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映画「親密さ」

予備校生の時、ある友達と海を見へいって浜辺におちていたクラゲを分け、ふたりで食べて帰りました。

数年後おなじ海へ、ほかの友人と行ったとき、帰路で衝撃的な話をきき、ただその余韻のなかにいるだけでせいいっぱいで、どこへ行くでもない電車にふたりで乗り続けました。

また、別の友達と箱根まで歩く旅をしよう。と出発し、とちゅう谷間のたかいところを電車がはしる、桜のきれいな集落にたどりつき「ひとやすみしよう」と腰かけるとまもなく、今みかんとってきたところだよ、あげる、と住民の方から頂いたみかんがすこぶる美味でした。

話の内容どうこうっていうより、この人といっしょにいると内蔵が攪拌されるなあということってありますよね。
そういう映画でした。

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