KOBE BIO Altanative School

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ミジンコその恐るべき生態

自然探求学習Kobe BIO Altanative school では、稲作や畑を中心にしながら 自然への理解、歴史への敬意ということで 環境負荷についてを考えるための土台つくりをしています。 こどものころはよく、農家さんが一生懸命お米を作っていますから ご飯は残さないで食べるように なんて言われたことはありませんか 正直言って田んぼを見たことしかない人間にとって お米はスーパーで売っているもので、いつでもどこでも手に入る 便利な食べ物でしかなく、、 農家さんなんてみ

    • 自分たちで創り上げる時間

      スクールでの毎日は、 朝はそれぞれのお家から電車に乗って、もしくは車に乗って スクールまで登校してきます。 学校についても家庭での気持ちを引きづっている子もいるし、 今日はこれがしたい! と思って登校している子もいます。 朝の会でアイスブレイクをしてそれぞれの今日の想いを確認して 自分の心をコントロールできる時間をつくるということをしています。 午前中は個別学習をし、お昼ご飯は まだ人数も少ないので、みんなでかまどご飯を炊いてお味噌汁も作って 自分たちでお昼ご飯を作

      • 稲作を中心としたプログラムを作る理由

        私たちの稲作活動について 私たちが全国の「オルタナティブスクール」といわれるスクールへ訪問し 色々と聞いていく中で スクールの考え方やアプローチはとても良い・・ でも、自然との関りや食への意識などが薄かったり もしくはマクロビオティックという考え方を強く推し進めていて 食の中での禁止事項が多く感じられるような学校も ありました。 どこの学校もオルタナティブスクールとしてはきちんとした理念もあり 考え方が定まっているからこそなんだろうなとも 感じました。 では、私たち

        • スクールでの食についての考え方

          KOBE BIO Altanative school では「食」は大切な要素だと考えています 生きる上で衣食住は欠かせないものと言われていますが その中でも食は様々な選択肢があり、 こだわりもそれぞれに考えの出てくるところかなと思います。 では、マクロビや徹底した玄米菜食、ビーガン思考なのかと問われたら どこかの何か特定の思考や思想はないけれど 「環境負荷のない、持続可能な農につながる食環境」を提供する というスタンスです。 オーガニックやビオであるということは、

        ミジンコその恐るべき生態

          低学年クラスの個別学習あれこれ

          それぞれのクラス 私たちのオルタナティブスクールでは、 ①小学校1年生~3年生の低学年クラス ②小学校4年生~6年生の高学年クラス ③中学部 と3つのクラス編成があります。 クラスといってもそれぞれに教室があるわけでもないですし、 机も一緒に並べていることもあります。 古民家の中なので一緒の空間にそれぞれ別々の空いているようなスペースを使うというイメージでしょうか 低学年クラスでは、「ことば」と「かず」の概念を感じてもらうために 毎日午前中の個別学習の時間で

          低学年クラスの個別学習あれこれ

          どんな場所で毎日を過ごしているのか

          KOBE BIO Altanative Schoolは神戸市北区の八多町里山地区にあります。 八多町については 神戸市HPから引用させてもらいました。 八多町は、南・西・北の三方を山に囲まれ、八多川・屏風川沿いに平野が広がる地域です。 灘五郷の酒米どころ、米作り本位の農村として発展してきた地域ですが、戦後は酪農や養鶏を導入し、また、カーネーションやダリアなどの花やトマト・ほうれん草・イチゴなどの野菜や果物を栽培するなど、多岐にわたる農業を展開し、最近では都市近郊の農村地

          どんな場所で毎日を過ごしているのか

          学ぶ場をどうやって選ぶのか(体験入学について)

          今回は私たちのスクールに入学するまでの過程で 体験入学期間についてと、 学ぶ場をどうやって選ぶのかについて個人的な経験からお伝え していこうと思います。 子どもたちが学ぶ場を選べたら良いなと考えだしたのは、 実際にオルタナティブスクールを運営し始めて感じたことでした。 それまでは、娘は小規模特認校ではありましたが、 公立の学びの中、 私自身は担任の先生と一緒に子育てしようと考えていたので 学校でできること、家庭でできる事、公教育の中ですすめていきたいやり方 をこどもと一

          学ぶ場をどうやって選ぶのか(体験入学について)

          毎日の過ごし方

          オルタナティブスクールではどんな過ごし方をしているのか? というのをお伝えしたいと思います。 私たちは、 できるだけ自然と共に在る暮らし方を過ごしていきたいと考えているので 環境への配慮だったりコンポストを活用して生ごみの堆肥化もしたりしています。 こどもたちにも無理なく自然との循環を感じてもらえるように、 そして里山の自然を生かした学びをしてもらえるように考えています。 一日の過ごし方は、心と身体のバランスをとれるようにとも考えています。 登校したらまず、体つくり

          どんなスクールか

          「オルタナティブスクールです。」とお伝えすると必ず返答のある フリースクールなんですねという言葉が返ってくることがほとんどです。 時々、シュタイナーとかそんな感じですか、、と言われることもあります。 一般的には 「オルタナティブスクール」も 「フリースクール」も 形態は同じように捉えられているかなとは思います。 では、私たちの学校(スクール)はどんな理念を掲げているのかという事となると 「オルタナティブスクール」という枠組みの中で ①稲作を中心とした農的暮らしを軸

          どんなスクールか

          オルタナティブスクールを立ち上げることとなったきっかけ(横田真由美編)

          初めて知った方も、前から知っている方も 私自身が「オルタナティブスクール」という名前と存在を知った きっかけや、教育に関わる事となった経緯をまとめたことは なかったのでこちらに綴っておこうかなと思います。 2022年(今)から約11年前くらいに遡ります。 妊娠中から徐々に仕事がなくなり、 出産で入院中はゼロとなって絶望に満ちた時間を ただ悶々と過ごし 産後はそんなママが多いということを聞くこととなり 様々な業種、キャリアの人が集まって ママ経営者の団体を創

          オルタナティブスクールを立ち上げることとなったきっかけ(横田真由美編)