なぜマネーフォワードは赤字を出し続けられるのか？
買っておけばよかった。。と思う株は数知れずですが、下がり傾向があるときに購入できる人は相当数字の読みが強いです。
チャート
コロナショックで底値を出してからずっと上がり調子となっています。底値から約3倍の価格にいますし、相場価格で買っていたとしても2倍になっていた銘柄です。
freee(フリー)の分析については下記の記事をご覧ください。
何をやっている企業か
マネーフォワードは個人向けの家計簿アプリと法人向けのクラウド会計システムを開発している企業です。
私自身も3年間使っていますし、使い勝手がとても可愛いのでお気に入りのアプリです。長く使い続けるほど味の出るアプリなので、スルメ系ですね☺️
競合のクラウド会計のSaaSビジネスに関してはfreee(フリー)や弥生会計などがあります。
損益計算書(P/L)
そんな気になる企業なので、財務諸表を読んでいたわけなのですがどうしてもタイトルの通り赤字が気になったので購入しませんでした。。
売上が1.5倍以上になっている急成長で赤字が減ってはいるものの、15億円の赤字ってやるほどお金が飛んでいく。。
貸借対照表(B/S)
ということでしばらく赤字を出し続けているイケイケな企業ですが、バランスシートはどうなっているのでしょうか？
これは新株発行によって投資家から現金が集まったためです。売上が急増してる場合は資金調達しやすいとはいえ、立ち回りがとても上手なことがわかります。赤字を相殺してなお19億円も現金が積まれているなんて。。
こんなに赤字を出しているのにバランスシートは超良好でした。このまま赤字を出し続けてもあと5年は生きられます。さらに成長を加速させる強気の経営と言えます。
これが若い企業の面白いところです。典型的なSaaSビジネスを基盤にしたプラットホームの成長モデルを絵に書いたような形になりました。
まとめ
バランスシートがとても良好かつ売上の急成長にともなって株価が上昇していることがわかりました。
ただ売上がうまくに上がらなかった場合は一気に暴落する可能性も秘めていますので、バリュー株とは呼べないグロース株でした。
また少し価格が落ち着くころまでウォッチしたい注目企業です。
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ブログもやっているので、ぜひこちらもご覧ください！
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