ホープフルS あらためてレースを振り返る

前置き

POG馬が勝ってテンションマックス状態で書いた1,2着馬のレビュー

3着以降のレビューをしようとニュースを見ていて外の先頭の不利を説明したくなったWide Uncovered

今回は3着馬以降をあらためて見ていきます。

3着 キングズレイン

予想した後になんで印をつけなかったのか後悔した馬。
今年の2歳GⅠで走っているルーラーシップxディープインパクトで札幌の洋芝で勝っていて百日草特別で初めて2分を切るタイムで走ってその時の2着が京都2歳Sで吹っ飛ばされる不利がありながらも上がり最速。
そしてルメール騎手。
こんなに買い要素があってなんで6頭に選ばなかったのか。
ミスです。

スタートはまずまずで外枠からそのまま外の後方待機。
⑰の後ろで折り合った。
4コーナー出口で外に出して視界良好で後は追うだけ。
外のいい所を全力で走れたが3着まで。
4コーナーで少し外に膨らみ過ぎたが道中は壁を作れたし、直線でも前に障害物(馬)なく全力で走れたので上がり最速も納得。
展開と位置取り次第では上位2頭を逆転できたかもしれない。
枠によっては好位で競馬できる馬なので次も期待できる。

4着 △ファントムシーフ

まずまずのスタートから内ラチ沿いで前から3頭目に落ち着く。
4コーナー出口で左前のスペースに行けるかと思ったが、⑤フェイトが少し邪魔でそのまま内ラチ沿いを周り直線にはいる。
前壁から左前のスペースに飛び込むのに⑥グリューネグリーンを押しのける。
3着あるかと思われたところで外からキングズレインに差されて4着。
野芝の野路菊賞では圧勝したトップナイフの後塵を拝する事になってしまった。
ゴール後も衰えていないのでバテたというよりも軽い芝のような走りができなかった。
春の阪神東京でならこの馬のスピードが活きてくるだろう。

5着 △ミッキーカプチーノ

前走の中山2000m葉牡丹賞を勝って1番人気になっていましたが、予想で書いたようにミッキーにとってすべてが噛み合った勝利。
それでも『恵まれたとはいえミヤビに先着したミッキーカプチーノにも掲示板内の可能性は高い』と評価したその力は見せてくれました。

ってゆーか、良く5着に粘ったわ!
いい根性している。
詳しくはUncoveredとスリップストリームで書いたけど、外の列の先頭という『風除けもないのに余計な距離を走ってしまう不利』がありながらの5着は価値がある。
並の馬だったら更に外で壁を作れなかった⑰のようにバテている。

戸崎騎手のコメント
「馬の状態は良かったのですが、気持ちが入り過ぎていた感じです。イメージ通りの競馬でしたが、3、4コーナーでもたついてしまいました。力負けというよりは精神的な部分が出たのかもしれません」

あれがイメージ通りか…。
力負けというか延々と外を壁なしでスタミナを消耗させたのは戸崎騎手ですから。

前走の内で溜めれたのとは大違いの競馬でした。
前に馬を置けさえすればちゃんと力を発揮してくれるので次に期待。

6着 ▲セブンマジシャン

スタートして1コーナーまでに⑥グリューネグリーンの後ろを確保。
外の列で⑱⑥の後ろの3番目でいい位置。
4コーナーで⑥の外に出して追い込むも6着まで。
不利のない競馬で直線もこの馬の走りはできた。
後ろからキングズレインに差されたのは力の差を見せられた。
脚の回転も良く今日の馬場も大丈夫だったが少し足りなかった。
ノームコア様やクロノの近親だし、リファールのクロスがあるので今後の成長に期待。

7着 ハーツコンチェルト

今日のスタートは悪くなく、内ラチ沿いで①ファントムシーフの後ろ前から4頭目。
直線でもそのまま内を走って7着。
大きな不利もなく、直線でもムチをたくさんもらっていたが7着まで。
内でほぼ最短距離を走れたが最後に伸びなかった。
東京2歳Sのような脚が使えなかったのはなぜか。
コーナーから短い直線で十分に加速できなかったか。
特に内側だったのでコーナーが厳しかったし。
母方の血統から冬中山よりも軽い野芝の方がいいかもしれない。
長い直線で巻き返すか。

8着 セレンディピティ

スタートは悪くなかったが1コーナーで馬群の中でちょっとうるさい所を見せていた。
歩幅の狭いピッチ走法で内ラチ沿いが良さそうだが気性的に狭いくなるのが嫌いなタイプかも。
内から2列目で⑤フェイトの後ろで前から3頭目のいい位置。
4コーナーで外に出し始め、出口で⑨の内側から抜け出した。
この馬なりの細かいピッチ走法で追い込んだが最高速で劣るので瞬発力勝負は不利。
もっと長い距離でスタミナ勝負をすれば戦える。
距離延長で期待大。
夏に2600mを勝って菊花賞に出走しそう。

10着 ◎ジェイパームス

スタートは悪くなかったが1コーナーのポジション争いで後手を踏んで外の列で⑨の後ろで前から4頭目。
4コーナーをほぼ⑮と並んで回ったが⑮が大外にまわしても前に障害物(馬)がない視界良好で思いっきり走れたのに対して、ジェイパームスは馬群の中で少し躊躇。
馬の顔が外を向いているように、前に馬がいるから走れませんアピール。
すみません、買いかぶりすぎました。
こういう馬は◎にすべきではないですね、反省。
ただ、レースの1分45~50秒で馬の顔が外を向いているように思い切り走れていない。
前に馬がいると全力を出したくないタイプかもしれない。
広い競馬場か、小頭数で巻き返すかもしれない。





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