自分の器の小ささを知ったタクシー事件:GOアプリナビ!高速道路で固まる事件


なんの神の思し召なのか
2回連続、なかなか面白いタクシーでの経験をした。
というか失敗談。


1回目は題して「GOアプリナビ!高速道路で固まる事件」
2回目は題して「PayPay支払いですったもんだ事件」
順を追って話そう。


1回目の悲劇。
それは突然起きた。
うちから目的地まで「GOアプリ」で配車し搭乗した時のことだった。
〈この「GOアプリ」って何よ?って方のために超ざらっと説明すると、要はタクシーの配車システムアプリ。今自分がいる場所付近にいるタクシーが即座に配車できて、登録してあるタクシー会社もめちゃ多いのでタクシーがつかまりやすく便利。事前にクレジットカードを登録しておけば降車時の決済もさくっと終了。やけにスマートにタクシーに乗れるのでお気に入りの多分東京の都心中心に使える(と思う)アプリ。〉
で、このアプリを使ってタクシーに乗車したのだがこの日は「大当たり」引いた。


後部座席からもそれはよく分かる程の毛量と水を十分弾くであろう肌の張り艶、そしてバリバリの方言。
紛れもなく、私と優にひと回り以上年下であろう地方出身の若者が運転手だった。


不穏な空気が、高速道路で流れた。
そもそも私はこの日、絶対に約束に遅れたくないので随分前からスタンばってタクシーを拾い、即座に「2時までには絶対間に合いたいのだが大丈夫か?」と入念に確認していた。
行き慣れた道だったから20分もあれば着くことは軽く想像できたがこの若者の提案により「高速道路」を使って行くという選択肢を選んだ。
が、そう、それは全てこの「GOアプリ」ナビの不具合によって後に自分の器の小ささを露呈することになる。


高速道路に乗ってしばし・・・


青年運転手「あのー、道ってわかりますか?」
私「え?」
青年「会社のナビ上ではもうずいぶん先に来ちゃったみたいで・・(方言)」
私「え?」
青年「GOアプリのナビが固まっていて、お客様は既にアプリ決済を指定されているのでアプリナビに従って進んでいるんですが・・・こっちの会社のナビではもう行き過ぎてるみたいで(方言)」


結論!高速道路でアプリナビが固まって高速降り損ねた!


ヲイヲイヲイヲイー
もう池袋方面やないかーい!降りるのは初台じゃろがーい!
って高速道路は早々引き返せまん。


GOアプリ便利なようで不便かよ
(ちなみにタクシー会社によると、基本的には運転手さんが勝手にメーターを止めたりは出来なくて、事前クレジット決済となると運転手さんが精算などその場で変更出来ない、しちゃいかんらしいです)


問題はここから。
青年は謝罪なくまず言い訳から入った。
「自分は高速道路は普段乗らないからよく分からない」
「ナビが固まったからしょうがない」
などのような


わわわ〜、イマドキだ。


分かっている、青年なのだ。自分より確実にひと回り以上年下であろう青年なのだ。おそらく圧倒的社会経験が少ないのだ。
それなのにおばちゃんは「約束の時間に遅れてしまう困った」っと振る舞った。
いやそんな振る舞いをしたとて事態は1ミリも変わらないのに。
誰しも思いがけない失敗はある。



私はタクシーを降りてからずっとモヤっていた。そして深く後悔をした。
何よりまず言い訳をした新人っぽい青年と同じ土俵で四股を踏んでしまった大人気のない自分と、もっと大人の振る舞いとして軽やかに冷静に事態を把握し早い段階でトラブル回避できなかったのか、、自分のケ○の穴が小さいとは知っていたけどこれほどまでとは。
後日、やっと気付かせてもらう事となる。


人間の器の大きさを知る時は
「コントロールが効かない時」つまり「自分ではどーにもならない時」だとどこかの心理学者の方が言っていた。
咄嗟の時に品格も人格も器の大きさも出てしまう。
あー、穴があったら入りたい。
そして次こそはもっと冷静に中庸に努めたい。
自分にとっての優先順位を咄嗟に見極めたい。

青年に嫌な思いをさせてしまったけれどとても良い気付きを与えてもらってほんと感謝。
ここに教訓として記します。




ってことで、2回目の「PayPay支払いですったもんだ事件」は長くなったので割愛することとする(雑)

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