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株:2月22日 NVIDIAQ4決算

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するにゃ。
この記事にそそのかされて売買しないにゃ、будь ласка。

Q4決算

過去最高の四半期売上高221億ドル、第3四半期比22%増、前年同期比265%増
過去最高の四半期データセンター売上高184億ドル、第3四半期比27%増、前年同期比409%増
過去最高の通期売上高609億ドル、前年比126%増

Nvidiaのジェンセン・フアン最高経営責任者(CEO)のコメント
企業、業界、国家を問わず、世界中で需要が急増している。
当社のデータセンター・プラットフォームは、大規模なクラウドサービス・プロバイダーやGPUに特化したプロバイダーからのデータ処理、トレーニング、推論に対する需要や、エンタープライズ・ソフトウェア企業やコンシューマー・インターネット企業からの需要など、ますます多様化する推進力によって支えられています。自動車、金融サービス、ヘルスケアに代表される垂直型産業は、今や数十億ドル規模に達しています

このコメントが力強く聞こえるのも、今年1月のCES2024でNVIDIAや他の企業が生成AIを活かした様々な新技術を見せたためだ。
技術を見せて売り上げという数字を見せれば納得するしかないでしょう。

アナリストのアントワン・シュカイバン氏のコメント
『データセンターのAIチップに対する世界の支出は、2023年に150億ドルから450億ドルへと3倍になり、2024年にはさらに2倍の900億ドルになる。
さらに数年後を見据えると、昨年末、AMDのリサ・スーCEOは、2027年のデータセンター向けAIチップの目標市場規模を4000億ドルと発表した。というわけで、あとは2つの軸で未来を考えるだけだ。
それが健全で持続可能な形で実現するか、あるいはこの予測を下回り、失望、過剰投資、低リターンとなるかだ』

中国問題は依然としてある

マイナス情報としては、コレット・クレス最高財務責任者(CFO)が米国のライセンス要件により第4四半期に中国からのデータセンター収益が「大幅に」減少したと警告した
米国は特定のNvidia製チップが軍事用途に使用される恐れがあるとして、中国への販売をブラックリストに載せているからだ。
去年11月に株価が低調だったのは当時このニュースが報道されていたというのもある。
重箱の隅をつつくようなことをすれば再び売り材料になってもおかしくはない。

AMDが脅威になるか?

ダン・モーガン(シノバス・トラストのシニア・ポートフォリオ・マネージャー)のコメント
『彼らは5年以上にわたって、カンファレンス・コールやプロダクト・コールで、この分野での優位性について話してきた。
そしてそれは、約1年前の今四半期、大成功を収めた四半期に結実したのです。
Nvidiaが販売する平均的なAIチップは、正確な価格はわからないが、1個2万ドルとか3万ドルというものもある。
だから、低価格チップメーカーとして知られているAMDが、特にCPU分野でインテル(INTC)に対して、あるいはデータサービス分野で、人々が喜んで購入するような、より安価なチップを導入しようとするのではないか、と思うのです』

AMDがいつからNVIDIAのシェアを奪うのか?というのは大きな問題だ。
去年の時点でTSMCはNVIDIAのハイエンドGPUであるH100の需要を満たすために結構頑張った。
そしてAMDのハイエンドGPU、MI300Xの量産体制は速くても2024年に入ってからという状況だった。
それはAMDの決算でも裏付けられたし、TSMCの生産体制が整うのを待つしかない現状だ。

そのTSMCだが今年中に稼働する予定だったアリゾナの工場が技術者が足りずに稼働が2025年にズレ込むことになる。
熊本に3nm半導体の第3工場の計画を始めたのも需要が追い付かないからだ。

TSMC側の生産体制が十分ではないので2024年中はNVIDIAの優位性は揺るがない。

2025年以降にはAMDが生産量を伸ばすだろうがデータセンターのAIチップに対する世界の支出は2024年の900億ドルから2027年には4000億ドルに大幅に上昇するのを考えればエヌヴィディアの売り上げは十分に確保できるだろう。

データセンター向けのハイエンドGPUの活用

エヌビディアの重要なデータセンター事業は、AI用途の高出力GPUの売上を含み、売上高は184億ドルとなり、アナリスト予想の172億ドルを上回った。前年同期の売上高は36億2000万ドルだった。全体として、エヌビディアのデータセンターの売上高は前年同期比で217%急増した。
ゲーム事業でも売上高は29億ドルに達しアナリストの予想を上回った。

エヌヴィディアとしてはこのデータセンター事業の好調が続く限り安泰ではあるが、エヌビディアの顧客も、エヌビディア製品への依存を緩和するために、独自の特化型AIチップを開発しようとする傾向が強まっている。
アマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフト、テスラ(TSLA)などは、現在自社でAIチップを提供しているか、積極的に開発している有名企業のほんの一部に過ぎない。

この点に関してエヌビディアもこれらの企業向けにカスタムチップを開発する事を検討している。

これからはこの大手企業と商売を続けられるかが大きな焦点になりそうだ

これに関してもIRでグーグルやアマゾンとの協力する姿勢が見られた。
グーグルの画期的なオープン言語モデルであるGemma向けに、NVIDIAのデータセンターおよびPCのAIプラットフォーム全体の最適化を開始。

AWS(アマゾンウェブサービス)上でNVIDIA® DGX™ Cloudを使用して最先端のジェネレーティブAIや1兆パラメータを超える大規模言語モデルのトレーニングを加速する。

IRを見ればエヌヴィディアはただ生成AI用ハイエンドGPUを生産するだけでなく、それを活用した様々なサービス分野に力を入れていることがわかる。
作って終わりではなく、その後のサポートも充実しているのだ。

シングテル(シンガポールの大手通信サービス会社)はエヌビディアのAIプラットフォームを島国内外の企業に提供すると1月30日に発表。
シングテルや他の通信事業者がそのように生成AIを導入するかは3月のGTCで紹介される。

3月のGTCが待ちきれませんな(しかし私の理解が追い付かない><)

素人の意見

11月のQ3の決算でケチがついたのは来期(当時の来期はQ4)の会社予想が一部のアナリストの高い予想を下回った点。
平均は上回っても一部の過剰に高い予想に届かなかったからという理由(本当のところは知りませんが英語の記事にあった)で11月は好決算でも株価は下落した

今回も来期2025年のQ1の会社予想売上高は240億ドル(プラマイ2%)でアナリストの平均221.7億ドルは超えたが一部の過剰過ぎる予想268.7億ドルにははるかに及ばなかった。

(いや、ほんとどんな計算したら268.7億ドルなんて数字が出てくるんだ?)

それでも今回は時間外で9%近く上昇しているし、スーパーマイクロも11%前後上昇(イエーイ!)

過去2回の決算と違ったのは決算前に大きく下落したからでしょう。

過去2回は決算後に約10営業日かけて10%下落。
それが今回は決算前に9%近くも下落していた。

昨日も『決算後に上昇する可能性もでてきた』と書きましたが未明に目が覚めた時に下げていたので打診で買いを入れてみた。

どうせこの後の3月のGTCのイベントで上昇するだろうし、今年はNVIDIAと仲間たちに賭けた。腹を決めた。
そんな2月22日午前のコボリノコフでございます。

まだ、このプレマーケットの動きで上昇が約束されたわけではない。
過去2回も翌日よりもその後ジワジワと下げていったので来週まで待つというのもアリだ。

基本的にアメリカ市場はあまり良くないし2月後半から3月は基本的に注意が必要な期間だ。

日本市場では日経平均の終値での最高値38915円をザラ場中の10時16分に38924円で更新

ザラ場中の最高値は38957円でそこには午前ではまだ到達していない。
*後場開始で39000円を突破した。

こういうのは『達成したからハイ終わり!』にもなりかねないのでちょっと落ち着かない。

こういうみんなが喜んでいる時に喜べない性格だから人付き合い苦手なんですけど(涙)

ここは昨日までに半導体株を仕入れていた方の勝利。

私はETFのGX半導体日本株2644とGX半導体2243を買い増した。

特に2243の方は今夜のアメリカ市場に期待。


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