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アキレス腱伸ばしで趾がひらく
こばです!
・足の指が広がりにくくて困っています
足のケアに熱心な方からこのようなご相談をお受けしました。
詳しくお聞きすると
ふとした時に足元の不安定を感じたり
疲れやすくなったり と
様々な自覚をされた事がきっかけだったそうです。
そして、ネットで検索をしたら趾の開きとの関係にたどり着き
いざ、ご自身の足を見ると見事に趾と趾がくっついていた!
色々とやってみたけど、思いの外効果がなかった・・・
という事でご相談頂けたようです。
・趾の開きはご相談の多い話題の1つです。
趾が開くことで得られる恩恵は多岐にわたります。
安定感が増す
疲れにくくなる
歩くのがちょっと楽になる
など様々なメリットが得られます。
ただ、様々な要因で趾は開きにくくなってしまいます。
ですので、今回は人体構造的に
足の指を開くコツを1つお伝えしたいと思います。
それが、タイトルにもある
アキレス腱を伸ばす!
簡単にざっくりと解説します。
実際にやってもらうと分かりやすいのですが
基本的に、足首の角度によって趾の開きが変わります。
まずは【ふつう】の状態。
5本指ソックスを履いているのですが
それでも微妙に趾の間に隙間が見えます。
次に足首を下げた状態。
つま先を下に向けただけなのですが、
足の趾が中心に向かってグッと集まっているのが分かります。
最後に足首を上げた状態
つま先を上に向けただけなのですが、
足の趾がパッと開いているのが分かりますね!
このように、人の足は足首の角度によって自動で趾が開くようになっています。この機構は手もほぼ同じです。
実は、足の趾って必要に応じて開いたり閉じたりしているのです。
趾を開く事に熱中するあまり、趾の間に手の指を入れて無理に広げようとする方も多いのですが(決して悪くはありません)わたしがそこまでおすすめしない理由はこの使い分けにあります。
つま先を上げた状態の時(蹴り出しの時など)に趾が開くのは最高ですが、それ以外の時はまだ閉じ気味の方が良いです。
足の趾のつけ根にある横アーチの低下に繋がるのです。
横アーチが低下すると衝撃が吸収しにくくなり足の負担に繋がります。
つまり、ずっと趾が開いている状態はそれはそれでやや問題なのです。
何やかんや言うてますが、そもそも自動で広がる機構があるのなら、まずはそこの強化と整備をしてあげる事が先決だと思います。それでも難しかったら色々とやりましょう!
という事で、考えたいのは【つま先を効率的に上げる事】になります。
そうなると大まかなプランは2つ
1 つま先を上げる筋肉(前脛骨筋)を鍛える
2 つま先を上げる筋肉の拮抗筋(下腿三頭筋)を柔軟にする
こうなるのですが、おすすめは
つま先を上げる筋肉の拮抗筋のつけ根である
アキレス腱を柔軟にする事です!
ようやくタイトル回収ですね!
※前重心で歩く人の多い日本人は、アキレス腱が固くなっている人が多い印象です。特に外反母趾や扁平足など足のトラブルがある方は高確率でアキレス腱周りの柔軟性に欠ける方が多いように思います。
アキレス腱が硬いと
足首を上げ下げする動きも硬くなります。
足首の動きが悪いという事は、つま先を上げて趾を開かせる機構も使いにくい状態ですので、まずはカラダの環境整備の意味も込めて
アキレス腱をしっかりと伸ばして柔軟にします!
※学生時代に行ったあのアキレス腱伸ばしでもOKです。
また、アキレス腱が硬いという事は第二の心臓と言われる
ふくらはぎの動きにも影響します。血行が悪くなると筋肉の柔軟性も低下するのでカラダの動きを良くするためのカンフル剤としても有用です。
実際にご相談者さんに毎日アキレス腱伸ばしをして頂いたら
趾が開きやすくなった気がする。
疲れにくくなった。
というお声は頂きました!
足の指を開くためにはアキレス腱伸ばしを。
運動不足を感じている方には特におすすめです!
こばでした!
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