小林裕一郎も競輪が楽しくなった!その秘密は脚質とラインにあり!


こんにちは、小林裕一郎です。

ふと、TwitterなどのSNSを開いてみると競輪女子なるものを発見しました。
最近は競馬や競輪も若い女の子から受け入れられてきているのがうかがえますね。

そんな競輪初心者にお勧めするのは、激闘のなかで行われている駆け引きについて知ることです。

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競輪選手はの爆走のなかで、風を避けるために位置取りを考えたり、相手の苦手なものや自分の得意なもの等を考慮して戦っているのです。

今回は、その駆け引きの中核となる脚質とラインについてお話していきます。

■脚質とは

脚質とは、選手の属性のようなものです。
主に地脚タイプスプリンタータイプに分かれます。

地脚タイプは長い距離をスピードを落とさずに、長く走行できる選手のタイプです。
スプリンタータイプはトップスピードになるまで時間がかからず、爆発的な走行ができる選手のタイプです。

■ラインとは

競輪は各選手が大体3人くらいの“ライン”というグループをなして走行します。
そのラインのどこに位置取りするかにも駆け引きと戦略があります。

一番前に位置取る選手は、風がもろにあたるのでスピードも体力も削られやすくなります。
しかし後方の選手よりも前に位置しているのでタフな選手は好みます。

このタイプを「先行/捲り(自力型)」と呼びます。

一方自力型の後ろに位置する選手は風による空気抵抗を抑えることが出来るので「追い込み(他力型)」なんて呼びます。

さらに、ライン単位で言うと3つあるラインのうち一番前に位置している自力型を「先行タイプ」、その後ろに位置している自力型は後から捲る様に追い越していくので「捲りタイプ」と呼びます

また、そのラインの選手たちによる連携プレイで駆け引きも行われます。
例えば「ブロック・車間空け・切り替え・競り」があります。

ブロックは、捲りラインが後ろから勝負を仕掛けてきたときに、外側に開いてけん制する動きです。

これによって捲りラインが追い抜きの動きをしにくくさせます。

車間空けは、捲りラインが先行ラインを追い越す距離を延ばすためのもので、自力型と他力型の距離を空けることです。

切り替えは、他力型の選手が他のラインに切り替える事を言います。
有利なラインに移り、勝つ確率を少しでも上げるのです。

競りは、他力型の選手たちが、強い自力型の選手の後ろにつこうと激しい位置取りの駆け引きの事です。
ぶつかり合いになることもしばしばで、とてもエキサイトな場面です。

いかがでしょうか。
これらを意識して競輪をご覧になれば、少しは自慢できちゃうかもしれませんね。


以上、小林裕一郎でした。

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