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【あいな里山公園】ハチクマ‥とりあえずの考察

 今シーズン、あいな里山公園で初めてハチクマにあったのは2023/05/20の探鳥会。
 終盤にさしかかったころ、上空低いところに出現、写真でチェックするとカエルをつかんでいた。飛翔方向は園外へ向かう方向、ただ時期的にはヒナが生まれるにはまだ早く、繁殖との直接的な関連は不明。
【行動】低い高度をカエルを持って園外へ飛び去る

2023/05/20

次に出会ったのが2023/07/26
【行動】遠方から現れ、旋回しながら近づいた後、営巣が疑われるエリアへカエルを持って急降下で飛び込む

そして2023/07/28
【行動】営巣が疑われるエリアから手ぶらで舞い上がる

2023/07/28

2023/07/29
営巣が疑われるエリアを踏査するもめぼしいヒントは得られず。
【行動】営巣が疑われるエリアから手ぶらで舞い上がる※7/28とは少しずれた場所

2023/07/29

2023/07/30
7/29に舞い上がった近くで観察。
【行動】手ぶらで低くやってきてかなり高く高度を上げ、飛び去る

2023/07/30
2023/07/30

2023/07/31の観察(朝の短時間)では観察できなかった。

現時点でのとりあえずの考察
・エサを運んできて森の中へ持ち込んだ→巣のヒナへの給餌(営巣している)の可能性がある。
・28、29、30と営巣が疑われるエリアから出てきたり、近くへ戻ってきたりとこの場所への強い執着がみられる。
 以上のことから、このエリア、もしくはその周辺で営巣中の可能性があると考えた。

2023/07/31の観察(朝の短時間)では観察できなかった。

 オスの動きは頻繁に観察されるものの、メスの存在が全く確認できていない。
 7/30の動きは低く帰ってきて、筆者の存在に気づいて高度を上げ、逃げ去ったようにも思えた。何となく営巣場所に近い緊張感が感じられず、非繁殖個体のオスが気に入ってる場所だけなのかもしれない。
 右足がケガのためうまく使えない可能性が高く、エサを十分にとれていない可能性が高い。7/29の写真を見るとずいぶん体が細いようにも見える。繁殖どころか、自分が生きていくのに精いっぱいなのかも。
 と、推測の域を出ないことばかりだけど、もう少し観察を続けてみたいと思っている。

撮影機材 Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM






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