マル旋風 兵庫が熱い
昨春、愛媛から１匹の３歳雄猫が兵庫に上陸しました。名前は「マル」。ハチワレです。身長５５㌢。胸囲５５㌢。ウエスト５５㌢。足の大きさは５・５㌢。「５」づくしですが、体重だけは１０㌔です。その体格からデブ猫ちゃんと呼ばれています。
こんにちはド・ローカルです。マルを誰よりも愛する兵庫県民です。昨年４～１２月の８カ月間、兵庫五国を旅した全３６話の物語「マルのはじまりの鐘」は読んでいただきましたか？ 見逃し配信はこちらから。
４月１４日にはこの兵庫編の絵本が発売され、４月下旬から兵庫編の第２シリーズがスタートします。
第２シリーズが待ち遠しいファンのために、さまざまな仕掛けを用意しました。
❶五国巡礼展示会 次はあなたの街へ
早見和真さん、かのうかりんさんによる創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」の世界を紹介する展示会が、県内各地を巡回しています。これまでにおこなわれた神戸と姫路、養父、三田市の会場には、計１５００人が訪れ、主人公マルや仲間たちと触れあいました。春から始まる兵庫での新たな冒険に向け、胸をワクワクさせているマルたちにぜひ会いに来てください。
「マルのはじまりの鐘」は昨年４～１２月、毎週土曜の神戸新聞朝刊に連載され、人気を集めました。愛媛県からやってきたハチワレ猫のマルが、兵庫五国を旅する冒険物語。最終回では新天地へ旅立つと宣言したマルでしたが、ご好評にこたえて再び兵庫各地を巡る新シリーズが４月からスタートします。
巡回展では、第１シリーズ全３６話の新聞パネルや複製原画を展示。神戸栄光教会で歌う聖歌隊メンバー、勇ましい赤穂ニャン士、福崎町の陽気な妖怪たち、丹波竜のぴーちゃん、ネコの仙人や神様…。個性豊かなキャラクターたちとのなつかしい場面がよみがえります。
❷兵庫を旅してマルのスタンプを集めよう！ 15日からスタート
「広い世界を見てみたい」。そう言って愛媛をあとにしたデブ猫のマル（３歳雄）は昨年４月、兵庫に上陸しました。神戸に向かう船の中で出会った桜子の願いをかなえるため、兵庫五国を旅し、訪れた市町は１４を数えます。神戸新聞社とエディック・創造学園は、マルがたどり、物語にも登場したスポットを巡る「マルといく 五国巡礼スタンプラリー」を３月１５日からスタートします。スタンプを集めて、豪華賞品をゲットしましょう！
■五国に計１６台
スタンプ台の設置場所は以下の通りです。
神戸・阪神＝オレンジフェリー神戸六甲港▽神戸栄光教会▽宝塚市立文化芸術センター▽阪神西宮おでかけ案内所▽ホテルオークラ神戸―の５カ所。
播磨＝魚の駅▽赤穂大石神社▽書写山円教寺▽西はりま天文台▽福崎町辻川観光交流センター―の５カ所。
但馬＝神戸新聞広谷大屋専売所▽城崎文芸館▽ジオパークと海の文化館―の３カ所。丹波＝丹波ゆめタウン▽丹波竜化石工房「ちーたんの館」―の２カ所。淡路＝諭鶴羽神社―の１カ所です。
■応募方法は２種類
①デジタルスタンプラリー
各スタンプ台にあるポップからＱＲコードを読み取り、メールアドレスとパスワードを入力してログイン（ＬＩＮＥ認証も可）すれば、スタンプを取得することができます。応募ができる数に達すると自動的にお知らせし、フォームに必要事項を入力の上、送信してください。
②応募はがき
スタンプ台が設置してある１６カ所のポイントや神戸新聞本社、支社総局などに応募台紙があります。台紙にはスタンプ押印欄があり、各ポイントでスタンプを押してください。裏面は申し込みハガキになっているので、住所・氏名・ご連絡先を記載の上、郵便ポストへ投函してください。
■賞品キャンペーン
３カ所のスタンプを集めると「限定オリジナルシール」が応募者全員にもらえます。さらに５カ所のスタンプを集めた方を対象に豪華賞品が抽せんで当たるＷチャンスキャンペーンも実施します。応募期間は５月３１日まで（はがきは消印有効）です。
❸絵本予約受け付け中
「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」が絵本になります。４月１４日の発売に先立ち、特別サイトで予約を受け付けています。
絵本には再編集した連載全３６話のほか、１月１４日、２１日に掲載した特別編「祈りの朝」も収録。阪神・淡路大震災の記憶をネコたちの目線でやさしくつづった、兵庫の子どもたちにぜひ読み継いでほしいお話です。
予約特典として、兵庫編のイラストをあしらったクリアファイル３枚と、しおりのセットをもれなくプレゼント。また作者のサイン入り複製画や兵庫編のイラスト入りバッグ、マルのぬいぐるみストラップなどが、抽せんで合計１００人に当たります。
予約サイトのアドレスは、こちらから
＜ド・ローカル＞
１９９３年入社。デブ猫チャンの巡回展示は３月１１日から丹波市にある丹波ゆめタウンで始まります。２３日から２６日までは豊岡市立図書館で開催します。いずれの会場にも私はおりますので、みかけた方はお声かけください。マルとの記念撮影会や新聞バッグのワークショップもあります。