長く選ばれる理由は?歴史の長いクリーニング店の1つ、小林市『大浦ドライ』をリサーチ!
突然ですがクイズです。クリーニング屋さんは全国に何店舗あるでしょうか?
A、約40,000店 B、約80,000店 C、約160,000店
正解はBの約80,000店舗あります!
(出典「クリーニングオンライン2020年」http://www.c-online.net/ 2022年2月24日閲覧)
実はコンビニよりも多いんです。年々減少傾向にあるものの、クリーニング店は私たちの身近な存在にあります。
小林市で歴史の長いクリーニング店の1つ大浦ドライ
創業から71年目を迎える大浦ドライ。家庭用洗濯機が進化した現在でも、お客さんからの依頼は絶えません。取材を通して地域に愛される理由を探ってみました!
大浦ドライはクリーニング所を店舗内に持っているため、受付カウンターのすぐ後ろが作業場となっています。
作業場にお邪魔しました。
作業場が近く、仕上がりが早くなることがメリットですね。
スタッフさんがテキパキと仕事をこなしていました。
んだもしたんポイント!!!!!
クリーニング作業は、心を込めてほぼ手作業!!!!!
ワイシャツに手作業でアイロンをかけたり、折りたたんだり、
私はてっきり機械でするのかと思ったら、「自分だったら面倒くさいな」ということほど手作業でしていました。
着物もあります。すべての衣服を丁寧にたたんでいたのが印象的でした。
集荷にも行きます。お客さんとの接点を大切にしているそうです。
ここからは取材で見えてきた大浦ドライの魅力を紹介します。
大浦ドライが選ばれる理由①汚れを落とすことへのプロ意識
品質を陰で支える、汚れ落としのプロフェッショナルがいます。
この道20年の田中さんは、シミやカビなどの部分汚れ落としの専門家です。
ずらっと並ぶ部分汚れ用の道具。
綿や自然素材の汚れは難しいと言います。
しかし落とすことが難しい汚れが落ちた時は格別に「嬉しい」そうです
「お客さんの喜ぶ反応が何より一番」と話す田中さんの顔が明るくなりました。
ここでワンポイントアドバイス。
汚れがついたら早くクリーニングへ。汚れを放置すればするほど、落とすことが難しくなります。
普段からコートや上着などたまってから、クリーニングに出してしまう
自分に反省です。
大浦ドライが選ばれる理由②親しみやすさあふれる接客
受付で大切にしていることは、お客さんのお話をじっくり聞くこと。
店の窓口に立つ専務取締役の堤田さんは、お客様とお話が好きだそう。雰囲気も明るく元気をもらえます。
実は元全日本空輸の客室乗務員。客室乗務員として働いた後、2代目社長であるお父さんの元で働いています。
「あんしん・あったか・明るく元気」のANAカラーがとてもよく出ていると感じました。
最後に今後の展望を聞きました。
大切にしたいのは地域密着。
高齢のお客さんや困っているお客さんなど、安心してご利用いただけるようにお客さんとの対話を大切にします。できる限りお客さんの要望に応え、信頼される存在であり続けたいと堤田さんは話していました。
笑顔が絶えない大浦ドライの皆さんでした。
小林市内には古くから地域に根差すクリーニング店が他にもあります。寒い冬が終わると、まもなく春が来ます。コートやダウンジャケットなど、長く大切に着るためにも、あなたのお家の近くにあるクリーニング店を利用してみてはいかがでしょうか^^
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