゥレッツァはルメール騎手だし外で前に馬を置ける位置を探す。
⑭ソールオリエンスは後方からになりそう。
縦長になるので外には出しやすい。
あとはどのタイミングで上がって行くか。
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