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町内会のデジタル化ってナンだ?

皆さんのところは自治会や町内会のデジタル化は進んでいますか。
私は府中市自治会連合会が進める自治会町内会のデジタル化にアドバイザーとして参加しています。
※自治会連合会は自治会や町内会の上部組織です。

スマホ勉強会は意味があるのか?

スマホを使えるようになろう。タブレットを使えるようになろう。勉強会しよう。LINEやアプリが使えるようになろう。と進めているところが多いような気がします。

スマホ勉強会。タブレット勉強会。も良いのですが、そこに参加する目的は何なのか?参加者はわかっているのか?疑問に感じることがあります。

例えば、テレビの使い方や電話の使い方を練習しましょう。勉強しましょう。と言っても、その箱から何が得られるのか?それがわからないと使う気にもならないし、使い方を覚える気にはなりません。
教えてもらっても、家に帰ったらすぐに忘れますね。

デジタル町内会とタブレット勉強会の関係、ストーリーを参加者は理解しているのでしょうか。

進め方の提案

私は『デジタル化は課題解決手段のひとつ』と理解しているので、こんなふうにひとつずつ進めると良いのではないか、と提言しています。
①先ず、解決したい『課題』を最初に定義する
 なぜデジタル化したいの?何が困っているの?何を解決したいの?
②次に、その『課題』を解決するために、『デジタルに置き換える場所』を絞り込む
 今のどこをデジタルに変えたいの?
 全方位的ではなく、小さくてよいのでひとつの成功事例を作ろう
③デジタルに置き換えるために、やること、手順、やる人、かける時間やお金、使う道具などを決める
 計画表やスケジュール表に可視化し、実効性がわかるように共有する
④決めたことを確実にやらせる役割(人)を決め、みんなで協働する
 やらない人も出てくるので番人(監督)が尻を叩きましょう
⑤一定の間隔、もしくは予め決めた日に実行結果を振り返る
 節目を決めて、立ち止まり後ろ(実績)を振り返りましょう
 うまくいった、いかない、困った・・・が見えてくるはずです
⑥軌道修正すべきところは修正し、カイゼンすべきところは改善する
 これはダメだ。ここは変更しよう。が見えたら計画や作戦を見直しましょう

こんなことを継続的に進めることが必要かと思います。
PDCAサイクルみたいなもんですね。

幸せになるストーリーを伝えませんか

人を巻き込み、理解者を増やしながら進めるためには、何を、どのように、誰が、なぜやろうとしているのか。わかりやすく伝える必要があります。
なので、スマホ勉強会、タブレット勉強会の前に、
ストーリーを描き、伝え、共感を得たほうが良いと考えています。
「そうだよねー」と共感し、参加してもらうこと重要だと考えています。

若い人たちが「町内会なにしてるのかわからない」と発言するのもストーリーが伝わり辛いからかな?と思ったりします。
ヨクワカラナイものには参加しないし手も貸しませんよね。
若い世代はそんなに暇ではありません。
「なるほど、それがやりたいのね。」
「難しそうだけど一緒にやってみたい。」
「おもしろそうだから自分も参加したい。」
と思わせたら町内会や自治会に興味を持つ人が増えるはずだ。
と信じています。

若い人たちの意見やアドバイス、コメントに書いてほしいです。

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