さらに壊れる、ピノキオピーのオタク - 02/24
これと同じことを言う続き。
今回はAdoさんについての話が多いです。
けっこう長い。
「META」の話
匿名M、すごすぎ。
彼は初音ミクという存在を、最大限活きる解釈で愛している。
あれで新アルバムのいちギミックなの恐ろしい。
そんなアルバム「META」の概要を見てみる。
壮観と言わざるを得ない。
どれもリリース時に急上昇入ったりしてたよな。
この辺聴き馴染みすぎてる。
これらはYoutube上でどれも10,000,000回以上再生されている。最近ヒットしすぎ。
一つ気になった。
ダウンロード音源『Parallel Egg』
名前で思い浮かぶのは、先日行われたライブ「パラレルエッグ」「パラレルエッグ+」だ。
残念ながら私は見れなかった。
匿名M公開・META情報公開の生放送によると、このライブのオープニング曲らしい。気になる……
(この生放送の中で、匿名Mのcoverに肯定的だったのが個人的に嬉しかった。)
実はこの曲、(アレンジ版としてだが)すでに聴くことができる。
それは「FRENZ 2022 1日目昼の部オープニング -NEST-」だ。
(この映像、めちゃくちゃ好きです。サイトウユウマさんはいつも多彩で息を呑むような作品を出してきますね……)
映像上映イベントFRENZ 2022のオープニング。
それに使われている曲が、「Parallel Egg -FRENZ ver. -」なのだ。
これがLOFTの会場でオープニングの役を果たしたの、かっこよすぎ。見てみたかったな。
次の話に行こう。
「アタシは問題作」の話
Ado×ピノキオピー×えいりな刃物。インターネット、冬の大三角形。
Adoさんの歌声って、聴くたびに「こんなにうまいっけ!?」となる。ライブ映像ちょこっと見たときもすごかったぜ。
とにかくAdoという存在を解釈し、深く表現している歌詞。
いちいちピックアップしてたら、このページのシークバーが豆粒みたいになってしまうだろう。言いたいことが多すぎる!
特に好きな歌詞を挙げるとすれば、
ここすごくないですか?
大抵のことは案外なんとかなるし、大抵のことはそのうち慣れる。
それを等身大に、最高に寄り添って表現している。
私はそんなの意識したこともなかった。
以前からAdoさんの曲の歌詞はパワーを前面に出し、どこかの方向にぶっ放すイメージがあった。(別にそんなことないかもしれない。詳しい人から見てどうなんですか?)
「アタシは問題作」の歌詞は、そんな莫大なエネルギーを自分に向けてぶっ放してるように思える。
そんなことを考えていたら、最高の動画が来た。
Ado×ピノキオピー対談の話
このゴージャスビッグ対談、本当に様々なことが聴けます。
うごくメモ帳などに代表される、10年くらい前のインターネットなサブカルチャーで育った(と思われる)Adoさんにとって、ピノキオピーという存在はものすごくデカいのだろうな、と推察する。
いちボカロリスナーであり、”歌い手”文化の先頭に立っているAdoが(こういうのってどう表現するのが正しいの?)、VOCALOID文化の十数年の担い手であるピノキオピーと対談する。
これはすごいことだと思う。
「Adoが歌う曲のチョイス」の話(19:37あたり)を聞いて、ちょっと嬉しかった。
表現者の試行錯誤の様子で心が躍る。
対談の序盤で、お互いがお互いを天才だと褒めあっていた。
(天性の才能と努力は違うなどの話は抜きにして、私が見た音楽シーンの表現として)彼らは天才だ。
天才がのびのびと活動し、天才同士が考え合える世界、最高。
今日はここまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?