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未体験ゾーンの五月病

連休は、始まれば終わる。

社会人になってから一度もやったことのなかった、何も予定のない大型連休。気の向くままに好きなことをやって過ごす。そこからの社会復帰(ただし自宅勤務)って、完全なる未体験ゾーンである。

いや、正月休みとかそれなりにまとまった休暇とか取ったことありますけども、仕事復帰=出勤だったから。仕事用PC起動して「業務開始します」でここからは仕事。まあできますけども……

そして、ここにきてできることが無くなりつつある。相手方の体制の問題なので、どうしようもない。それでも1日分の仕事をしないわけにはいかない。どうしろと。やれること、いつかのためにやっておくこと、勉強とか、何か捻り出そうと思えばあるんだろうけれども。

思えば、たまたま。今こうやって家で過ごしていられること。自分も家族も。喉元過ぎたら今の心配事なんてみんな忘れて、また通勤電車で仕事にいって、週末はなんとなくぶらぶら出かけていって、もっと時間があればあれもこれもできるのに、と文句を言いながら過ごすのだろうか。

「距離をとって、家に居て」
それはある意味では快適なことではある、少なくともわたしにとって。でも、ずっとそう言われ続けたお陰で、人の中に身を置くことが怖くなってきているように思う。それほど恐れるものか、と分かってはいるけれども。ヒステリックになるようなこともないけれども。次に通勤電車に乗るとき、わたし耐えられるだろうか?

とかなんとか、他にもいろいろ。暇に任せて不安を募らせている。ちょっと経験したことのない五月病。

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