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人工授精2回やってみた。

こんにちは。
今回は私が経験した人工授精についてです。

※私の治療歴や、このnoteの意図については下記の記事をご覧いただけたらと思います。

※私はお医者さんでも培養士さんでも看護師さんでもありませんので、専門的なことは分かりません。また、費用や治療の考え方もクリニックによって幅があると思うので、あくまで筆者自身の体験記であることご留意ください。


人工授精は、卵子がもうすぐ排卵しそうというタイミングで、採取した精子を子宮内に放流し、あとは精子くんたちの自分の力で這い上がっていくシステムなので、自然妊娠やタイミング療法とあまり大きな差はないのかなと個人的には思います。
大きな違いとしては、クリニックで内診台に座り、先生によって放流してもらうことや、着床しやすくなるように薬で手助けされること、でしょうか。

人工授精1回目:約10,000円 ※保険適用前の実施
自分の排卵周期だと結構時間がかかってしまうので、クロミッドを処方してもらいました。
ちょっと記憶が曖昧ですが、20mm近くまで卵が育った段階で注射によって排卵させて、翌日あたりに人工授精をしたような記憶です・・
人工授精当日は痛みもなくストレスフリーでした。

それから約2週間、うまくいったかなあ??とそわそわ楽しみにしていたのですが、基礎体温もガクッと下がり、リセットされました。

人工授精2回目:約3,000円? ※ここから保険適用
気を取り直してさあ2回目!と意気込んでクリニックを受診したのですが、エコーでお腹の中を確認すると遺残卵胞が確認されたため今周期はお休みにしようか、と先生から告げられました・・・ショック。
前周期の卵胞がきちんとなくならずに残ってしまう症状だそうで、治療中はエコーで何度もチェックしてるから見つかっちゃうけど、治療してない人も気づいてないだけで普通に起こるよ、と説明を受けました。
まずい病気ではないということには安心したものの、1周期でも早く妊娠したいのに何もできずただただ次のリセットを待つなんて・・と考えたら悔しいというか不甲斐なさというか、涙が出そうになりました。
そして次の周期
ようやくリセットされ、クリニックを受診。
今回はちゃんと綺麗になっていることがエコーで確認できたので、やっと人工授精2回目にチャレンジすることに。
今回は、放流のための管を入れるのに生理痛のようなちょっと強めの痛みがありました。卵管造影の時の痛みの恐怖が過りましたが、すぐに痛みは治りました。よかった。
着床を助けるためにデュファストンを処方してもらい、指示通り飲みました。
この薬は、お腹がパンパンになる感じがありました。とくに夕方。
ちなみに費用に関しては、この日に何かの血液検査をしたので(なんの検査かは忘れてしまいましたが・・)、人工授精と合わせて10,000円ちょっとでした。保険適用で人工授精だけならおそらく3,000円くらいなのかな?

2回目の人工授精から2週間。
今度はうまくいったかなあ??とドキドキワクワクしていましたが、前回同様基礎体温はいつも通りガクッと下がり、リセットがやってきました。はあ〜〜〜。

余談ですが、先生からの指示で「基礎体温を測ってきてね」ということは治療期間中一度もありませんでした。
ただ私の場合は生理周期が長めでその月によってばらつきがありいつ生理が来るのか把握しておきたかったので、そのためだけに測っていました。

人工授精はここまで。早くも体外受精へステップアップ
夫婦それぞれの検査を進めながら並行して人工授精を進めていて、何度検査しても夫の数値ではこれ以上人工授精を続けてもあまり意味ないかも、という先生の判断によりあっという間に体外受精に進むことを決意しました。
不妊治療専門のクリニックに通い始めてまだ半年。
まさか自分たちがこんなスピード感で体外受精に踏み切るとは思ってもいませんでした。
ただ、ちょうど菅元総理のおかげで不妊治療の保険適用が始まったタイミングでもあったので、費用面での不安はそれほど大きくはありませんでした。
菅さんには本当に本当に、心の底から大感謝です。
自費だと何100万とかすぐ飛んでいくと聞きくので、もし保険適用になっていなかったらもう少し人工授精で粘っていたかも、と思います。。

次回は体外受精についてです。
それではまた!

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