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鴨川シーワールドのシャチ生き別れ

生物を擬人化するのは好まないのですが、シャチは強い社会性があり家族を認識できることからそう表現した。(wiki:シャチの社会性について

野生ではメスを中心とした集団を形成して生活をして、飼育下でも類似した行動が見られることが知られている。そんな行動が見られるのは、千葉にある鴨川シーワールドだが、須磨の開発に伴って鴨川から神戸に一部の個体が移動されることになった。シャチの「生き別れ」だ。

そんな計画が公になったのが、神戸市の議会の岡口副市長の答弁からだ。

----------- 10月11日 神戸市議会 特別委員会 -----------
■住本かずのり 議員 (日本維新の会)
  シャチの件、これは先月の委員会でも議論がございました シャチを持ってきて大きな目玉にするんだと言うことで、賛否があるようでございます。
二百万人の年間動員数を予想しているということですけどこの業者、
グランビスタ・ リゾートさんですが、 鴨川 シーワールドさんを経営するグループ なんですけど、鴨川 シーワールドさんは平均客数が約七十万人から八十万人ぐらい。今の須磨水族館は 110 万人ぐらい なんですけど、この シャチを持ってくることで、二百万人は果たして可能なのかなと思うのです。
 例えば、白浜 アドベンチャーワールドは シャチショーで非常に有名になって観客動員数が多かったわけでございますが、この シャチが死にますと
入場者数が激減したという社長の コメントもございました。
 先日の委員会では シャチの寿命は 50 年みたい こと 言ってましたが、飼われているシャチは、白浜では22歳で亡くなっているのが1匹、26歳で亡くなったのが一匹と、この ショーに使えるシャチの寿命が短い、 20~30 年というような感じで言われております。
 これ継続して 30 年間 シャチの ショーが開かれる予定は、副市長に聞いてもわからないんですけど、いかがでしょうか?

■岡口 副市長
 優先交渉権者の事業者から聞いておりますのは、この事業グループで今 シャチを5頭、保有しておられています。そのうち一頭は賃貸に出されとるわけですけれども、これらにつきまして実際、神戸に展示していただく個体をどの個体にするか、またどのような活動するということがまだ確定しておらず、今後ご相談をすることになると思います。
 ただ、この事業者グループはそういった現在飼育されているシャチのみならず、「神戸保全繁殖センター」こういう仮称を付けておられますけれども、初めての神戸で人工移植による初めてのシャチを生み出そうと言うことにも積極的に取り組もうとしておられまして、そういった提案をいただいております。
 もちろんこの事業者は人工繁殖に成功した例もございますので、こういった事業のシャチの飼育の実績も踏まえまして、今後、継続的なシャチの飼育の実績も踏まえまして、今後、継続的なシャチの水族館での展示運用が可能であると考えております。
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以上

★拡散希望: 署名活動★
須磨海浜の再整備の見直しを問う http://chng.it/Gcfr2rwRTS
鴨川のシャチを引き離さないで! http://chng.it/xs6J7dHLDG