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他店と違うブランディングの作り方

まずは、自己紹介させてください。
私は、某整体会社で施術家として会社で施術件数トップになる位まで働きました。
その後独立して個人サロンを開きましたが、後進の育成と今までのノウハウを生かす事に魅力を感じて経営コンサルを始めました。

今回お話したいのが、ブランディングについて。

この時代は、やってれば集客できる時代は終わりました。開業前にどれだけブランディングして開業できるかがスタートの成功の境目になります。
さらにコンサルティングに携わると感じるのが、そもそもブランディングを行なっていない店舗も多く、それだけでも状況が変わります。

ブランディングに関しては色々な種類があるので、今回は乗り越えるべき課題を挙げていきたいと思います。

1、そもそも自分のお店を認知されているのか?
2、自分に必要性のあるサービスだと思われているか?
3、価格は適正か?
4、行きやすい状況を作れているのか?

集客にポイントを当てた課題になりますが、これだけでも変わります。

まず、お店を開く前にペルソナ(ターゲット)の改めての理解です。

わかりやすくモデルを決めると
ペルソナ
・40歳のビジネスマン
・デスクワークがメイン
・会社では課長になりお金に余裕はある
・体の不調は当たり前で、部下と上手くいかずにストレスが溜まっている事が多い。
・老後の健康が不安
・会社から家まで通勤片道1時間以上
・お酒はかなり飲む

こんな人をペルソナとします。
貴方も、ペルソナを想定しながら考えてください。

1、そもそも自分のお店を認知されているのか?
まずはここです。これがクリア出来ていないと、来てくれるお客様も来てくれません。
認知されるには、もちろん告知が必要です。
大事なのはペルソナにあった告知が出来ているか?ペルソナに見てもらう事がポイントです。
弓道には『正射必中』正しい打ち方をすれば必ず当たるという言葉ですが、
正にこれですね。正しい告知が出来れば、ペルソナが来てくれる確率が一番高くなります。

方法としては、
・ポスティング・他店舗とコラボする・費用をかけて広告媒体にのせる
というところでしょうか。
今の時代、どんなペルソナにするにしてもSNSをするのは絶対です。
ではまずポスティングですが、ポスティングは枚数勝負になります。
統計では、100枚で1枚リターンがあるかないか?と言われています。
100枚配るのも平均5〜10分と言われていますが、より効率的にと考えると今回のペルソナで言えば、

・40歳のビジネスマン
・会社では課長になりお金に余裕はある

にはなるので、高級住宅街もしくは一軒家に絞ると確率が変わるんじゃないでしょうか?後はビジネス街に投函するのも必要になってくると思うのでで、業者に頼んでやってもらっても良いかもしれません。

2、自分に必要性のあるサービスだと思われているか?
これは、ペルソナに向けてのサービス準備が出来ているか?を意識できるかが大事です。3、価格は適正か?とかぶる部分があるので大事なポイントは下記の3点です。

・広告内容→ペルソナに向けての文面を載せているか?
      広告に書いている内容は意識できていますか?万人向けの広告文章よりも、ペルソナに向けた文章の方が集客率が高い結果も出ています。

・施術内容→ペルソナを想定した施術コースを作れているか?
      ペルソナに向けた施術コース(今回のケースで言えば、デスクワークがメインなので肩周りに特化したコース・ストレスが溜まっているので癒しの効果が得れるものを入れる)

・価格  →価格は適正か?
      価格はもちろん継続できる価格にする必要がありますが、ここでのアドバイスとしては価格もペルソナを意識したものにします。
      (例 月収40万として平均的に娯楽費用として使うのが平均3割と言われています。なので今回だと12万円。その中からリラクゼーション費として出せるのが平均で2割と   なります。結果2万4千円になりますが、そこから週1回通っていただくのを想定して6千円のコースで想定します。)

4、行きやすい状況を作れているのか?
これはお客様が入りやすい入り口を作れているか?という事ですね。入り口というのは物質的にもそうですが、電話番号やネットからの予約・タイミングの良いところで行きやすいキャンペーンをしているか?ここが大事になります・広告媒体・インフォメーション・特にSNSが大事です。


以上の4点を想定できていますか?
他店との差異をつけるだけでなく、継続的に経営していく為にもブランディング力をつけていきましょう。

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