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【みんな違って、みんないい】緊急事態宣言 ? 法律制定? ゲゲゲno異文化排斥

小学生・たろう「休校もさすがに飽きてきたよ~学校に行きたいよ~」

母「もう少し我慢しなさい。総理大臣が決めた休校なの。大事なことなのよ。テレビでも見てなさい」

たろう「わかった。じゃあ、日曜朝のアニメを見るよ。ぽちっとな」

母「日曜朝のアニメ?今の時間は9時20分、もしかすると、あの番組の最終章かも…
たろう、だめ!アニメは見ないで!!」

ママの静止は一足遅かった。

たろう「ママ?このアニメ鬼太郎だよね?
そ、総理大臣が鬼太郎を発砲してるよ!?!?!」

ママ「見ちゃダメ!!!この番組はたろうにはまだ早いの!?

子供向け番組の範疇を超えてる…
おとなのお兄さんが見るアニメなの...」


〇子供向けアニメの範疇を超えたゲゲゲの鬼太郎さん

笑業家として、執筆から楽曲制作、教育ビジネスなど幅広く活動している喜多です。

本日は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」6期の最終章から学べることを記していきます!

鬼太郎6期最終章は、
「現代政治の仕組みや、異文化交流」を取り上げています。

これらの知識を正しく掴むことで、今の現代で何が起こっているのか、
自分や家族を守るときにはどうすればいいのか、がわかります。

この記事が、みなさまの知見を深める助けになれば幸いです。


「全集中・人生大満足の呼吸」
七ノ型・世の中を俯瞰し、時機を伺え に該当します!

<私の経歴>国家公務員3年⇒経営者団体10か月⇒なにわ下町会社(現在) ⇒(今後の野望)起業の勉強中⇒日本の教育改革⇒最高のエンタメ映画製作!


〇ゲゲゲの鬼太郎の基本情報

その前に、「ゲゲゲの鬼太郎6期」について説明しましょう。

画像1

ゲゲゲの鬼太郎:朝ドラ「ゲゲゲの女房」で取り上げられた漫画家「水木しげる」先生原作の作品です。

合計6回アニメ化されており、今回は6度目のアニメ化なので、6期と呼ばれています。

2018年4月から放送が開始されています。
前番組「ドラゴンボール超」孫悟空役の野沢雅子さんは、目玉おやじの声を担当(笑)

(野沢雅子さんは、過去の鬼太郎シリーズでは鬼太郎の声を担当)


6期は作画、脚本など様々な面でレベルが高いですね!

また、5期に比べると、現代社会の問題に切り込んだ社会風刺の一面が強くなっております。

(5期は「みんなで協力」というテーマがあったようで、鬼太郎の戦闘力は低く、仲間の妖怪たちの力を借りて、敵を倒していました)

2019年4月に成立した「改正出入国管理法」

こちらを境に、日本に外国人労働者の方が増えましたが、それに伴う労働問題も鬼太郎6期は切り込んでいました。

鬼太郎6期の特徴は、脚本の幅広さです。

鬼太郎っぽい正統ホラーから、子供たちが喜ぶカッコいい戦闘シーン。
猫娘や犬山まななど、美女キャラの活躍。
鬼太郎が合コンに参加する、アイドルになるなどのコメディ回。
脇役妖怪にもスポットを当てる緻密なストーリー。

この辺は、私が理想とするところですね。
幅広い範囲をカバーするシナリオ!

そして、2019年10月から始まった
最終章 ぬらりひょん編 これがまた社会風刺満載の長編なのです。

このぬらりひょん編を読み解けば…見えてくるものが。

〇鬼太郎6期 95話「妖怪大同盟」 のあらすじ

3月15日に放送された95話「妖怪大同盟」をさらっと紹介します!

ぬらりひょんは、ここまで、
「人間社会と妖怪社会の分断」を目指してきました。

妖怪にひどいことをされた人々は、妖対法(妖怪を殲滅する法律)の成立を進めます。

そして、それを阻止しようとする妖怪の攻防。

妖怪と共存を訴える人もいましたが、妖怪の力を目の当たりにし、人間たちは恐怖を覚えます。

そして、半妖のねずみ男と鬼太郎は、妖怪と人間の狭間で揺れ動いていました。

(半妖といえば、高橋留美子先生の犬夜叉もそうですね)


そして徐々に、人間たちは妖怪を恨むようになってきたのです。

〇「妖怪は人間たちに害をなす存在」として。


それらの意識が醸成されていたころのことです。

かつて鬼太郎が倒したはずの「西洋妖怪・バックベアード」が復活し、ビーム光線のようなもので日本の町を一つ潰しました。

これはぬらりひょんの差し金。

彼は最凶のバックベアードと手を組んでいたのです。


この事態に鬼太郎はもちろん激怒。

鬼太郎が駆けつけた時には、時すでに遅し、バックベアードは姿を消していました。

「バックベアァァドォォーッ!!!」 と叫び、怒りをあらわにする鬼太郎。

ねずみ男は、ぼそりと、「戦争が始まる……」と呟きました。


そして総理大臣は、この危機を利用して妖怪排除に動き出します。

妖怪を排除する法律を国会で成立させたのです。

そして、政府の武装部隊が、妖怪テロリストと呼ばれる妖怪たちを始末し始めたのです。


この事態に、鬼太郎はどのような行動をとったのか?

自慢の戦闘力で人間を排除??

いいえ、6期の鬼太郎はそんなに野蛮ではありません。


〇首相官邸に直訴とかいう行動力の塊

鬼太郎はなんと、自分一人で総理大臣に直談判に行こうとしたのです。

賢いというかなんというか、まあたしかにそうですね。
妖怪排除の法律を制定したのは総理大臣ですし、その大本と交渉するのは理にかなっています。

しかし誰もが、「そこまでの直談判はしない」

他の妖怪たちは、「総理?あの馬鹿といまさら何の話をするっていうんだよ?!」と、鬼太郎の考えに反対します。

それでも、人間(総理)を信じるのが、ゲゲゲの鬼太郎!!!


〇話し合い次第で人間と妖怪は共存できると信じた…

一方、そのころ、ねずみ男は。

彼は人間が妖怪を排除する展開を予想していたので、早々と日本から逃げようとしました。

しかし、鬼太郎のことが忘れられず、日本にとどまって鬼太郎を助けることにしたのです。

(鬼太郎とねずみ男がラーメンを食べるシーンは胸が熱くなりました!)

ねずみ男は、単身、首相官邸に向かう鬼太郎と合流します。

「お 前 み た い な コ ミ ュ 症 に交渉を任せられるか、俺も行くぜ!」

腐れ縁の大親友、半妖の二人で交渉行くのはアツすぎる展開です!


https://twitter.com/bianconeroshiro/status/1238983431918243840


交渉は決裂しました。

総理大臣は、鬼太郎からの停戦協定を無視。

それどころか、対妖怪銃で鬼太郎を発砲します。

エグイですね、総理大臣w

さすがにお茶の間の子供たちも発狂でしょう…


しかし、鬼太郎は総理大臣に対して反撃をしません。

ねずみ男をかばって、ひたすら銃撃を受け続けています。

鬼太郎の戦闘力ならば、生身の人間に対抗することなど容易なはずですが、彼はあえてしなかった。

人間を信じていたのかもしれません。

銃を乱射された、鬼太郎は…

消滅しました。


大親友の鬼太郎が消滅し、号泣するねずみ男。
彼は悲しみとともに、人間への憎しみを募らせていきます。

そんなねずみ男に、手を差し伸べる人物が。

そう、心の闇に漬け込む、ぬらりひょんです。

ねずみ男はぬらりひょんに言いました。

「俺はお前らが大嫌いだ。
だが、人間に復讐できるなら、お前らと手を組むぜ」

これはぬらりひょんの予想通りの展開でしょう。

彼は、妖怪を「反人間」の意識で統一させるためにここまで行動していたのです。

その一番の障害となっていた鬼太郎がいなくなった今、彼は妖怪を束ねて人間たちに…


次回の96話 予告は、「第二次妖怪大戦争」

ぬらりひょん率いる妖怪軍団 VS 人間の全面戦争


〇シリーズで一貫して主張された「妖怪と人間の共存」

さて、ここまで鬼太郎6期のぬらりひょん編のあらすじを紹介しました。

名無し編、西洋妖怪編、大逆の四将編、と続いてきた鬼太郎6期。

このシリーズでは、「妖怪と人間の共存」というテーマについて取り上げられてきました。

悪い妖怪もいれば、いい妖怪もいる。
しかし、それを一緒くたにして、「妖怪は悪い。だから排除しろ」という極論になる人も。


この流れ、みたことありませんか?

〇外国人労働者、移民・異文化排斥の風潮

〇ブレグジット、白人至上主義、コロナ排斥、に共通

世界、日本の排斥の動きと似ているのです。

コロナウイルス蔓延による排斥の流れ。
イギリスの移民受け入れ問題に端を発したブレグジット。
アメリカ合衆国の白人至上主義。

いい人間もいれば、悪い人間もいる。
外国人もそう。

悪意のある人もいれば、善良な人もいる。

〇だから、違いを受け入れなければならない。

しかし、危機意識と復讐心が、その気持ちを忘れさせるのです。

ぬらりひょんは、「本当に怖いのは人間。この局面ではぴったりと当てはまる」と言っていますが、その通りでしょう。

スターウォーズで例えるなら、アナキンスカイウォーカーの心の隙間にパルパティーンがつけこんで闇に堕としたことと似ています。

ウルトラセブンの大敵「メトロン星人」も
サイボーグ009の黒幕「ブラックゴースト」も
ゲゲゲの鬼太郎の黒幕「ぬらりひょん」も

人の心の闇、隙間を狙っているのです。


この辺の問題は、ぼくの盟友・MAXさんが提起した正義と悪の問題にもつながります。



〇緊急事態こそ、冷静に。特措法 成立は要注意

新型コロナウイルス対策の特別措置法は、参議院本会議で採決が行われ、賛成多数で可決・成立。感染拡大に備え、総理大臣が「緊急事態宣言」を行い、都道府県知事が外出の自粛や学校の休校などの要請や指示を行うことが可能に。

日本を揺るがしたこのニュース。
ぼくは、この内容と鬼太郎世界での妖怪排除法と似たようなものを感じました。

政府は、危機に乗じて、強引な政策を行うことがあるのです。

「緊急事態宣言」が出されるとまずいの?と、思われた方もいるかもしれません。

実はこの法律、

〇国民の権利を制限に対する懸念があるのです。


特別措置法を担当する西村経済再生担当大臣は、記者団からの質問に対し、
「必要最小限となるようにするという非常に重い規定があり、常に頭に置いて運用しなければならないと肝に銘じている。特に専門家の意見を聞くことが大事だ」と述べた。


しかし、どうでしょう。

みなさまは、この発言を信じることができますか?

この数年の政府の政治判断を鑑みてください。
公文書改ざん、文書偽装、首相のお友達優遇内閣のこの発言を。


緊急事態宣言が行われれば、前例が増えるでしょう。

「緊急事態だから」という論理で政府は国民の権利を侵害することが可能です。

北朝鮮がミサイルを照射した!緊急事態だから、徴兵令を復活させる!
なんて案が出ないとも限りません。


〇緊急事態宣言で、メディアの情報発信が危機に

サンデーモーニングで、このように取り上げられていました。

「緊急事態宣言が出されてば、NHKは政府が取り上げた情報を提供しなければならない。他の民放にもこの規定が適用されれば、各メディアは政府の指示通りの情報しか発信できない」

今は、情報が氾濫する時代です。

ネットに出てくる映像コンテンツが内容の真偽が確認されないまま拡散され、時にはフェイクとして人々に届く。

ニュースを見るとき、メディアの送り出すコンテンツが、事実・真実を伝えているのかを見極めるリテラシーを身につけることが求められます。

メディアの中でも、多くの影響力を持つテレビ放送局が、政権の意図通りの放送しかできなくなったらどうなるでしょうか?


日本はかつて、戦争にて、悲惨な犠牲をはらいました。

今の政権の中枢にいる政治家たちは、その頃の為政者の流れをくむ人々です。

〇第二次世界大戦に突入するときは、危機に乗じて国民を制限する法律を制定した

1938年 国家総動員法
日中戦争の長期化による総力戦の遂行のため国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できる旨を規定。
1940年 大政翼賛会成立
日本の全政党を解散させて新しくできた公事結社。
1941年 国防保安法 
国家、軍事機密の漏泄、デマ、サボタージュに対する取締りを強化する法律。被疑者の拘引、勾留、捜索等について警察当局に大きな権限を与えた。

(特定秘密保護法と似ていると話題に)


1941年12月8日 真珠湾攻撃に端を発して、太平洋戦争開戦。

そして、これらの制度が導入後、どうなったでしょうか。


〇エンターテイメント と 社会風刺・警鐘の融合


ボリューミーな記事をここまで読んでいただいてありがとうございます!

鬼太郎の話から、だいぶ脱線しましたね笑

たかがアニメかもしれませんが、深く考えればここまでたどり着きました。


ぼくは最近、起業したいと考えているので、時間を大切にしています。
この内容のブログを書いているのも、自分の教育ビジネスにつなげるための下地です。

ですので、見たいアニメなどの作品は、ある程度、絞ってみています。

しかし鬼太郎は大事な作品。幅広いジャンルをエンタメに昇華している。

自分が目指す発信・エンタメ作品と似ているので、研究材料にしています。

(歴史と政治の勉強にも)


鬼太郎のぬらりひょん編から学んだことは、

〇危機に乗じて、国民を制限する法律が制定されることがある

〇異文化交流は難しい、他社との違いを受け入れる寛容性が必要

みなさんも、好きなアニメがあれば、ぜひじっくり考察して何かを学びとってみてください。


どうすればいいのかはぼくもわかりません。

ただ一つ言えることは、

〇寛容さを持って、違いを受け入れましょう。

みんな違って、みんないい

そんな心です。

この記事のタイトル、「ゲゲゲno異文化排斥」には、

ゲゲゲの鬼太郎と、異文化排斥はNO をかけてみました(笑)

共感していただけた方は、ぜひ記事をシェアしてみてください!


最終回に関する記事はこちらです!

貴重な時間を使って読んでいただき、誠にありがとうございました!

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!!!noteにはる


ぼくは、国家公務員時代に境港付近に勤務しており、ゲゲゲの鬼太郎ロードにも行きました。

そんなゲゲゲファンとしては、朝ドラの「ゲゲゲの女房」も大好き。
主演の松下奈緒さん、実は彼女は…


ぼくは、道楽舎というコミュニティを運営しています。

物語を考察したり、人生の道中を楽しむために、活動中!




国家公務員⇒経営者団体⇒民間企業で営業 人生は喜劇を合言葉にブログ毎日投稿 全ての経験をコメディ・ノウハウに昇華! 【野望・展望】 ワクワク・笑顔・本質の捉え方を届ける! 創作=エンタメ映画製作 お仕事改革=教育システム構築 サポートのお金は皆様を笑顔にする事業の資金にします!