見出し画像

キュルルン💕型ルギアVSTAR

割引あり


好きな食べ物はクエです。本当です。

🐟🎶🐟

都内で活動するチームポッチャマに所属しているこばもん(@KOB_Project_)と申します。
今回は2024シーズン4から現在(CL東京2025)期間において、自主大会多数入賞等成績を残せた「キュルルン💕型ルギアSTAR」について解説致します。



■初めに


本記事の内容は、チャンピオンズリーグ東京2025(〜楽園ドラゴーナ)環境に向けて調整をしていた「ルギアVSTAR」のデッキの解説記事になります。
チャンピオンズリーグやシティリーグに調整される方の参考になりましたら幸いです。

■デッキレシピ



xGD888-FRE5cl-cKx4cx


■採用カードについて



他のプレイヤー様の「ルギアVSTAR」デッキでは、あまり見かけない採用カードや、採用理由について解説致します。


1.ミュウex


さすがのミュウ様


特性「リスタート」が強く、わざ「ゲノムハック」も強い最強クラスのポケモンです。
ゲノムハック」が強く使える対面が増え、採用する理由が毎弾増えております。
わざ「ゲノムバック」が強く使える対面をおさらいします。


・「かがやくゲッコウガ

げっこうしゅりけん

上振れ上等。
「ボスの指令」を絡めて2枚取りを目指しましょう。


・「オリジンパルキアVSTAR

あくうのうねり

ゼロの大空洞」を出されて「ルギアVSTAR」を倒しにきた返しの番は、280ダメージ以上出る盤面になっていますので「ミュウex」を出して「ミュウex」を無視できない盤面にした上で、次のアタッカーを用意しましょう。

↑画像をタップすると動画が見れます。
13:22〜 ライチュ梅川さんとの試合が上手く使えています。


・「リザードンex

バーニングダーク

アタッカー無し、相手の残りもサイド1枚。でも「アーケオス」は1匹以上いる。ここで「ミュウex」を出す事ができれば大逆転という事も可能です。
上記のプランはかなり上振れてますが、一度ミュウでダメージを蓄積させてから、「テツノカイナex」でサイドを3枚取るプランも可能です。


・「テツノカイナex

ごっつあんプリファイ

ダメージが蓄積した「テツノカイナex」に120(100)ダメージできぜつさせる事が出来る場合、サイドプランと相談し選択肢の一つとして持っておくと、勝ちを拾える試合が増えます。


・「ソウブレイズex

アメジストレイジ

デッキの性質上、「ソウブレイズex」を1回の攻撃で倒せるポケモンは「チラチーノ」しかいません。
最後の盤面の「チラチーノ」を使い切ってしまい、攻め手が無くなってしまった場合に「ミュウex」でリーサルを狙いに行きましょう。
ちなみにしんえんほむらも使用できる場面があります。
自分のトラッシュにエネルギーが12枚落ちていた場合、240+30ダメージでぴったり倒す事が出来ます。

他にもミュウexを使える場面があると思いますが、ここでは割愛させて頂きます。(リクエストがあれば追記予定)


2.ゼイユ


かわいい


「ルギアVSTAR」デッキは先攻を取るデッキです。
先攻1ターン目にサポートが使えなかった頃は「イキリンコex」を採用し、先攻を強く動かす構築で頑張っていた方も多かったと思います。

そこに登場した絶世の美女…「ゼイユ」。
先攻でも使える上に、手札を全てトラッシュして5枚引けるカード。
先攻で強く動きたい「ルギアVSTAR」デッキには最適なカードが登場し、「レガシーエネルギー」と共にとてつもない強化を受けました。

しかし、一度は試してこんな経験があるでしょう。
・「レガシーエネルギー」を巻き込んでしまう。
・手札が「ゼイユ」以外全てエネルギーで全てトラッシュしてしまう。

そうです、「ゼイユ」というカードはツンデレなんです。
※個人の感想です。(かわいいなぁ)

昨今の環境では、後攻1ターン目(先攻2ターン目)に「ルギアV」を吹き飛ばしてくるデッキが増え、最初のターンに山札をより多く見て「ルギアV」を2面構える事を強要されるようになりました。

「博士の研究」は先攻の番で使う事ができない為、「ゼイユ」で先攻でも山札のカードをより多く見る事ができ、「ルギアV」を置くことを重視した構築に仕上げました。

「ゼイユ」のツンデレにつきましては、手札が全てエネルギーで巻き込まない選択をした場合はゲームテンポが遅れて結果負けるので、使わないで負けるくらいなら使って負けましょう。
そういうデッキですので、常に100点の動きが出来るわけではありません。
変な失敗体験を引き摺っていたら勝てる試合も勝てません。


3.採用を検討したカード


このデッキはほぼ構築を変える必要が無いと思い、5月3日からこのレシピを使い続けていますが、練習の過程で試したカードを紹介致します。
大体「ミュウex」の枠を変えてます。



・「ネオラントV

ボール1枚からリーサルへ


2枚目を採用しデッキ構築をより安定に寄せて、サポートに触れられるように構築しました。

変幻の仮面環境ではこの構築がかなり強かったのですが、新規カードが増えるにつれて「ミュウex」のバリューが上がり続けている為、私は「ミュウex」を採用しました。

・「キチキギスex

なんでHP210もあるの?


このカードも「ミュウex」同様、特性とわざが強力なポケモンです。

「ミュウex」を採用しない構築にする場合、このカードか「ネオラントV」のどちらかの採用がこの環境の本質構築になると思っています。

特性「さかてにとる」で3枚引き、サポートやジェットエネルギー等必要なカードにアクセスする可能性を広げる強みがあります。(もはや説明不要)

わざ「クルーエルアロー」はどこにでも100(80)ダメージを与える事が出来る為、マナフィの採用が何故か減ってる今めちゃくちゃ強く使えるわざであると考えています。

最後のリーサル場面でHPの高いポケモンを構えられても、裏にHPの低いポケモンが残ってる場面が割と多いので、わざ「クルーエルアロー」を使って前のバトルポケモンをすり抜けて勝ちに繋げる強さがあります。


・「ハバタクカミ

テツノイバラexに抗うシリーズ

頂への雪道」がレギュ落ちして平穏が訪れたかと思いきや、「テツノイバラex」の登場により、今度はバトル場のポケモンの特性を止めながらアッセンブルスターをしなくてはいけなくなりました。

最初期は「サーナイトex」デッキにもちょっとだけ強く使える事もあり、この「ハバタクカミ」が採用されていましたが、大したダメージを出せないのにわざに3エネルギー必要な事と、相手ベンチの特性(特にロトムV)を止められない弱さもあり採用を見送りました。


・「クレッフィ

テツノイバラexに抗うシリーズ第二弾

テツノイバラex」の特性を止める事ができるカードでありながら、このカードは相手のベンチのカード「ロトムV」や「テツノツツミ」の特性を止める事ができる事と、「ジェットエネルギー」との相性が良く、前述の「ハバタクカミ」よりも今使える場面が多いカードだと考えています。

守りのカードとして採用する場合は、「ジャミングタワー」よりもこのカードがオススメです。
チャンピオンズリーグには入れて行きたいなぁと考えていました。



・「ネストボール

できる事なら2枚入れたい


ルギアV」を確実にベンチに出す事に特化した型として、「ネストボール」を採用する型も検討致しました。
試してみましたが、確実に欲しいポケモンをベンチに置くことが出来る事が強力で、「チラーミィ」も安定してベンチに出す事ができとても安定しました。



・「崩れたスタジアム

登場時から採用されてる相棒


以前までは主に「ネオラントV」を盤面からトラッシュするカードとして採用されていましたが、現在は「ネオラントV」がアクアリターンを使えるようになり、採用が減っております。

余談ですが、
この記事のレシピの「ミュウex」を「ネストボール」に、
「テーブルシティ」の1枚を「崩れたスタジアム」へ、
それぞれ変更したレシピでチャンピオンズリーグ2024札幌にて、ななせ選手(@nanase_pk0)が3位入賞されています。

ツエー!


このベースレシピはちゃんと勝てるようになっています。
是非、騙されたと思って皆様に試して頂きたい。
それくらいにはオススメできるデッキです。


■ジャミングタワー不採用の理由について




変幻の仮面のカードみんな強いね


現環境におけるルギアVSTARデッキは、スタジアムの採用が2枚程度となっております。
ジャミングタワー
テーブルシティ
崩れたスタジアム
上記の3種類が主に採用されているレシピが多い印象です。

私の使用するルギアVSTARは何故「テーブルシティ」を採用しているのか。


1.ジャミングタワーは選んだ場面で貼れない


ジャミングタワー」というスタジアムはとても強力なカードだと思っております。
しかし、「ルギアVSTAR」デッキの性質上、使いたい場面で本当に貼る事ができるでしょうか?

「ルギアVSTAR」デッキ視点での欲しい場面をおさらいしてみます。

サーナイトexデッキの「エヴォリューション
ロトムVが採用されているデッキの「森の封印石
タケルライコexデッキの「勇気のおまもり

上記以外にもたくさん「あったら強いなぁ」という場面は多いと思います。
ただ、この「ルギアVSTAR」というデッキには「アクロマの執念」は採用されていませんし、ピンポイントでカードをサーチをするギミックも採用されていません。

つまり、「ルギアVSTAR」デッキは欲しい場面を選んで「ジャミングタワー」を貼る事ができないのです。

それであれば「テーブルシティ」を採用し、回れば強いデッキを回す側に構築を振った方が強いと考え「テーブルシティ」の採用に至りました。

テーブルシティ」の採用についての理由は次項にて解説致します。

2.ルギアVSTARを2体置きたい対面が増えた


「ゼイユ」の採用理由についてでも解説させて頂きましたが、現在の環境では「タケルライコex」や「ヨマワル」を採用したデッキの台頭により、ゲーム速度が早まり待つプレイングを許されず負けるシーンが増えていきました。

特にVSTAR系のデッキはポケモンVを置くターンが必要になる為、HP220を簡単に突破してくる系のデッキには勝率が低下してしまいました。

そこで「テーブルシティ」を採用する事で、ボール系グッズ10枚に加えて、盤面に残す事ができポケモンを呼ぶ事ができるかもしれないカードを2枚増やしてデッキの安定に寄せる事にしました。

結局の所、「ルギアVSTAR」デッキは先攻2ターン目のアッセンブルスターを決めて突き進めばほぼ負けないので、それであれば守りのカードよりも攻めのカードを採用して、自分がアッセンブルスターを最速でする事だけに集中していれば、明確なメタも環境において少ないので勝ちの場面が多いと考えました。

では、このキュルルン💕型の強さ…それはデッキの回し型で全て説明致します。

ここから先は

976字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?