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一人ではたどり着けないところ

誰かと対話をすることで、その人の話したことが自分の刺激となって、そういえば自分の中にもあるな、とかそんな風に感じるんだ、とかいろいろな感情や気づきが与えられると感じています。

あるワークショップの中で、今年取り組んだ挑戦という内容で体験をシェアしました。 挑戦という言葉から、外側に向けた発信のお話が多いのかと思いきや蓋を開ければ自分との対話がテーマであったと振り返るのです。

それも参加された一人の方のお話に刺激を受けたのだと感じています。

他者との対話を通じて自分の内側と対話をする。あの時こう思っていたんだね、これが大切だったんだね。そうすると不思議と心が緩んでいく感覚なるのです。

あれもこれもやらなければ、窮屈な思考にとらわれてしまう日常に、心の底から「ほんとはどうなりたいの?それが叶ったらどんな感じ?」そんな問いかけをしてくれる人がいたなら、針の穴のような小さな光がどんどん広がって広い世界がみえ、そして感じることができる。感じることで感情が動く感覚を味わうのです。

感情は何が必要なのかを教えてくれる扉

一人では感じることのできない感情がある。一人では怖くてのぞけない感情がある。きっといろんな感情の扉の向こうに自分を知る手がかりだったり、大切な宝物があるんじゃないかと思うのです。

忙しい日常の中に、立ち止まり自分の感情をしっかり感じてみる、誰かとの対話のひと時がまた自分の姿勢を正し一歩進める力をくれるひと時を持ちたい。

そしてそんな時間を提供できる自分になれたら、と思う秋の夜でした。

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