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ついにVR機器を手に入れた話

はじめに

 わりと久しぶりのnoteの投稿です。世間では新型肺炎の話題で持ちきりですが、4連休中の私は家に引きこもって、VRCを始めとするインドアな文化で楽しんでおります。

 そんな私コバッチは、この度晴れて、VR機器を購入致しました~!! 

 clusterの導入から始まったバーチャル人生、さすがにVR機器を揃えるまではな~・・・なんて思っていたけれど、人間欲が出てくるものですね(笑)。

 というわけで今回は、Oculus Rift Sを購入して本格的にVRの世界へ飛び込んだという話を書いていきたいと思います。

あった方がより楽しめる

 まず、VR機器を導入した経緯についてですが・・・。私自身のVRに対する考え方等については、これまでにも記事にしてきましたので、興味のある方は読んでみて頂けますとありがたいです。

 その中で私は、

「別にVRのプロフェッショナルになりたいとは考えていない。素人に毛が生えた程度でも楽しめればいいじゃないか。デスクトップの人も大勢居るんだし」

・・・といったような事を述べたと記憶しています。これについては、現在もそんなに大きく考え方は変わっておりません。

 ただですね。VRCでの楽しさを覚えてしまって以来、

「皆とより一層楽しみたい! そのために、現状自分のレベルで実行に移しやすい事とは一体何だろうか・・・」

という思いが強くなっていったのも事実でした。つよつよゲーミングPCの購入、VRCへの本格参入、オリジナルのアバターの誕生(ひきこもり衆のhkさんに改変して作って頂きました)という流れできていましたしね。

 例えば、VR関係の技術の勉強を新たにし始めたところで、それを活用して皆と楽しく遊べるようになるまでには、途方も無い時間がかかってしまいます。

 であるならば、既に周囲から挙がっていた意見でもある“VR機器の導入”というのが、最もシンプルで手っ取り早い方法ではないか・・・という結論に達しました。

中々決断できない

 とは言え、相変わらずの食わず嫌いと、石橋を叩き壊して渡れないという性格も災いして、中々実行に踏み切れないでいました。

・そもそもどんな機器を買ったらいいのか

・自分に使いこなす事が出来るのか

・メガネを掛けているがそのへんは大丈夫なのか

・酔ったりはしないのか

・・・などなど、色々考えてしまうと、決して安くはない初期投資を回収できる分まで有効活用して楽しめるのか、不安だったわけですね。

 そんなある日、VRCへログインした時に周囲の方々から「そろそろ本当にVR機器買わない?」という話題を振られました。そこから、新規参入者がVRの環境を整えるなら・・・という話の流れが出来上がっていきまして。

 それに私も乗せられてと言いますか、気になっていた事や素朴な疑問などをその場で色々質問をしまくりました。その結果、「グダグダ考えてないでとにかく買ってみるか!」と、ようやくそういう気持ちになりまして。重い腰を上げたのでした。

 ・・・実際のところ、自分の中で「買ってもいいかなぁ」という思いがかなり強くなっていたのは事実でしたが、確実に買うとは周囲には伝えていませんでした。ですが、ある人物は、私の行動を予測するかのようなツイートをしたのです。

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 その人物は、ひきこもり衆のkamyuさんでした。その言葉通りと言いますか、皆にオススメされたOculus Rift SをAmazonでポチり、このツイートから12日後の3月13日には、現物が手元に届いたのです。

 この後、kamyuさんはVR機器導入の師匠と呼ぶべき存在になりました(アバターの件ではhkさんが師匠なので、師匠がいっぱい居ることになりますね笑)。

VR機器を使う

 さて、そんなこんなで、購入したOculus Rift Sをいよいよ動かす時がきました。手に入った当日に早速箱から出して、最初の設定を行うことになりました。

 平日の昼間でしたが、kamyuさんが時間を作ってくれて、私のVR機器の最初の導入や設定にお付き合い頂きました。もしkamyuさんからのご指導がなければ、買ったまましばらく放置なんて事になっていたかもしれません。

 コントローラーの電池を入れる部分はどうやってフタを開けるんだというところから始まり、手取り足取りレクチャーして頂き・・・。

 ついに、VRデビュー! 

 当然ながら操作もちんぷんかんぷんでしたが、苦労の末に初日に撮影した写真がこれらになります。

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 この後、少しずつ時間をかけながら、VR機器の操作や設定を覚えていきました。初日にkamyuさんから操作方法などかなり丁寧に教わりましたが、実際に実感を伴ってそれらを理解していったのは、やはりかなり後日になってからの事でしたね。

 というか、現在進行系で勉強中です。分からないことだらけですし(VRCは基本英語表記なので余計にね笑)、ちょっと操作しなかったりすると忘れちゃったりしますので・・・。

VR機器の良い点

 導入編が長くなりましたが、実際問題使ってみてどうかという最も大事な話をしていきたいと思います。結論から言いますと、VR機器を買って大正解でした!

 ありがちな言葉ですが、この感動は、実際に体験してみないと本当に分からないと思います。似たようなこの宣伝文句をあちこちで見かけますが、そうとしか言えないんですよね(笑)。

 世界への没入感、まずこれがとにかく凄い。デスクトップだと、やはりどこかこう、画面の中にいる自分をPCの前で眺めている感があります。しかしVR機器を導入すると、その世界の中に自分が居るんだという気になるんですよ。いやホントに。温泉に行けば風呂入ってる気分になりますし、銀世界の中に軽装のアバターの人が居れば「寒くない?」って心配してしまいそうになります。

 相手との距離感も全然違いますね。リアルの世界でも相手とそこまで至近距離になる事はそうそう無いと思いますが、アバターをかぶって活動している分、そのへんの感覚が緩くなって・・・という話を以前したと思います。これをね、VR機器を導入して体験するとね、圧倒的ですよ。可愛い女の子のアバターとのガチ恋距離はヤバいですよ(笑)。

 他にも色々ありますが、基本的な部分でだけ考えても、デスクトップとは比べ物にならないくらいの違いを体感しました。

 せっかくVRの世界に興味を持って飛び込んだのだから・・・という流れで、PCやアバターを手に入れた時と同様、なぜ皆がそうまでしてオススメするのかがよぉーく理解出来ました。

VR機器の悪い点

 ただ、VR機器の導入は良い点ばかりではありません。

 最初慣れるまでは、ヘッドマウントディスプレイを装着すると、メガネの鼻当ての部分が押さえつけられて痛くって痛くって仕方がなかったです。また、視界が塞がれるので、PCで何かを検索したりしたい時は不便です。飲食をしたい時(バーチャル飲み会に参加であるとか)も、こぼしたりぶちまけたりしないか心配で心配で仕方がないです(笑)。

 私が最も懸念していた酔いですが、案の定、バリバリ症状が出ました。現状はワールドの移動の際にワープ方式(という言い方で合っているのかな?)を採用し、空中を移動したりだとか大きな動きのある遊び方をしないようにすることで、ひどい酔いは発生していませんが・・・。その場でピョンとジャンプするだけでも、未だに「おおぅ・・・」となってしまいます。

 あと、これはちょっと話が逸れるのですが・・・。Oculus Rift Sの左のレンズがぼやけるような症状がある事に気付きました。あれこれ試した結果、一度Oculusにみてもらって初期不良なのかどうなのかを確認してもらおうというところまできています(全く見えないとかはないんですけどね)。眼鏡屋さんでVR用に新調したメガネをかけても変わらないし、Oculus公式サポートとのやり取りで示された解決方法を試してみても改善されなかったのでね・・・。どこにでもある日用品の場合、これは不良品だとか品質に問題があるのではとか、わりかしすぐに素人でも判断がつきます。しかし、VR機器の場合は、比較する対象がそうそう身近にない分、こういう時に判断しづらいですね。

 このように、場合によってはデスクトップモードの方が好都合だという事もたくさんあります。時間の無い時に、ヘッドマウントディスプレイをかぶって両手にコントローラーを持って・・・とかしている暇は無いですからね。上手く併用して楽しんでいきたいと考えています。

まとめ

 かなり大雑把ではありますが、私がVR機器を導入してみた話はこのような内容になりました。一言でまとめるならば、

VR機器を使うと良いぞ!(小並感)

という事ですね(笑)。

 私のように、VRの世界をより楽しめるのならば、多少お金がかかってもいいかな・・・と考えている方は、是非買うべきです。世界が変わりますよb

 ネット上の付き合いでVRに詳しい友人知人が居るならば、何を買ったらいいのか、買った後どうすればいいのか、そういった事は絶対丁寧に教えてくれるハズです。

 最先端の新境地を、共に楽しみましょう!

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