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シドニーで最後のビーフカレー
日本のカレールーが1/2箱残っていたので
そういえば最近牛肉を食べていないことに気づいてビーフカレーに決めた。
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Brisket、日本ではブリスケ、前バラ、肩バラと呼ばれる牛の前脚の内側、人間でいうなれば胸のあたりの部位で肩バラ肉の一部。
肉質は固めですが煮込みにも向いていて噛めば味わい深いお肉。
ベトナムのフォー・ボーにスライスされて半生で乗っているのがこのブリスケ。
オーストラリアでは写真のようなプルドビーフにしてバーガーの具になるのが最近の傾向。
通常はカレールー1/2箱だと肉は300~400gくらい?
そこを、あえて!1.24キロ全て使いました!
日本のカレールーは味が濃厚なので『ソース』としても使えるぐらいだからオッケーでしょう。
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玉ねぎとニンジンと生赤唐辛子と一緒に2時間。
油を取り除くお玉で表面のアクと油を除去。
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具を取り出して煮汁を少し煮詰めてからルーを投入してひたすら攪拌。
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具が多すぎるとルーを溶かしづらいのでいっそのこと具を取り出しました。
ルーにはとろみ成分が入っているのでしっかり攪拌しないと沈殿して鍋底でこびりついたりします。
ここでしっかりルーが溶け切っていいとろみ具合になるまでかき混ぜます。
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火を止めて、取り出した具を戻すと鍋の中の温度はだいたい70~75度。
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蓋をして一晩置いてから冷蔵庫に入れて一日置きます。
この冷めていく間に肉に味がしみこんでいきます。
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ニンニク風味の麦玄米ジャスミンライスといただきました。
最後はカレー拉麺
何回かに分けて食べたカレーですが、最後はヌードルスープにした。
メンは拉麺。
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日本のラーメンではありません。
中国の拉麺です。
うどん系ラーメンみたいな感じ。
茹で時間は7~9分。
少し柔らかめに茹でてから氷水で引き締めた。
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荒削りの鰹節を70度で30分間煮だした出汁を残りのカレーが入っている鍋に投入。
醤油とフィッシュソースと紹興酒を入れて、ついでにズッキーニも入れて温める。
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みりんがなかったので紹興酒。
中国の麺だから紹興酒でもいっか。
沸いてきたら水溶き片栗粉を3回に分けて投入してひたすらかき混ぜてとろみをつける。
片栗粉にもしっかり火を通すイメージで。
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揚げシャロット、カレー粉(調理過程で香りが飛んでしまうため)、チーズ、コリアンダーをトッピングしてできあがり。
冷やした麺を入れたのでスープの温度は60度。
私は猫舌というほどではないのですが、熱すぎると味ってわからなくないですか?
口の中やけどするし。
国際がん研究機関(IARC)でも
『65℃以上の非常に熱い飲み物は、食道がんのリスクが高まる』
と、注意喚起がされてるし。
50~65度がおいしく食べられる温度。
『私には』ね。私には。
味の好みは人それぞれだから。
日本人だと『ラーメンは熱いのを熱い内に食うべし!』というポリシーを大事にしている方が多いから65度以下のラーメンなんて冷蔵庫で冷えて硬くなった寿司くらいあり得ないものだろう。
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