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カリキュラム01 AI

カリキュラムに関して公開して共有していきたいと思います
著作権に配慮してポイントのみ記述させて頂きます
詳細な展開をお知りになりたい方は連絡頂ければと思います。
※場合によっては出版社の方、本の著者の方と調整して頂く必要がありますのでその点はご了承ください


基本情報

タイトル

PythonによるAIプログラミング入門

対象

高校1~3年生

コマ数

2コマ(45~50分)×3回

授業の目的

・企画チーム(こちら側が今回の生徒の対象)と開発チーム(エンジニア)に無駄な争い(想いやスキルの違いから)が起きないにしないで、円滑なコミュニケーションをとれるようにする
※文系でもAIやITに関して理系の人と最低限度会話をできるようにしよう!!
・自分にとってAIとは〇〇という存在であるということを語れるようにする

内容

1回目

オリエンテーション
まず授業の目的、私の想いを伝えます。プログラミング(Python)をただ行うだけでは、つまらない。。。何かこのようなアプリを作りたいとか、何かこのようなサービスを提供し、世の中をよくしたいという想い(目的)から考えていこうよということを伝えます。
 このようなスライドを使っています。

プログラミングの定義と、
何か目的をもってその過程としてプログラミングに関わってほしいことを説明するスライド

授業の流れ
上記を踏まえて以下の流れで授業を行っていきます。
・授業への期待のヒアリング
・AI関連本の配布
・Pythonの環境設定
・Python1年生の概要説明
 順次処理、分岐処理、繰返し処理の説明
 ライブラリーのインストール方法の説明
・資格試験の紹介
 ディープラーニングG検定の紹介
 ITパスポートの紹介

使用する教材は翔泳社のPython1年生です。

ワーク
実際にワークとしては環境設定と頭出しは全員で行い、残りの時間は各自作業を行っていきます。(必要な場合は動画コンテンツを使用しながら行うこともできます。※提供ShareWis )わからない場合はGoogle Clarssroom上で質問を共有するなどして、次回までの宿題とします。

2回目

頭出し
Python1年生の進み具合を確認し、質問などを共有します。(例えば、ライブラリーのインストールはバージョンなどの違いなどでうまく動かない場合があるのでそのようなものを全体で共有します)
プログラミングを行うだけの授業になってしまう場合は、AIに関する本や記事を読んできたもらい、その内容を共有するなどアウトプットする機会を作ることも場合によっては入れほたうがよいでしょう。
3回目にAIに関しての有識者のゲスト講師を呼ぶことができる場合は、課題を発表します。
授業の流れ
以下の流れで授業を行っていきます。
・前回の振り返り
・Python2年生の概要説明
 スクレイピングの説明
・AI関連本の発表(行う場合)
・課題の発表(行う場合)
使用する教材は翔泳社のPython2年生です。

ワーク
実際にワークとしては頭出しは全員で行い、残りの時間は各自作業を行っていきます。スクレイピングとはホームページ上からデータを収集し、それを使いやすく抽出・加工することなのですが、簡易なものから公開されたデータを用いた本格的なものまで扱っていきます。スクレイピングは取得先のサイトに負荷を与える場合があるので、その場合についての注意も忘れずに行います。わからない場合はGoogle Clarssroom上で質問を共有するなどして、次回までの宿題とします。

3回目

頭出し
(ゲスト講師を呼ばれない場合は、Python1年生、2年生の総復習の回にしてもらえればと思います。ここではゲスト講師を呼んだ場合の流れについて説明します)
ゲスト講師の方の紹介を行います。ミニ講義+課題の発表とフィードバックを行うので時間を有効に大切にしていくことを全体に伝えます。
※講師の方は多忙のためタイミングが合わない場合もありますが、オンラインで対応する、動画+事後のフィードバックで対応するなど、工夫していく実現していくことが大切です。

授業の流れ
以下の流れで授業を行っていきます。
・ミニ講義
・課題の発表+フィードバック
課題に関しては何らかのAIに関するワークシートを講師の方と相談して用意し、事前に取り組んだ課題を生徒が発表します。人数によって発表時間を決め、生徒と講師の方のやりとりの時間を最も重要した構成にすることが大切です。

ワーク
以下が今まで行った講師の方とワークシートの例です。
参考にしてもらえればと思います。

ZOZO NEXT
野口竜司さんをゲスト講師にお招きしたときのワークシート

ZOZO NEXT 取締役 CAIO 野口竜司さんをお呼びしたときのワークシート


※参考にさせて頂いた野口竜司さんの書籍

ugo株式会社:ユーゴーカブシキガイシャ
松井健さんをゲスト講師にお招きしたときのワークシート

ugo株式会社:CEO 松井健さんをお呼びしたときのワークシート

応用編

生徒に余力のある場合は、応用編として以下の教材を使用します。

Python2年生 データ分析のしくみ、Python3年生 機械学習のしくみ


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