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武士の魂は永遠に

 今日は、三島由紀夫先生の53回忌にあたる。
3年前の50回忌に参列させて頂いたことがある。執行草舟先生の講演等、三島先生と交流があった方々が参列されていた。
 
 偉大な業績を残しながら、最期は思想に殉じ、肉体を滅して魂を永遠に活かす道を選ばれた三島先生が自決されたのが45歳。それから半世紀が経ち、私も先生と同じ45歳となっていた。私も本当に本当に微力ながら、先生の魂を受け継ぎ、日本の国柄、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を護る為に、何かやろうと心に誓ったことを思い出す。
 
 毎年先生の命日には、護るべき日本、何を護れば日本を護ることになるのかについて、深く考えさせられる。その度に日本の現状と、自身の遅々とした前進を恥いるばかりである。
 
 先生が生前残されていた日本に関する予言は、半世紀が過ぎた今、怖いほど当たっている。物質的にはある程度、恵まれているが空っぽでニュートラルな抜け目のない、東洋のある島に住む経済大国?親が子を、子を親が殺す。LGBT、アメリカの言いなり…キリが無いが、本当に恐ろしく的中している。
 
 半世紀前の世間は、著名人も含めて、三島先生をほぼ気狂い扱いしていたように思う。しかし、今は、まだまだ少数派ではあるが、先生の命を懸けた行動の意味を理解しようとする人が増え出したのではないかと感じる。流石にこのままでは、いけない。何とかしなければ日本は滅びると感じ始めた人が、先生の魂に共鳴しているのだろう。

 私も、本当に情け無いほど微力ながら、日本を精神的に復活させる為に、自分に出来ることを全力でやる。そう誓いを新たにした。

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