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七夕賞 2024 レッドラディエンスおめでとうございます!


勝ち時計 1分57秒9


レースラップ 12.0 - 10.7 - 10.9 - 11.6 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 12.3 - 12.2 - 12.1
前後半 57.3-60.6

クッション値9.2で先週日曜の9.7より低かったが、勝ち時計は2022年のレースレコードだったエヒトの1分57秒8より0.1遅いだけ。

前半のハイペースが効きましたね。

今年の600m通過33.6秒はデータがある中で過去最速。
逃げ馬2頭がいて速くなるのは予想できたがまさかここまでとはねー。
2頭とも『逃げろ』指令でてたからしょうがないか。

1着 〇レッドラディエンス

好スタートからチラッと左を見て⑦ノッキングポイントを行かせて外側に移動。
何時もは先行していたが、今日はハイペースが予想されたので、それを考慮にいれてレッドラディエンスのペースで走って1コーナー8番手。
騎手だけでなく、馬も冷静だった。
1-2コーナーでは前に大きなスペースもありリラックスしながら走っていた。
⑭の後ろをついて行って残り400m手前で外に出して⑭を抜きにかかった。
非常にスムーズな走りで直線に入ってからの手前の替えも軽やかで今まで以上に滑らかだった。
完勝。
前走からさらに成長している。
これならGⅡでも勝ち負けできる。
オールカマーで見てみたい。

気になる馬達で書いたように器用さもある馬。

スタート直後や直線に入っての手前替えなどでけっこう細かいピッチ走法をしている。
スピードにのってから前後の伸縮性を使って跳ぶような走りになるのだが、器用さありそう。
血統のイメージよりも小回りで直線短いコースの方が合うんじゃないか?

母父APインディはシアトルスルーxセクレタリアートというボルキロxボルキロでストライドの大きなタイプ。
しかし、ストライドが非常に大きかったセクレタリアートもコーナーでストライドの調節がとてもうまかった。

セクレタリアートの血をひいている馬の中には直線での加速が最高なタイプが多いがレッドラディエンスのようにコーナーの加速が上手い馬もいる。

素人的な見極めのポイントは手前替えの時の前脚の捌きが細かい馬はコーナリングも上手い。

今回も血統の名前だけで『広いコース向き』と判断するのではなく、やっぱり馬は一頭一頭個体差大きいから。

戸崎圭太騎手のコメント
「ここ最近乗せていただいて、勝ち切れないこともありましたが、レース内容は充実していました。道中の折り合いも良く、リズムよく運べて良い形でした。仕掛けてからも反応して、しっかりと伸びてくれました。強かったですね。この馬は乗りやすくて先行力もあります。追われてからしっかりと伸びますし、どういう競馬にも対応できます。重賞初挑戦で勝つこともできて、今後がとても楽しみです」

2着 キングズパレス

外枠からそのまま後方の外側で前に④を見る形。
残り600mを過ぎてから前をの差を詰めて行き、4コーナーではムチを連打しながら④の外に並ぼうとしたが直線に入ってから差を広げられた。

失敗しました><
今日は4コーナーから真っすぐに走りました。
そうなるとやはり力通り上位に入ってしまう。

この馬は左回りの長い直線がベストだと思うので東京や新潟で期待。
ただ、勝負所で追い出してからの鞍上の上下動が大き過ぎないか?

松岡正海騎手のコメント
「勝ち馬の後ろをついて行きました。ちょうどいい位置だったと思います。もう少しペースが遅ければ、瞬発力で追いつけたと思うのですが。今日のレースがいい経験になってくれればと思います」

3着 ノッキングポイント

先行するも前過ぎず、6番手で1-2コーナーで内ラチ沿いを走れた。
3-4コーナーで徐々に外に出して行き、4コーナー出口で先行勢の外に出した。
なんとか前のダンディズムをかわしたが3着まで。

この子は広くて直線が長いコースの方がいいよね。
今回のように前に壁を作れればある程度走れる馬。
今後も内枠か内を走れる展開で期待。

杉原誠人騎手のコメント
「最後は切れ味のある馬にやられましたが上手に走ってくれました。厩舎スタッフが頑張ってくれて、馬のバランスは前回より良くなっていました。フォームが改善されて道中は言うことなく、直線で苦しくなってもファイトしてくれました」

4着 △ダンディズム

スタートはいつも通り良くなかったのだが、その後は前に行ってまさかの1コーナー5番手。
何もハイペースが予想される時に前にいかなくてもいいのに><
ボーンディスウェイの後ろについて4コーナーで前に出たけどペースが速すぎて失速。
騎手の言い分はあるが、実際に失速しているし、いつもの位置取りでロングスパートしていれば4着より上があったんじゃないかな?

三浦皇成騎手のコメント
「ゲートを出て2完歩目でリカバーすることを意識しましたが、1歩目が思ったより出て、位置を取ることができました。ペースが速いのはわかっていましたがこの馬の持ち味を出すためにロングスパートをしかけました。最後までバテていませんし、この馬らしいレースができました」

5着 ▲リフレーミング

いつも通りの後方待機で前に⑪を見る形。
問題は残り600mを過ぎてから。
これってよくあるんだけど自分が外に出したかったタイミングで後ろから上がってきた馬に蓋をされてしまうというヤツ。
今回はカレンルシュルブルに見事にやられてしまいました。

そのせいで仕掛けるタイミングが遅れて前の⑪との差も開いてしまった。
直線に入ってから追い込むも届かず。

丸田恭介騎手のコメント
「スタートは上手に出てくれましたが、道中は溜めながらで、勝負どころで前を射程圏に入れられませんでした。馬の感じは良かったです」

6着 △レッドランメルト

スタートが速かった。
先行策を考えていたのでしょうが、ペースが速すぎた。
中団を意識していればもう少し違った結果になったかもしれない。

9着 ◎ボーンディスウェイ

やっぱり外にはみ出してしまうんですよね。
6着の馬は前に壁を作れたからある程度粘れたけど、その外側で壁を作れなければそりゃー順位も落ちますよ。
この外にはみ出すのは厩舎の指示なの?
毎回同じミスしてるんだけど。

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