百物語 第二十五夜

オカルト話が苦手な人は読まないでほしい。
ちょっとした都市伝説だが、知ると呪いがかかるという類いのものだ。

「ムラサキカガミ」などは有名だが、わたし自身この言葉を知ったことで、二十歳に死ぬことはなかった。
これから書くものについて、わたし自身は呪いにかかる資格をもたない。
読んだことで何かがあったとしてもわたしたちは責任をおわない。
あとは自己責任でどうするか決めてほしい。

10改行後、今回紹介するみっつの呪われた言葉を紹介する。











1)「おフミの櫛はここにある」
これは東北の某県在住の、10代前半の女性にだけ呪われる可能性のある言葉だ。
おフミという少女は、ある地域の富豪の娘で、父親から送られた櫛をいつも大切につけていた。12の歳の時に強姦にあい、殺された。その時に大切にしていた櫛も盗まれてしまった。
「おフミの櫛はここにある」とういう呪いの言葉を知ってしまった、少女は二十歳になる前に、おフミの霊に殺されるという。

2)「ネコブカ岩のかくれどころ」
四国の某県にすむ男性。しかも漁師にしかかかわることのない呪いの言葉だ。
ネコブカ岩というのはその地域の漁師であれば知っているひとけのない岩場であった。
そこへは強姦目的で女性を連れて行き、ことが終われば殺して海へ捨てたという曰く付きの場所だ。ネコブカ岩のあたりの海流は沖へと流れるものだで、死体が浜に打ち上げられることもなかったという。
この言葉を知ってしまった呪いの条件にあった者は、半月で男性器が腐ると言われている。

3)「白目のカラス」
由来はわからない。
黒目のない、目が真っ白のカラスのことらしい。
どうしてこの言葉が呪いとなってしまったかはわからないが、この言葉を20歳まで覚えていると失明すると言われている。

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