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EQ(イコライザー)ってなんだ?①

DTMをする上で、避けては通れない「EQ(イコライザー)」
見慣れないアルファベットやツマミが多く、初心者の方は画面を見ただけで敬遠しがちですが、Mixやマスタリングにおいては必要不可欠なモノです。
今回は、EQについて勉強していきましょう。


EQ(イコライザー)とは

EQとは、指定した周波数の音を増幅・減衰し、音のキャラクターを変えるものです。
イコライズは、「等しくする」「一様にする」といった意味がありますが、DTMにおいては、「音を整える」「音に味付けをする」ものと言って差支えないでしょう。
ちなみに、イコライザーを使って音を補正することを、「イコライジング」と呼びます。

EQの種類

EQには、大きくわけて2種類のタイプがあります。
・グラフィックイコライザー
・パラメトリックイコライザー

以下、それぞれ解説していきます。

・グラフィックイコライザー

Cubaseに付属している「GEQ-10」

周波数ごとにスライド式のツマミがついており、上げるとブースト(増幅)、下げるとカット(減衰)されます。
基本的にツマミの上下を操作するだけなので、直観的に操作がしやすいです。
反面で、細かい調整が難しいのが短所。

・パラメトリックイコライザー

Cubaseのチャンネル設定で操作できるEQ

周波数や補正カーブ(山の勾配)が操作できるため、細かい調整が行えます。
パラメトリックイコライザーは、各パラメーターを操作してブースト、カットをします。(後述します)
多くのパラメトリックイコライザーは、画像のようにブースト・カットの状態が視覚的に表示されたり、音源の周波数(画像の折れ線グラフみたいな線)を同時に見れたりするので便利です。
ただし、その分グラフィックイコライザーに比べて操作が複雑です。



さて、今回は文字数制限の関係で以上とさせていただきます。
次回は、EQの操作方法などについて解説します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回記事はこちら


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