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【計測】失敗しにくいランニングシューズのサイズ選び

こばです!

「〇〇cmの靴ありますか?」

靴を持ってきてもらったけれど合わなかった。こういうことってありませんか?おそらく「何だか小さい・・・」というケースが多かったでしょう。合わない時って嫌ですよね。時間がかかるし脱ぎ履きが面倒だし何だか気まずいし・・・・

この現象はとくに

  • on

  • ナイキ

  • brooks

  • hoka oneone

などのいわゆる欧米ブランドのランニングシューズにおいて起きやすい傾向にあると思います。それもそのはず、違うんですよね。日本と規格が。

ということで今回は、靴を買いに行って「〇〇cmの靴ありますか?」で失敗しにくい欧米のランニングシューズのサイズ選びをざっくり解説します。

ちなみに、最初に足の計測をします。


計測ってめんどくさい・・・


と思うでしょ?でも、一度計測したら5-10年ぐらい概ね使える情報です。※足に悩みのない人で身体の変化を感じなければ

長い目で見たらタイムパフォーマンスは異次元クラスに良いし、足の情報を知っていると、通販で靴を買うときにも失敗しにくくなります。

さぁ、解説をします。

1⃣ 足の計測

欲しいのは足長+足囲の数字です。

  • 足長 = つま先~踵までの長さ

  • 足囲 = 趾のつけ根の周径

道具は定規でOKです!
※こういう計測器があると最高


徳武産業さんのページが分かりやすいですね。

より正確な数字がほしいときは「足の無料計測」を謳っているお店で測ってもらいましょう。スポーツショップだけでなく聞いたことのある有名な靴ブランドのお店にいけば測ってもらえます。


2⃣ 選び方

本題ですね!
計測した「足長」と「足囲」の数字を使って解説していきます。あと、言っておくと【絶対にこれで合う】わけではありません。というのも靴の形、素材の伸びなどで相性が決まるからです。


今回お伝えするのは長さという最低基準をクリアする話


解説していくと、このように選ぶと長さで失敗しにくい

足長と足囲の数字を比較する

・ 足長>足囲
=足長+10mmの大きさの靴

・ 足長=足囲
=足長+10 or 15mmの大きさの靴

・ 足長<足囲
=足長+15mmの大きさの靴

・ 足長<足囲(+10mm以上)
=足長+15-20mmの大きさの靴

【例】

○ 足長>足囲
足長 220mm
足囲 210mm
=  23cmの靴

○ 足長=足囲
足長 220mm
足囲 220mm
=  23 or 23.5cmの靴

○ 足長<足囲
足長 220mm
足囲 2250mm
=  23.5cmの靴

これはあくまでも目安です。素材の硬さ、製法などで1サイズ変わることもあります。でも、この選び方をするだけで極端に合わない靴を選ぶことはなくなるでしょう。


足に合っているか確認する方法

これらを確認して問題がなければ適切な選び方ができています。

  1. 不快な窮屈感がない

  2. 歩いてかかとが抜ける感じがない

  3. 靴を履いてつま先に指を当て、スペースを確認

3が分かりにくいと思うので下の画像で確認を。このような感じで履いた靴の上から指を当てます。つま先~靴の先に10-15mmの隙間があるかチェック。

※この隙間を捨て寸と言います。これがあることで下り坂や様々な道を歩いてもつま先が窮屈にならず適切に歩けます。捨て寸がないと靴が爪に当たり爪の変色の原因にもなるのでこの空間は絶対に必要です。

余談ですが・・・


わたしの人差し指の幅は、ほぼ15mmです。

わたしは靴のフィッティングのために進化した成れ果て・・・な可能性が微粒子レベルで存在します。

ファプタそす。

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