三菱商事
今日は三菱商事の決算が午後2時にありました。
気の早い人は40%減益!?
なんてヤバい決算なんだ!
…となるでしょう。
しかし、進捗率34.5%で5年平均の30.2%とほぼ同水準なんですよ。
つまり年間を通して考えれば順調に来ているのです。
では、なぜ40%減益なのか?
2022年の4-6月は資源価格を中心とする市況高騰のためです。
去年の4-6月期はコロナ下の特殊な事情により過去最高の数字でした。
そして今年はその特殊な事情による最高だった数字に次ぐ2番目の利益で素晴らしい成績。
年間を通しての進捗率も順調で次の決算は去年比でもプラスの可能性が高い。
配当も順調に上がって行く。
『40%の減益』というインパクトのある言葉に騙されずに冷静に見れば普通に好感のもてる決算。
しかし、そんな事は関係なく株価は下がっていくのだが。
何故か?
ド素人的には他の総合商社と比べてコンセンサス比で低いからだと思う。
コンセンサスが去年の市況高騰をどう計算したかはわからないが、同業他社との比較で劣って見えるのはまずい。
おそらくそのせいで下がっているんじゃないか。
アメリカさんも4日金曜の雇用統計でいい数字が出るまでは慎重な姿勢でしょうし、来週までは大きく上がらないかもしれない。
が、まぁ実質はいい決算なので明日からは徐々に上がって行くでしょうけど。
JFEホールディングス
そのコンセンサスを64.2%上回ったが株価を下げているのがJFEだ。
そう減益なんですよ。
おそらく三菱商事と同じ原因だと思います。
しかし、コンセンサスは上回っているし、年間通して視界良好。
それでも株価は下がる。
おそらく6、7月に期待を持たせる報道があったからだろう。
期待していた分、失望の売りという奴か。
サンリオ
サンリオがストップ高
確かに『連結経常利益は前年同期比2.5倍』というのはインパクトがある。
そしてそれを後押ししたのが貸借倍率0.22という低さだ。