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九死に一生を得る

先日の救急搬送について、原因がある程度特定されました。

造影CTの画像を改めて確認したところ、肺の血管に一部血栓の疑いがある箇所が見つかったようです。

主治医から告げられた病名は「肺動脈血栓塞栓症」いわゆるエコノミークラス症候群でした。

脚に出来た血栓が剥がれて肺の血管に詰まることで呼吸困難や血圧低下の症状が発現するようです。

癌患者は血栓ができやすく、死因の上位に来る危険な合併症で、もし根本の太い血管に詰まっていたら死んでもおかしくない状態だったようです。

今後詰まりそうな血栓が無いか脚のエコー検査を行い、もし血栓が見つかれば即入院でしたが、幸いにも脚に血栓は無く、血液サラサラの薬を服用し予防すればひとまず大丈夫なようです。ただ血栓が出来てしまった事で今週の化学療法はスキップとなってしまいました。

胸水の貯留が抑えられているようなので、ある程度薬の効果が出ているように思えたので残念ですが、来週再開が出来るよう体調を整えて行きたいと思います。

夕方久しぶりに会社に行き、同僚や上司と話をしました。

最近仕事で起こったトラブルの話や、来年の案件の入札の話等、仕事の話をしていると楽しくなってきます。

話が盛り上がり自然と毒を吐いたりして、同僚から

「口が悪いのは変わってないな」

と言われ恥ずかしいような嬉しいような…
やっぱり職場に行くと元気が出てきます。
帰りは帰宅ラッシュで案の定電車で座れませんでしたが、気合で帰宅出来ました。

後から振り返ると今回死んでもおかしくない状況でしたが、何かの力で生かされたのだと思います。

これからもきっと沢山問題は出てくると思いますが、ぎりぎりまで粘って生きたいと思います。


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