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宮古島に行ってきた(1日目)

唐突だが、今日まで二泊三日で宮古島に行ってきた。
いつも朝まで、たまに昼まで飲んだくれているバーのマスターが宮古島の達人であり、
「俺が案内するから来いよ!」
と始まったものである。
(本当はマイル富豪の友人がマイル消費のためにマスターを巻き込み始めた話らしいが、まあ本人は来なかったのでこういう話にしておく)

僕は西はフランス、東はハワイまでいったことがあるが、沖縄には一度も行ったことがない。
これ幸いと乗っかって宮古島へ向かうことになった。

1日目
宮古島へ(宮古島とは言っていない)

朝7時半に家を出て、羽田空港で飽きるほどまったりして始動。

エアポートおじさん

何しろ羽田空港も10年ぶりなので、あまり使う機会のないカード特典でエアポートラウンジを使いたいのだ。

でも乗るのはスカイマーク

ところで宮古島には、隣接する島にある下地島空港と、古くからある宮古空港の2つがある。
ガチ勢から言わせると「下地島空港は便利が悪いよ」と一蹴されるのだが、まあ削れるところは削りたいので行きは羽田〜下地とした。
一番安いのは成田〜下地のジェットスターだが、色々考えると大して差がないし、始発成田ダッシュはやりたくねえと過去の経験が唸りを上げるのでこれはやめておいた。
(今回は皆バラバラで来島しているので、成田〜下地で行った人もいたが、相当きつかったらしい)

スカイマークは席は普通だし、手荷物もJAL/ANA並だが、Wi-Fiはないので3時間、ダウンロードした動画と「アマニタ・パンセリナ」を見て過ごした。

今まで眩しそうに窓を締めていた窓側の人々が、着陸に合わせて窓を開けると、そこは珊瑚礁の光る碧い海で、まるで「海の上のピアニスト」のように小さな歓声が上がった。

珊瑚礁の海は碧い
紅の花

下地島空港は降り立つと共に、滑走路から小さな庭園を歩いて空港施設に向かう。
よく見た花にテンションが上がったが、これはハイビスカスなので特に珍しいものではない。
とはいえ「寅次郎ハイビスカスの花」「寅次郎紅の花」と昭和世代には沖縄を思わせる花であるには違いないものだ。

すでに家から7時間ほど経っているが、まだ宮古島には着いていない。


なにしろこれだけ遠いのだ

今度こそ宮古島へ

伊良部大橋を渡って宮古島へ向かう

早速リムジンバスに乗り込み宮古島へ向かう。
下地島と隣接する伊良部島も観光地ではあるので、本島から実に長い橋が伸びており、これが無料道路では一番長い伊良部大橋というやつだ。
ここも絶景スポットであるので写真を撮るが、
空港の自販機でルートビアを見つけられなかったので僕の心は傷ついている。
新千歳空港に降り立った途端ガラナの民になるような、あの喜びは沖縄では味わえないのか…
その代わりさんぴん茶はマジでどこにでもあった。
この旅の間、僕はさんぴんの民として過ごすことになる…

到着

バスを降り立つとそこは宮古島の中心街だった。
見た感じはどこかの地方都市のようだが、最近よく見る光景と違って独特の華やいだ感じがある。
それもそのはずで、夜このあたりはしっかり盛り場になるのだ。
午後3時は眠りの時間であるに過ぎない。

ホテルからほんのり海が見える

さて、他の人々がレンタカーを借りたりしている間にまずは宮古神社へ言ってみることとした。
戦前、県社に昇格せんとしたがドサクサで結局なれなかった、というくらいで、なかなかしっかりした神社である。
ホテルの廊下から千木が見えるくらいだ。

宮古神社

沖縄の神社は、太平洋を通じ、和歌山の熊野信仰と密接に結びついていて、ここもまた地元の神と熊野三神を祀った神社だ。
日本の神様はお参りするとき右におり、仏様は左にいると言われるが、東京から1800kmを隔てたこの地でもやはり右にいるものだろうか?
とお参りしながら考えていた。

飲む極上ライスって何だよ(哲学)

まだ時間があるので近所のスーパーに行った。
目標はオリオンビール製品のチェックとルートビアであったが、
やはりルートビアを発見することは出来なかった。
その代わりミキ(製品名)とパック入りのジューシー(混ぜご飯)を発見した。

目下テンションは乱高下中である。

ちなみにミキは甘い重湯のような味がした。
二日酔いのときに飲むものなのかもしれない。

これは!!

ホテルへの帰り道、ついに僕はルートビアの代表格A&Wの店舗を発見した。
我々は缶でしか見たことがないが、本来ルートビアはこういう店で飲むものなのだ。

しかし今から僕はBBQに繰り出さなければならない。
泣く泣く諦めて集合場所へ向かう…が、
そこはここから4kmほど離れたドン・キホーテだ。

ほんとにあるんだドン・キホーテ

歩いていくと小一時間かかるので、バスに乗って向かう。
バスは乗るときに行き先を告げ、現金で支払うタイプである。
整理券ですらないんだ
久しぶりに硬貨をいい塩梅に崩してくれるマシンを使った。
どこであってもノスタルジアに変わりはない。
何でバス停の前にリュックと靴が放置されてたかは謎のままだが。

BBQの間、様々なオリオンビールを飲み比べていたが、すっかり何の写真も撮っていないので証跡はない。
一番美味かったのはサザンスターだった。


ある意味一番安心できる

帰りはファミマで野菜そばを買って帰った。
そこらへんの店で食べればよかったかと思ったが、見かけたラーメン屋のネット口コミかボロボロなのを見て、ああ、ここも歌舞伎町と同じなんだなあと…

日頃は飲みの誘いを断らない僕だが、
この日は日が変わる前にホテルに帰投した。
何故なら次の日は朝8時集合だから。

続くかも

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