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訪問介護の記録を手書き廃止にするまで #介護記録

訪問介護の記録を手書きから、スマホやタブレット、PCからの入力にして1年が経とうとしている。
よくあるのは専用のソフトを使用して記録するということがあるのだが、HCR始め色んな展示会に行って業務ソフトをいじってみたのだが、自社にフィットするソフトは見当たらなかった。

介護記録は国が決めたフォーマットが存在せず、企業独自のフォーマットで記録している。それで質の担保ができるのか?という疑問も(社会保障サービスなので)起こりうるわけだが、担保できているのだ。

もちろん100%の書式は存在しない。(100%の書式を求めるなら行政がフォーマットを作ってほしい。)どこかで間違っていないかのチェックがあるのだ。それが実地指導と呼ばれる2~3年に1回のイベントである。

自社も多分に漏れずオリジナルのフォーマットだ。指導を積み重ねてきた英知の結晶でもある。だからこそ市販のソフトとはそもそも見た目が違いすぎるゆえにHCRなどに出店しているソフト会社のソフトは全く役に立たない。
全くは言い過ぎかもしれない。少なくとも自社の電子カルテ製作のカイゼンのヒントとしての価値はある。

だからこそ手書きの見た目をそのままにタッチスクリーンで書類を記入できるように作り上げた。

使ったのは天下のGoogle、Googleスプレッドシートである。なぜExcelにしなかったかというと、PCを除いたデバイスでチェックボックスがまともに機能するのがそれだったからだ。Microsoftも課金すればできるのかもしれないが、それを出すまでの経営判断は自社にはない。

さて、今日の言いたいことはそこではない。Googleスプレッドシートのダメなところを克服する手段を記録しておきたいのだ。

まずFinderやエクスプローラーからファイルを開こうとすると、Chromeを嚙ますためにとんでもなく時間がかかる。だからChromeからDriveに飛んで開いた方が速い。ここが第一のウィークポイント。

だが無料だ。

次回に続く。

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