3150グリムスで学ぶ株価の動き

株取引歴1か月未満のド素人の株の勉強の一環です。
会社も社会の事もわかっていないド素人ですのでおかしい事をいっているかもしれませんが、株を買えとかおススメとかそういうのではなくて、ただ単に値動きの観察とその個人的なリアクションです。

特に最近NISAとかよく聞くなー、興味はあるけど株ってどうなの?怖いな?という方々に『夏休みの自由研究』みたいなノリで見ていただけたらと。

3150グリムス

グリムスグループは、「環境」「省エネ・創エネ・蓄エネ」を事業領域とするエネルギーソリューションカンパニーです。
現在、エネルギーコストソリューション事業、スマートハウスプロジェクト事業、小売電気事業を行っております。

一般消費者の皆さま向け太陽光発電システム、蓄電池、オール電化の販売、再生可能エネルギーの開発。
低圧電力需要家(200V・100V)及び高圧電力需要家(6,600V~)向け電力の小売などなど。

太陽光発電は欧州では今年に入って石炭火力発電よりも多くの電力を生産しているし、日本でも今後ますます太陽光発電が広まっていく…かもしれない。

現時点の科学力では太陽光発電を含む再エネは火力や原子力に比べて経済性に劣るし、太陽光パネルが発電できないときの電力供給を行える発電所が必要となるなど必ずしもバラ色の未来とは言えない。

そんな期待感と不安が入り混じった太陽光発電事業。

株価も値動きが大きい。


グリムス株価

1月と5月に大きく上昇していますが、決算の影響をモロに受けた結果です。

グリムス <3150> [東証P] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.2%増の28.8億円に伸び、通期計画の27.2億円に対する進捗率が106.0%とすでに上回り、さらに5年平均の95.0%も超えた。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は1.6億円の赤字(前年同期は900万円の黒字)に転落する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の16.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.2%→19.2%に急改善した。

https://kabutan.jp/stock/news?code=3150&b=k202301310304

そして決算前後の値動きが以下。

その後は2月7日に2663円の値段をつけてからは利益を確定させる方々の売りが続いて5月まで下落。
5月9日に2098円まで下がった。

そして5月15日の決算

グリムス <3150> [東証P] が5月15日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比46.7%増の36.8億円に拡大し、24年3月期も前期比18.0%増の43.5億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。18期連続増収、3期連続増益になる。
 同時に、前期の年間配当を19円→22円(前の期は19円)に増額し、今期も22円を継続する方針とした。
 直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比89倍の8億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.1%→11.0%に急改善した

https://kabutan.jp/stock/news?code=3150&b=k202305150249

その後は7月に入るまでは2900円台を維持していたが利益確定かわからないが7月12日に下がってから下落傾向で7月24日には2625円まで下がった。

次の決算は8月14日。

5月の例だと決算の前の週まで下げ続けたので8月の第一週までは下がるかもしれない。

素人目には業績好調そうなのに株価って下がるんだなーと。
会社に信頼がないから利益確定で売ってしまうんでしょうか?

よくわかんないけどPERとかPBRという指標から『株価の妥当性』がわかるらしい。

PER(株価収益率)は株価に対してどれくらい利益が出せるのかという指標で目安は15。
PBR(株価純資産倍率)は株価に対してどれくらい資産を持っているかの指標で目安は1。

グリムスはPER21でPBR6なので確かに不安にはなりそうだ。

例えばトヨタはPER12.19でPBR1.11、NTTはPER11.39でPBR1.67。
誰もが知っている大企業の株価は妥当っぽい。

ここで、グリムスと同じエネルギー事業で見てみよう。

その他エネルギー関連

9522リニューアブル・ジャパンも今年株価を上げているがPER40.76、PBR3.11。
この会社も決算8月14日なのでどう値動きするか楽しみですね。

9519レノバは見事な下げ続き。
秋田県沖の洋上風力発電事業の受注を三菱商事連合に取られたり、売り上げ収益が伸びていないのに人権費が増加したり、目標株価が引き下げられたり、赤字転落したり、ENEOSやNTTも再生可能エネルギー事業に進出したりと秋田の失敗から雪だるま式の転落。
そんなレノバでもPER9.80、PBR2.74
決算は8月7日。

5020エネオスは2020年の原油価格急落で巨額の損失を出して株価が急落しましたが、次世代エネルギーの研究で国内最先端の企業。
高輪ゲートウェイ駅で窓ガラスによる太陽光発電を試験的に行ったり今後に期待できるかも?
今の低い株価安定も良さげなので買ってみようかな(自己責任)
決算は8月10日ですね。
PERは8.45、PBR0.53。

決算日を境に株価がどう変動するか

レノバ 8月7日
エネオス 8月10日
リニューアルエナジー 8月14日
グリムス 8月14日

この中で実際に株を持っているのはグリムス。
エネオスは500円を切ったら買ってみる。


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