【新成人へ】カサブタは気にすんな。価値観は人それぞれやん


明日へ続く坂道の途中で
すれ違う大人たちはつぶやくのさ
「愛とか夢とか理想も解るけど
目の前の現実はそんなに甘くない」って

↓逆境を笑いに変えるライター・喜多の自己紹介はこちら↓


成人式がやってきたどー!!


身丈、みたけ。

身巾、みはば。

裄、ゆき。

袖、そで。

襟、えり。


成人式の晴れ着でひと際目を引くのは、日本的な部分ではなく、もこもこしたファーのショールです。

ファーのショールは、動物愛護の目線から見れば賛否両論が巻き起こり、
高橋留美子ファンの目線から見れば、犬夜叉の殺生丸を彷彿とさせます。

殺生丸


出典:小学館 犬夜叉 高橋留美子

本日は、おめでたい成人式を少し変わった観点で伝えていきます。

成人式の捉え方は人それぞれ、

新成人の方へのメッセージを送ります!


成人式の始まりは、約70年前。

1946年、埼玉県蕨市で始めての成人式が行われました。

このときの成人年齢は20歳でしたが、現在は成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が成立しております。
そのため2022年の成人式は、例年の3倍の規模に。赤い彗星かよ。

「成人式」に類する通過儀礼は昔から行われていました。

それが「元服」と呼ばれる儀式です。

元服(げんぷく)とは、奈良時代以降の日本で成人を示すものとして行われた儀式。おおよそ数え年で12 - 16歳の男子が式において、氏神の社前で大人の服に改め、総角と呼ばれる子供の髪型を改めて大人の髪を結い、冠親により冠をつける。

(人気漫画キングダムでも、加冠の儀が執り行われていました)

平安時代から明治時代あたりまでは、成人といっても大きな違いはありませんでした。

武士は元服前に合戦に出陣することもあり、商人も子供のころから奉公に出て商いを行っていたためです。



しかし、現代日本の仕組みは違います。

成人を迎えて、

「おめでとー!!」と祝われるやいなや、

「国民年金」や「国民健康保険」の支払い通知が届く

のです。


日本国内に住むすべての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務づけられています。参照:日本年金機構


「賦課方式の公的年金とか払いたくないって!ぼくらがおじい、おばあになるときは殆どもらわれへんやん!」

現在の日本の公的年金は基本的に「賦課方式」で運営されており、現役世代が納めた保険料は、そのときの年金受給者への支払いにあてられています。

そんな反論に意味はありません。

「払わなければいけないのです」

(会社員は源泉徴収ですが自営業なら…)


そう、この国は容赦がありません。リアルガチです。


成人になれば、日本社会のルールに従い、日本国憲法の義務である納税と勤労の義務を果たすべき責務が生まれるのです。


ただし、学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」が設けられています。救世主かYO!


成人式用スーツ、振袖レンタルの金額を目にして、「大人って生きているだけでも、こんなにお金がかかるのか」と、将来への一抹の不安が掻き立てられることもあります。

<案外高いよ>


成人式は本来、次代を担う若者を励ますための式です。
しかし、人によっては、大きな葛藤を与える式でもあります。

「葛藤なんてねえよ!楽しみだ」という人は、幸運な方です。

しかし、スクールカーストに悩まされてきた方にとっては。

シェイクスピアのハムレットが語った言葉と同義の、

「行くべきか、行かざるべきか。それだけが問題」

なのです。

葛藤、それは、特に中学校時代の人間関係、「昔のカサブタ」との折り合いです。

過去の黒歴史、カサブタ…


つまずきながらも転がりながらも
カサブタだらけの情熱を忘れたくない
大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ
逃げも隠れもしないから笑いたい奴だけ笑え
参照:カサブタ  金色のガッシュベル 小学館

あまり輝かしい中学校時代ではなかった方は、出席するかどうか悩みます。

私は高校デビュー組ですので、中学時代は、9番センターの地味な野球部員、決して華やかなものではありませんでした。

「行ってみれば楽しいのかな」「いや、楽しくないだろう」という気持ちに揺れながらも、両親や祖父母の

「とりあえず行っとけ」

という言葉に負け、とりあえず成人式に参加したことを覚えています。


しかし式典会場は、そんな勇気を振り絞った人にとって幸せな場になるとは限りません。

たいていの場合、「そんな勇気を出すまでもなく参加する人たちが支配する世界」なのです。

学生当時、スクールカーストの上位グループにいた者が幅を利かせて、地味なグループは目立たず隅っこにいるだけ。

無造作ヘアの男、目がキラキラしているギャル、二次会に向けてテンションが上がっているリア充が集う場。


*スクールカーストに対抗した漫画でめちゃくちゃ面白いものがあります。「我妻さんは俺の嫁」 また紹介します!


<スクールカーストを再認識>


これだけでは終わりません。

この時点でノックアウト寸前の非リア充に、トドめを刺すのが、

<お偉い方の、ありがたいけれどもあまり頭に入ってこない長すぎる訓示>

です。

式が終わった後も戦いは続きます。(多くの人は戦ってなどいない)

家を出る前に「夕飯は食べて帰ってくるわ」と親に言ったものの、特に飯を食う相手も見つからず、マックで一人時間をつぶす、なんて人もいるかもしれません。


<自由に生きればいい、価値観は人それぞれ>


成人式に乗り気でない方々。

大丈夫です。

もし成人式で寂しい思いや、劣等感を抱いても、今後の人生に悲観する必要はありません。

「スクールカースト」は、学校という特殊な閉鎖空間で生まれるものです。

会社に入ってからも、スクールカーストのようなものはもちろんありますが、それは人数の多い職場くらいです。

それどころか多少不自由を感じる方が、のちのち自由を感じる?


無理に、周りに合わせなくてもよいですし、集団の中でマウントをとることが全てではありません。

一人で居ることをおそれないでください。
価値観の合わない人とは付き合っても疲れるだけです。

価値観なんて人それぞれですから。


逃げも隠れもしないから笑いたい奴だけ笑え
せめて頼りない僕らの自由の芽を摘み取らないで


新成人のみなさまへのエールは、明日の記事にて!これにて本日は、終了で候。

第一幕、完。 ↓第二幕はこちら↓

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!


他にも多彩なジャンルの記事を書いておりますので、一部をご紹介します。

エンタメ作家の喜多です! ↓自己紹介記事はこちら↓

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国家公務員⇒経営者団体⇒民間企業で営業 人生は喜劇を合言葉にブログ毎日投稿 全ての経験をコメディ・ノウハウに昇華! 【野望・展望】 ワクワク・笑顔・本質の捉え方を届ける! 創作=エンタメ映画製作 お仕事改革=教育システム構築 サポートのお金は皆様を笑顔にする事業の資金にします!