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愛知県城巡り旅行(その二)

城巡り旅行一日目。小牧山城巡りのあとは小牧駅(名鉄小牧線)へ移動して乗車、木曽川方面へ。

(その一の記事)

国宝犬山城

犬山城は織田信長の叔父、織田信康が築城したと伝えられ、木曽川を抑える重要拠点でした。のちに「小牧長久手の戦い」の際には羽柴秀吉が入り小牧山の徳川家康と戦います。江戸時代になると尾張藩付家老成瀬氏が城主となり代々受け継いで幕末まで続きました。明治維新後は廃城となり天守以外は取り壊され、明治の濃尾震災では天守も被害にあいました。修復を条件に成瀬氏に譲渡された後も様々な困難にあいながら大切にされ、昭和には国宝に指定されます。現在犬山城天守は公益財団法人犬山城白帝文庫の所有となり、犬山市が管理しています。諸説あるが現存する天守では最も古いと言われています。


犬山駅で降り南北に通る本町通りまで歩く、城下町の雰囲気をたっぷりと楽しみながら北へ。

城下町本町通りから犬山城天守。
大手道第三の門「黒門」跡、礎石が残っている。門上には道具櫓があった。
鉄門。2階事務所に100名城スタンプ。

鉄門を潜ると本丸天守へ。いろんな角度の天守をどうぞ。

現存12天守のひとつ国宝犬山城の天守を見ることが出来て感動。そして天守内へ。

地下一、二階、穴倉。天守台石垣の中に入りの急階段。基本的に現存の天守はどこも階段上るのはキツい。
一階、上段の間
二階に上がる急階段と奥の付櫓内。
三階、破風の間。唐破風の内部構造がよくわかる。
同じく三階、最上階へ上がる階段。
天守最上階、廻縁南面からの景色。
廻縁西面からの木曽川。
廻縁東面からの木曽川上流方向。

天守最上階には廻縁と高欄があり、ぐるりと四方を見回せることが出来る。しかし高所恐怖症の私はかなり腰が引けていた。しかも廻縁(床)は外側に向かって緩やかに傾斜しており(雨水を屋根に流すため)、さらに怖い。高欄があるので安全なのだが、そそくさと中に入る。本当は廻縁の床も撮りたかった。


天守東南に出っ張ってある付櫓。天守内入口(天守台南面)に横矢を掛けるために作られている。

案内板。
松の丸跡内にある三光稲荷神社にお参り、御朱印も頂く。このあと猿田彦神社もお参り。
猿田彦神社。

城前広場を抜け犬山神社も参拝。隣にある観光案内所で御城印ゲット!。最後に木曽川沿いを歩き数枚写真を撮った。


観光案内所前より西陽のあたる天守。
木曽川にかかるライン大橋より。
犬山橋より。

最後の最後に雲が現れ、夕焼けの犬山城が撮れなかったのが心残り。薄暗くなり始めたころ名鉄犬山遊園駅へ。名古屋市内に戻りホテルへチェックイン。お風呂に入り旅行支援の一環でもらったクーポン券を持って夕食へ。

伏見地下街の「和酒立呑 明後日」さんで美味しい日本酒とあて(肴)を楽しむ。決して大きくはない店内で立ち飲み(座れる場所もあったが)だったが一人で飲むには落ち着きのある店で自分的には大満足。また行きたくなるお店でした


これにて一日目の城旅終了。欲張ってかなりの枚数の写真を撮っている。二日目の記事はすぐに書けるだろうか・・・



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