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日本の水族館の在り方

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日本の水族館は30年に1度の建て替え期を迎えている。過去30年は大水槽の時代であり、これからは環境負荷の小さい小型水槽で生態展示を進めるのが欧米の流れである。日本の水族館は何が必…
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2019年11月の記事一覧

シャチこわい。

先日、千葉の鴨川にある「鴨川シーワールド」でシャチを見た。 シャチ自体は名古屋港水族館でも見たことはあったけれど、ショーをするシャチは初めてで、ものすごく楽しみにしていた。 けど、 実際初めて見る、芸をするシャチの恐怖ったら! ちょっと震えた。 もうあれはモンスターでしかない。 イルカのショーで感じる微笑ましさや「かわいいやつめ♡」感はなく、ただもう恐い。 物理的にそうとう大きい、凶暴、風体も恐い=モンスターですよね。 そんなのが人間ごときに従って芸をするなんて、

近い海

小学校の低学年くらいまでは毎週末は祖母が住む長田区に通っていた。母親がそこでピアノ教室をやっていたのでついていってたのだった。日曜日は高取山に登るか須磨水族館に出かけていたと思う。とりわけ須磨水族館の空間が思い出深い。入り口を入ると小さなプールがありウミガメがうじゃうじゃ泳いでいた。王子動物園で最初に見るフラミンゴ同様、このうじゃうじゃ感がこれから出会えるであろうカオスの世界を予感させた。吹き抜けに吊るされた巨大なシャチの骨格標本を見上げつつ順路にそって進む。明るいホールから

新しくなる須磨海浜水族園(スマスイ)のシャチ導入について、私が思うこと

キタムラ100%です。カツラではありませんし地毛です! あと縮毛強制は受けたことありますが、天然パーマです!ウェーブなんかかけたことありません(笑) そんなことはさておき、コチラも放置しまくってましたがどうしても書きたいあの記事をまずはnoteに書きたいと思います。 もうタイトルでわかるかと思いますが、須磨海浜水族園にシャチを導入する話についてです。 先に言っておきますが、関係者でも研究者でもありません私はフリーランスのWebデザイナーであり、海洋生物専門でイラストを描い

神戸市会議員が鴨川シーワールドを視察

議員団からの視察報告が出てくると思いますが、現段階での報告状況です。 混雑する3連休で視察しているので、本来は閑散期を見て判断すべきかと思います。2019.11.4 The inspection report from the legislature, but this is the current status. Since they inspected during the crowded three-day holidays, they should have judg

鴨川シーワールドのシャチ生き別れ

生物を擬人化するのは好まないのですが、シャチは強い社会性があり家族を認識できることからそう表現した。(wiki:シャチの社会性について 野生ではメスを中心とした集団を形成して生活をして、飼育下でも類似した行動が見られることが知られている。そんな行動が見られるのは、千葉にある鴨川シーワールドだが、須磨の開発に伴って鴨川から神戸に一部の個体が移動されることになった。シャチの「生き別れ」だ。 そんな計画が公になったのが、神戸市の議会の岡口副市長の答弁からだ。 --------